48.《ネタバレ》 大変良い。デンゼル・ワシントンさすが。実話ものならではな重厚感があるけど、この人じゃなければこの作品は成立しないよね。長いけど、中だるみなくみれたから、全体的な構成もうまいとオモイマス。 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-01-20 06:08:45) |
47.免罪で殺人罪が適用されて、22年も投獄された実話。デンゼルワシントンの寡黙に耐える好演ぶりが光る。こんなことってあるのか?とこっちが叫びたくなる様な作品である。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 8点(2017-01-29 00:29:17) |
《改行表示》46.《ネタバレ》 素晴らしいヒューマンドラマ映画でした。 好きなアメリカのヒューマン映画でTOP10に入るかもしれません。 闇に落とされた英雄ルービンカーターと少年との心の交流が生き生きと描かれます。 この少年というのがまた心の綺麗そうな少年です。 カナダの慈善団体?のさり気なさもそうですが、 彼らの優しさがルービンカーターの心の牢獄をそっと包み込み、 やがては彼をそこから解放するかのような過程が観ている側も非常に癒されます。 人種差別の歴史は憎しむべきものだといえます。 なのでこういう映画を見ていると自分は得体のしれぬ黒い憎しみに囚われるのですが、 この映画は不思議とそういった感情に自分が支配されることは少なかったです。 判決が下された時に相手側はあまり映されなかったと思います。 そういった憎しみに偏らないようなところが好感の持てる映画でした。 この映画の登場人物の何人かには聖人の姿がほんのりと重ねられているためか、 何か神聖な雰囲気さえ感じられました。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-04-02 23:12:51) |
《改行表示》45.《ネタバレ》 最初の90分くらいが理不尽すぎて、ひきつけられながらも、フラストレーションが溜まります。後半までに尺を使いすぎたためか、ラストはかなりあっさり終わっちゃうのですね。実際の裁判なんてそんなものかもしれませんが、これは実話をもとにしていても『映画作品』。16年ですよ、16年。その重みをラストでもう一度感じるエピソードが欲しいものです。 なぜリサ・サム・テリー、そしてレズラ達は、今までの支援者達と違う結果を出すことができたのか。もしかすると、16年という歳月が、アメリカという社会が成長するために必要だったのかもしれませんね。そこに偶然居合わせたのが、その4人であった可能性はあると思います。 まあなんにせよ、ここまで理不尽な目に合わされ続けてきた人にとっては、希望を抱かさせることさえ残酷なことだと知りました。今回のケースは冤罪を晴らすことができたからまだ良かったが、もし連邦政府に提出した新証拠が認められなかったらと思うとゾッとします。 彼が希望を捨てるシーン。それは、妻に離婚を告げるシーンであり、レズラ達に面会・手紙の拒否を告げるシーン。それぞれに目頭が熱くなりました。 この事件を利用して出世した方々。デラ・ペスカ刑事だったり、当時の検事だったり、判事だったり。そもそも最初の裁判で陪審員が全員白人ってのも作為的なものを感じます。無実やアリバイを証明できる人たちは、劇中で明言こそされていませんが殺されている可能性すらあります。そういった病巣に対する社会的な責任の言及、罰が無い限り、本当の意味でのカタルシスを本作から得ることは難しいかもしれないです。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-03-23 01:32:48) (良:1票) |
《改行表示》44.差別や陰謀に屈しないハリケーンの強さと、危険を省みず彼を救おうとする仲間の姿に感動した。 ボクサーとしてではなく、一人の人間としての彼の人間性や哲学が繊細に描写されている。 ボブディランの曲も良く、彼が何故万人から愛されるのかわかった気がした。 【チートイ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-01-31 20:57:54) |
43.《ネタバレ》 好きな作品なだけに単なるボクシング映画ぽく見えるパッケージなどのビジュアルに不満。映画の尺に分かりやすくまとめるために、少年とともに協力した大人は3人のキャラクターに集約されているそうだが、そうした便宜的修正はあるものの実話だというのも胸を打たれる。主人公に手紙を書いてみようと思う、純粋な若者の好奇心とエネルギーは羨ましい。この映画と『小説家を見つけたら』は、いつかセットで鑑賞してみたいと思ってます。冤罪ものとしても、フィクションなのに救いようのない『それでもボクはやってない』とは比べ物にならない良さで、こういう映画を見ると、映画の最も大事な仕事は「人間(あるいは世の中)に失望しない」気持ちを鑑賞者に与えることだと思います。 【だみお】さん [DVD(吹替)] 8点(2010-01-10 03:33:19) |
42.《ネタバレ》 むかーし人に勧められた記憶があったのでみてみました。実話の重みを感じるし、当時のアメリカの差別の理不尽さを強く感じさせ、飽きさせずにぐいぐいみられました。ただ、それはデンゼル・ワシントンの演技に頼るところが大きいように思います。結局カナダ人3人がなんでここまでできるのか、最後までよくわからなかったし。もうひとひねり映画としての工夫があってもよかったかな、と思います。ただ、これがついこの前の話なのに、今や黒人が大統領になっているという現実を思うと、感慨深いものがあります。 【まれみ】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2009-02-02 12:52:28) |
