世界の涯てに(1996)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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世界の涯てに(1996)

[セカイノハテニ]
Lost and Found
(天涯海角)
1996年上映時間:111分
平均点:6.00 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
ドラマ
新規登録(2003-10-15)【そうしょくみ】さん
タイトル情報更新(2010-05-07)【にじばぶ】さん
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監督リー・チーガイ
キャスト金城武(男優)チュン
ケリー・チャン(女優)ケリー
マイケル・ウォン(男優)テッド
ジョーダン・チャン(男優)
チョン・ダッミン(男優)
ジェームズ・ユエン(男優)
ジョー・マ(男優)
マリア・コルデロ(女優)
テディ・チャン(男優)
脚本リー・チーガイ
撮影ビル・ウォン
製作リー・チーガイ
衣装シャーリー・チェン
字幕翻訳岡田壮平
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1.《ネタバレ》 あるサイトで評判だったので期待して見ました。 よかったです。思うに、今、日本で連ドラみたいな形で放映されても、 ブレイクすると思うくらい脚本がすばらしいです。 じわじわとくるし、サスペンスみたいな謎解きもあるし、世界がきれい。 このきれいすぎるところを、嘘っぽいとか見たらだめだけど・・ 限られた命の主人公の女性ケリーが、全然哀れとか狙ってるように見えない。 希望という形のないものを探すのですが、出くわす人らは希望のない人ばかり。 希望=生きがいなんだけど、その薄命の彼女が仕事以外に見つけたものは、 やはり形ある人間なんですね。形のない愛を持つ。 そのお相手が「世界の果て」の写真を見せるんだけど、 墓場と老人しか住まないという死の島。でもうつくしい。 回想シーンやわからないところもあるのですが、 この自分探しの謎解きが気になって見続けました。 その船員との恋は故郷へ彼が帰るということで、 恋は終わるかなと思いました。その前に出会ってたのが、 金城君演じる捜査屋です。船員を見送るまでは友達くらいの関係だったのに、 いなくなるとそばにいる人が大切で、特に時間も残っていない彼女にとっては と思います。が、病院に運ばれ心配する彼に目線を合わせない。 彼女は彼を捨てて船員の故郷に走る。それは、船員のほうを 選んだのではないということがわかるから、ラストが読めそうなんだけど、 それでも応援してしまうくらい恋がきれいな愛に変わっていた。 ・・ここからは書きませんが、泣けましたよ。ケリー・チャンの キリッとした顔は、死をも恐れない自分の意味を探す清さ強さ。 金城武はまだ若くて近所のお兄さんみたいだったけど、人のよい表情と 子犬のような目は、反則泣かせ系置き去り<神様、もうすこしだけ> を、思い出しました。あ、けどこっちの方が脚本は濃くないので。 ラストもよかった。コミカルで明るくて、泣き笑いができます。 それにしても哲学的な映画です。言葉がすごくよい。 この監督は脚本の才能がありますね。 バラ園のエピソードは現実主義だし、子供の絵(絵に顔がないのはわかるような) も、セラピーとかで使われてそうだし。金城がつく嘘の必然性も、すごくわかる。 ケチのつけようがない良い映画なんですが、わかりにくいところと 淡々と運んでいくところも気になったので・・
アルメイダさん 8点(2004-09-28 07:26:21)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
218.33%
318.33%
418.33%
500.00%
6433.33%
7325.00%
818.33%
900.00%
1018.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review2人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 7.50点 Review2人
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