《改行表示》45.《ネタバレ》 邦画コーナーでたまたま手にとった作品ですけど、大当たりでした! 高校生の花とアリスの友情と恋愛を描いた作品ですが、大人が楽しめるドラマ! また、話の至るところで、笑いをとっきて、そのどれもがおもしろい! ・幽霊より人間のほうが怖くない?ストーカーとか!といいながら、盗撮するアリスと花。 ・先輩の夢の話。 (花が警察につれてかれる夢、ナメクジに追い回されて振り返るとそこには花) ・おにぎりサンドを食べて、「味噌汁と牛乳どっちも欲しくなるね」 ・ジャングル大帝のキリンの登場シーン。 ・アリスの携帯の着信音が、サイレン! どれも笑ってしまいました。 しかし、花の嘘がよくもこうスラスラとでてくるし、 それを信じる先輩には少し無理があったと思う。 (クラスの友人に聞けばわかるだろうし) 2人の恋愛関係も切なくよかったです。 アリスが、次第に、先輩のことを好きになっていき、 トランプを、机の引き出しの奥にしまっといて。というところ。 (お父さんの万年筆のプレゼントのセリフがいきてきます) 花が、先輩に泣きながら、アリスのことが好きだったら、それは本当の恋です。 というシーンは、熱演だったしこれも切なかった。 最後2人の笑顔で終わり後味のいい作品でした。 おすすめです。 【へまち】さん [DVD(邦画)] 8点(2017-08-11 21:22:49) |
《改行表示》44.蒼井優に恋するための作品。 細かい演出が冴えている。 【プラネット】さん [DVD(邦画)] 8点(2017-07-14 21:18:48) |
43.2時間を超える長い映画ながら、中だるみしそうなテーマを飽きさせずにみせるあたり、岩井俊二監督の力量と言っていいだろう。飛び抜けて美人というわけでもなく雰囲気美人の蒼井優が若いながら演技力が抜群で、才能を感じさせる。ハリウッドスターにも共通のことがいるのだが、いろいろな俳優と浮名があったほうが演技力はたけてるということか。 【シネマファン55号】さん [インターネット(字幕)] 8点(2016-02-10 13:55:55) |
42.光を美しく見せる、岩井俊二らしい映像でした。記憶喪失云々絡みのストーリーはそれほど好みではありませんが、ドラマでは決して表現できない、まさに映画らしい映画だと思います。蒼井優って、こんなに華のある女優だとは知りませんでした。鈴木杏も昔から好きでしたが、女優として、持っているものの違いを見せつけられたような感じです。クライマックス、ただバレエがうまいというだけでは、あれほどの素敵なシーンは生まれませんよね。駅名などの小ネタやチョイ役は不要だったのでは? 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-09-17 18:17:57) |
【アフロ】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-06-20 03:26:52) |
《改行表示》40.《ネタバレ》 上手く説明出来ないんだけど、ホワッとしてて心地良く好きな映画です。 岩井俊二らしい映像美と主演の2人の自然な会話に、オープニングから引き込まれました。 特に、蒼井優の存在感につきますね。 彼女あっての映画だと思います。 彼女は特別 美人て訳じゃないんだけど(失礼)、なんて魅力的な女優なんだろう・・・ 今まで特に気にしていなかったんだけど(寧ろ何でチヤホヤ騒がれているんだろう・・・くらいに思っていたけど) 彼女の出演している映画を何本か観たら納得です。 素晴らしい女優だと思います。 この作品を鑑賞後、私は記憶喪失になってしまいました・・・冗談・で・す・よ(笑) 【ぐうたらパパ】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-02-09 05:07:22) |
《改行表示》39.《ネタバレ》 岩井俊二ってハマる作品とつまらないと感じる作品と両極端なんだけど、この作品はハマった。 花のウソにだまされる先輩はバカっぽいけど、花とアリスの台詞のやりとりはほのぼのとしていて時に笑わせてくれる。アリスが父親から聞いた言葉を先輩に言うシーンとか、伏線もうまく張られている。どちらかというと友情のため身をひいたり、紙コップで得意のバレイを披露する蒼井優がおいしい役どころとは思うが、「ヒマラヤ杉に降る雪」や「リターナー」等個性的な役を演じてきた鈴木杏の「普通の女子高生」も引けをとっていない。リラックスして見れる良作。 【きーとん】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-07-17 10:54:27) |
38.《ネタバレ》 三角関係、父と娘の関係、花とアリスのそれぞれの立ち位置など、随所で駆け引きがありますが、比較的分かり易いので解説するまでもなく、むしろ親切に設計されています。私は岩井俊二監督が描くような世界観は苦手なのですが、この映画は受け付けられました。最初は無理かも・・・って思ってたけどいつの間にか花とアリスの動向が面白くて見入っていました。ユーモアたっぷりでたくさん笑えたので、内容を忘れた頃にもう一度見て、楽しみたいと思わせてくれる映画です。 【VNTS】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-06-23 17:52:28) |