《改行表示》41.《ネタバレ》 冤罪事件そのものよりも、それを出世の手段にしてしまう人間の存在や根底に潜んでいる人種差別の姿に恐ろしさを感じてしまいましたね。そんな絶望的な状況の中でも鋼のような精神力で無罪を勝ち取った主人公の姿には感銘を受けましたし、そういった理不尽な状況を見過ごさずに彼を支援し続けた人たちの存在があったことは「まだまだ世の中捨てたものじゃない」という希望を持たせてもらいました。 ただ、たまたま主人公は救われましたけど、ひっそりと抹殺されかけている多くの「ハリケーン」達がまだまだこの世の中には多く存在しているのかと思うとぞっとします・・・・・。 【TM】さん [地上波(吹替)] 8点(2008-12-20 20:09:08) (良:1票) |
40.《ネタバレ》 黒人の扱われ方に怒りを覚えましたが、あの時代ではあんなものだったのでしょうか。最後がハッピーエンドでホントに良かったです。デンゼル・ワシントンは存在感ありますね。孤独な男を上手く演じていたと思いました。 【民朗】さん [地上波(吹替)] 8点(2008-08-09 10:41:07) |
39.冤罪について考えさせられる映画。デンゼル・ワシントンは相変わらずの存在感。 【あるまーぬ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-08-01 01:57:27) |
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38.《ネタバレ》 長いですけど、その分最後は救われて良かったという安堵感が沸き上がってきます。それにしても酷い話だ(映画じゃなくて、実話そのものが)。こういう善悪の区別が付かない人間が権力の座に付くと、ろくな結果を生み出さない。犠牲者はとことん悲劇です。 |
37.《ネタバレ》 エンターテインメントとしてのカタルシスは弱いし、ストーリー前半に時間を割き過ぎ。 カナダ人達の動機の描き方も希薄。 偽証や隠蔽工作を暴いていく過程も蛋白すぎるとは思う。 けれど、やはり実話である。 そして、正々堂々と戦って正義を勝ち取ることに意味があるのだと思う。 「冤罪で投獄された刑務所内でひたすら処世術を駆使し最後には脱獄して本当の犯罪者に落ちる」という某人気映画がもたらす感動がいかに軽々しいものであるか実感できる。 再三に渡る再審却下の憂き目に折れそうになる心を奮い立たせ、何度も立ち上がる男の姿。 物語はひたすら淡々と進むけれど、無罪の者が無罪を晴らす、これを本当のカタルシスというのだと思う。 【とっすぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-09-04 22:50:14) (良:1票) |
36.《ネタバレ》 けっこう良い話だ、というか辛い話でもある。ボブ・ディランの歌は確かに聴いたことがあるし、無実のボクサーを救えというメッセージに共感を覚えた記憶はある。ただ、作品を観る限りでは、スーパースターのセンセーショナルな歌とはいえ、地道な事実の積み重ねと粘り強い活動にはかなわないんだな。主人公の閉ざされた心が、カナダ人たちにより少しづつ開かれていく課程は良く表現されていたが、やはり、なぜ彼らがそこまでするのかが今ひとつ伝わらなかった。ロッド・スタイガーの迫力にはさすがの悪刑事も平伏すしかないな。あのでかい顔と体が、さしずめ葵の紋所になったみたいだ。 【パセリセージ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-30 22:49:33) |
35.実話を基にした話、というのがポイント高いです。本当に彼は冤罪だったのか気になるところですが・・・感動しました。 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-23 14:52:41) |
34.デンゼル主演じゃなかったら絶対観なかったけど、観て良かったな。確かに実話だから映画的な面白さには欠けていたかもしれないけど、それでも、冤罪・正義・偏見・良心・友情…いろいろ考えさせられたかな。勧善懲悪の映画だけど、その過程で失われた様々な人間らしい生活を考えると、ぞっとするし、「正義は勝つ!」って素晴らしいことだと思うけど、それを証明するのにはこんなに難しいんだと実感させられた。ただ、ハイライトであるはずの16ラウンドがちょっと簡単に終わりすぎてるような気がするんですが。ちょっと不満要素かな。 【銀次郎】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-09-23 22:18:21) |
33.見たのは3度目になりますが、こういう話は大好きです。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 8点(2005-03-12 16:57:45) |
《改行表示》32.たらたら人生の自分には、骨身に沁みた。 それと権力の怖さに尽きる。 【KINKIN】さん 8点(2005-01-22 21:05:32) |
31.独房の中にいると人間は哲学的になる。ボクサーという肉体労働者が知的な存在に変わる。生まれに起因する差別や偏見は正義の実現を妨げる。訴訟社会のアメリカでは、法的な正義よりも技術的な勝ち負けが争われることが多い。正義とは何か?もし同じ事が我が国であったとしても、同じような正義の実現が可能であろうか?ストーリーとしては地味ではあるが、じっくり考えさせられる作品である。デンゼルは肉体改造をして見事にボクサーを演じていた。少年との出会い、そしてお互いに人間的に成長する過程も素晴らしい。無償の弁護を続けたデビッド・ペイマーとハリス・ユーリンも味があった。もちろん、最後に登場するロッド・スタイガー演じる判事の怪演も見事。ただ、背景にある巨悪に対する描き方が中途半端に終わったことが残念ながら減点。 【オオカミ】さん 8点(2004-09-12 02:14:13) (良:1票) |
30.楽しめました。この作品にに限らず、冤罪物は見る度に自分の身内の事の様に手に汗を握ってしまいます。権力とは本当に怖いですね。出来ればラストで真犯人と黒幕を暴いて欲しかった。 【クロ】さん 8点(2004-08-19 15:43:49) |
29.スゲーよかったです!!最近ずーとデンゼル・ワシントンの映画ばかり見ていたんですが、なんかマルコムXとか遠い夜明けで主人公達が報われなっかたのでハリケーンで裁判を勝った時すごくうれしかった!! 【はりマン】さん 8点(2004-08-17 18:08:51) |