37.なにやら「こっぱずかしい」感覚や「痛い」感覚があり、それが現実逃避の自己陶酔としても心地よいです。自分は全然ロリコンではないと思ってるんですけど・・・・この蒼井優はカワイイ。本作は、荒唐無稽なストーリーでいい年した大人がはまるのは恥ずかしいような世界を魅力的に構築し、不条理な現実の中から純粋で誠実で輝かしいものをつかみ出そうとする「こっぱずかしい」試みです。この監督じゃなければこんな試みはできないし、サマにならないでしょう。たぶんこの映画(監督)嫌いな人は軟弱で甘えた精神性みたいなのが感じられてイヤなんでしょう。でも、偽善だとしても優しいですよ。人を見る目が温かいですよ。すごく。俗世の我々にこんな優しい世界を見せるのは逆にかなり残酷とも思います。 【しったか偽善者】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-04-07 01:33:06) |
36.これによって私の中で蒼井優最強説が確立されました。彼女の独壇場です。 【秀吉】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-10-10 00:09:02) |
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《改行表示》35.とにかく美しい映像と音、美少女の為の映画。いつも思うんだが、岩井俊二ってド変態でしょ(褒めてます)。ヘナチョコな脚本も、冗長さも、この美しい世界に入ると必然のように感じられます。 鈴木杏の存在感、そして何より蒼井優の美少女っぷりを存分に堪能できました。ダンスシーンの長回しからは監督の荒い鼻息が聞こえてくるよう。 未成熟な美少女好きのための、ある種のファンタジー映画ですな。カメオ出演者が多すぎなのが余計。この映画に高得点をつける人はたぶん変態です(嘘)。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-07-15 17:18:16) |
【Balrog】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-07-06 23:41:28) |
《改行表示》33.《ネタバレ》 見るのは2回目。久々に見たらもの凄く面白かった。 笑いのツボがはまった、と言った方が正しいか、 「アリス特製、おむすびサンド~♪」は吹いたwおにぎりをパンで挟むなww 鈴木杏と蒼井優のやりとりが本当に素晴らしい。 本当にそうとしか言いようがない。 プラス、あちこちにクスリと笑いを誘う小ネタがあちこちにあってびっくりした。 あの絶望的に暗い「リリィ・シュシュのすべて」の次に、 このような正反対な明るい映画を作れる岩井俊二は凄いなぁ。 【ふくちゃん】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-06-21 20:19:32) |
32.《ネタバレ》 蒼井優の魅力に尽きる!これを観たら惚れるよ。鈴木杏も皆が言うほど悪くはない。舞台裏でのスゴイ泣き顔が良かった。岩井俊二の作品では、珍しく不快感の残らない、徹頭徹尾メルヘンな寓話だった。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-05-19 06:52:15) |
《改行表示》31.以前、「リリイ・シュシュのすべて」を劇場で観ました。二度と岩井俊二監督の映画は観るまいと思いました。私にはなぜこんな話が作られねばならないのかが理解できなかったからです。それほどつらいし、悲劇的過ぎて、リアリティに欠けると感じたからでした。「そこまでやるか?」と言うのが正直な感想でした。完全に閉じられた世界、完結した世界がそこにはありました。しかし、今回、同様に完全に閉じられた世界の物語であるこの映画を観て、少し印象が変わったような気がします。少し、観方が分かってきたと言うことかもしれません。外界の騒音には耳を閉ざし、この映画の中に入り込んでみると、そこには魅力的かつリアルな世界が広がっていました。ただただひたすら美しいですね。カメラワークがとても素敵です。主役の二人の魅力を余すことなく100%伝えてくれていると思います。 しかし、同時にそのように映画を観ることは、私には非常に困難であることもわかりました。たとえば、最後のバレエシーン。確かに美しいですが、私にとっての「映画」からしてみると全く不必要な場面です。ですが、この映画を「内側」から観れば、紛れも無くこの映画の画龍点睛となる場面、パズルの最後の1ピースとなるべき場面です。そういう観方を心がけ、次は「リリイ・シュシュのすべて」に再挑戦です。 【枕流】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-01-20 19:51:55) |
30.《ネタバレ》 私は数年ほど映画鑑賞から遠ざかり気味だったのですが,この作品を契機に鑑賞頻度が上がりました.「あぁ,やっぱり映画は良いな.」と思わせてくれた作品です. 前半は物語に入り込めず,ひどく退屈な印象でしたが,アリスと父親のデートの辺りからぐいぐい引き込まれていきました.先輩とのデート中や別れ際にアリスが示す言動は,全て父親との想い出をなぞる形になっていますし,父親に対するアリスの思慕,若干ファザコン気味の思慕が,後半の主要なテーマになっていると思います.その点,父親への切ない想いを豊かな表現力で演じきった蒼井優は,実質的な単独主役であったと言えるでしょう.特に,プラットフォームで父親と別れるシーンや,想い出のトランプカードに気付くシーンでの表情の移ろいは出色でした.最後のダンスシーンが切ない輝きを放ったのも,こうしたシーンの積み重ねがあったればこそだと思います.岩井俊二の音楽も,とても印象的で良かったです. |
29.《ネタバレ》 花の極悪非道っぷりに大笑い。恋する乙女ってホント罪深い(笑)。今どきの娘らしい身勝手さ全開の花に比べると、アリスの方は随分と大人です。その家庭環境の分だけ、彼女のほうが花よりも少しだけ先を歩いているようです。オーディションで自らが進む道を切り開くアリス。その見事なバレエは、見る者のこころを掴みます。もち、パンチラという意味ではなく。花のほうも今回の件で少し成長したようです。先輩にウソをついていた事を告白するシーン。顔はぐしゃぐしゃ。ちょっとやり過ぎです。でも先輩に直接顔を向けてはいないので、不自然ではありません。そのぐしゃぐしゃは彼女の心そのものです。自分で蒔いた種を刈るのは当たり前のこと。でも意外とそれは難しい。逃げるほうが遥かに簡単だから。彼女は勇気を見せてくれました。2人の心が伝わってくるから、他愛のないお話にでも共感できます。「ハートのトランプを見つけた時にだけ私を思い出して」なんて、安いドラマの見すぎです。2人の恋愛は“ごっこ”のレベル。でも胸の痛みは本物です。苦しい気持ち、切ない思いを沢山経験して、みんな大人になっていく。もっとも本作で一番傷ついたのは、花でもアリスでも寿限無先輩でもなく、下ネタで玉砕した“なんつって”師匠だと思いますが。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-08-06 18:11:56) (笑:1票) |
《改行表示》28.やたらキャストが豪華で、相田翔子とか、伊藤歩とか、ふせえりとか、木村多江とか、広末涼子とか、鈴木杏とか、なんかいっぱい出てきたけど、やっぱり蒼井優の存在感が凄い。 何しろミニスカートの制服の女子高生が紙コップとガムテープでバレエですからね。 そんななんだかよくわからない映像をあそこまで美しく表現できるのは、彼女くらいでしょう。 ストーリーもなんだかよくわからないけど、記憶を失くしちゃうことってよくあるんですよね。 コメディだけに終わらず後半はちょっといい話にもなってて、良かったですよ。 なんだかよくわからないけど、泣いちゃいました。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-07-26 17:18:46) |
《改行表示》27.《ネタバレ》 鈴木杏演じる花と蒼井優演じるアリスの日常を描いた少女漫画を元にしたような作品。 その2人が役にはまり役で、したたかに嘘をついていく花と、子供な母親をもつアリスの自然体でふざけたりするところなどは笑えながら楽しめました。嘘をつく時の下手演技も嘘をつきなれていない感じが非常にリアルですし、バレエを踊る姿も非常に素敵です。 撮り方などいかにも映画的というより、ナチュラルに作られています。 いい日本映画だと思います。監督もこのキャストで撮れたことに満足しているんじゃないでしょうか。 蒼井優は、フラガール・鉄コン筋クリート・虹の女神など役者としてモデル出身とはレベルが違うなと、毎回感心させられます。それぞれの役割はあるんでしょうが。 【コショリン】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-07-25 17:38:10) |
《改行表示》26.ショートフィルム版は花の恋というドラマをしっかりと軸に据え、かなり完成度の高い仕上がりになっていると思います。 しかし、映画版はアリスのエピソード(家族やオーディション)を入れたために散漫になってしまった感がある。 どれも印象的なものでしたが、メインストーリーにとって有機的な意味合いを与えてはいない。付加された記憶喪失を用いたシチュエーションも秀逸なだけにもったいない。 サービスのつもりだったのかもしれないけれど、作品に仕上げることを優先してもらいたい。 【カラバ侯爵】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-03-18 23:39:14) |