25.《ネタバレ》 ネタバレ的なことを書くのは嫌いなんですが、ラストの笑顔の意味について、私なりに解釈してみます。あれは、焼死体が替え玉であると見抜き、ウッズが生き残ったことを確信した笑みだったのではないでしょうか。もともとデ・ニーロはウッズを死なせたくない一心で内通したわけですから。またウッズも、デ・ニーロが見抜くことを見越して焼死体を使い、生き残ったというメッセージを伝えたのだと思います。ついでに言うと、清掃車に飛び込んだ(ように見せかけた?)のもウッズの替え玉だと思います。ここで伝えたかったのは、もう二度と会わない(会えない)ということ。つまりウッズは同じ手を二度使って、デ・ニーロと“言葉以上の会話”をしていたんじゃないでしょうか。そう考えると、かなり重厚な友情物語になりませんか? ちなみに私が観たのは完全版です。 【眉山】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-04-10 00:43:07) (良:3票) |
24.《ネタバレ》 - Once Upon a Time in America - “むかしむかし、アメリカでは…。” 多分小~中学生くらいの頃にテレビの洋画劇場の前・後編で観てるんだけど、血が飛び散るバイオレンス強めのマフィア・モノって結構苦手で、怖がりながら観ていた記憶があります。 印象深いのはジェニファー・コネリーのお人形さんのような美しさと、ペギーにあげるケーキをパッツィが食べてしまうところ。少年時代、青年時代、初老の現代と行き来する辺りが、当時の私には難しかったかな。 当時テレビで観たバージョンがどれか解らなかったけど、きっと通常版だろう。今回再視聴したDVDは上映時間から完全版のようです。 コーヒーをかき混ぜるヌードルスの無言の圧が凄い。あの時間の息苦しさ。喫茶店に行くとついついヌードルスごっこしてしまいます。 現代のデボラの見せ方も上手かった。青年期と変わらない美しさが、舞台のメイクを落とすと徐々に目尻のシワが観えてきて…この白塗りメイクの下に老けメイク入れておく観せ方。35年の月日の観せ方の上手さ。街の景観の今昔。街から見上げるマンハッタン橋がとても印象的。現代のライトアップされた姿もまた時代の経過を感じさせるアイテムとして効果的に映っていた。 観ていた当時はそんなに感じなかったけど、こちらのレビューを見ると、確かに後半不可思議な部分があるね。 ~『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ/完全版 』に続く~ 【K&K】さん [地上波(吹替)] 8点(2022-10-12 09:52:48) |
23.この作品ならではの雰囲気と音楽に堪能できました。さらに裏切りが長時間を忘れさせてくれるストーリー展開。デニーロの名演も文句なしです。 |
22.ラストの意味があまり良くわからなかったのがとても悔しい作品でした。しかしそれまでの厚みのある構成と音楽、雰囲気がとても好きです。長さも気になりませんでした。ロバート・デ・ニーロは最高の役者です。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-09-29 22:13:02) |
21.《ネタバレ》 長時間なので覚悟して見ましたが、意外と時間が早く過ぎて、ストーリーに引き込まれました。 「ゴット・ファーザー」のように血の絆とかファミリーとかなり重々しい映画かと思いましたが、少し肩透かしの感じ。 この映画は、あまり細かい事は気にせずに、ストーリー展開(回想と現在のやりとり)に身をゆったりと浸からせて、約40年の時間の縦軸というか時の流れを味わう映画なのでしょう。「アナポーラ」を耳にしながら。 デニーロは好きな俳優で、今回もいい味を出しています。テンポの良い映画で出てくるのもいいけれど、この映画のように、ひとつひとつの演技を「ゆっくりと見せる」役もいい感じです。ジェニファー・コネリーも可愛らしかった。 それはそれとして、この映画のラストの2シーンだけはどうも気になります。ひとつはパーティの夜のデ・ニーロの友達の行動と、その後の回想シーンのアヘンを吸った時のデ・ニーロ本人の笑みの意味。特に本人の笑みを監督は何故最後に持ってきたのだろう。 色々な解釈ができるだろうけれど、スケールの大きい映画なのだから、「何故」と思わせるよりもっと素直に感動に浸ることができるエンディングにすればよかったのにと思いますが。 【たくみ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-01 21:20:32) |
20.2回目鑑賞。一昔まえのアメリカでの悪がき仲良しが裏社会の大物として伸上がっていくものがたり。感心できる題材ではないが友情、裏切り、成功、挫折。 悪に成り切れないデ・ニーロの葛藤が良い。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-10-06 14:25:56) |
19.《ネタバレ》 DVD買おうかと思ってたら、BSで放映されてましたのでがんばって観ました。これだけ長い映画はDVDで観るべきですね。実はこの映画でジェニファーのファンになりました、出番は少ないけどね。 【ないとれいん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-09-19 13:02:02) |
18.完全版を見たので長かったです。でも、飽きずに見れたし面白かった。デニーロ素敵。 【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-06-12 13:44:35) |
17.長かった。本当に長い映画だった。面白かった。 【STEVE-O】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 07:45:58) |
16.最後のゴミ収集車には、なにか意味があったのかなかったのか、気になってしょうがない。 【しまうまん】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-08-27 15:15:34) |
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15.まだまだ、俺には無理な映画だったようです。かといってつまらないというわけなどなく四時間があっという間に過ぎていきました。皆様のレビューを見ていてわかった所もあり謎が深まったりもしました。タイトルどうりの昔々のアメリカを駆け抜けたひとりの人間の悲しい現実と虚しい幻想の一大絵巻。とくと御覧あれ!(かなり難しいけど)。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-02-25 01:02:48) |
14.デ・ニーロとジェームズ・ウッズが渋かったです。少年時代の話が印象に残ります。昔のニューヨークの街並みと音楽が素晴らしかったですね。ジェニファー・コネリーが可愛かった。 【ギニュー】さん 8点(2004-10-21 20:41:03) |
【ぶらっくばぁど】さん 8点(2004-10-04 20:38:32) |
12.この映画の特色のひとつは、解釈の多様性といわれていますが、多様すぎるためやや何でも有りの感もあります。そういう人はぜひとも解説を聞いてみてください。本作の解説者はたくさんの論点を指摘してくれるし、同時に妥当かつ無難な解釈も教えてくれます。この解釈はDVDの市販版には収録されているようです。 【malvinas】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-07-26 16:09:07) |
11.これは女性が見ると、ちょっと反感買う内容でしょうね。私はどっちかというと感覚が男性的だと思うので、割と好きな方でしたが。レイプはやだけど。ジェームズ・ウッズが良かったな。ヌードルスとマックスの再会のシーンはジーンときました。ラストのマックスの笑顔からは、又別の解釈ができますね。 【fujico】さん 8点(2004-01-12 09:38:52) |
10.この映画はいろんな解釈ができるよね。例えばゴミ収集車でマックスはどうなったんだとか、最後のヌードルスの笑顔とかさ、、、。DVDの音声特典で映画評論家の人が言うには、この映画はヌードルスがキセル吸っていて見た幻想なんだとか。そういう見方もあるんですねぇ。なんだかニーチェの名言「事実などない。あるのは解釈だけだ」を思い出します。 【あろえりーな】さん 8点(2003-12-06 02:32:53) |
9.超大作の大傑作、いまさら何もいうこともないです。音楽も良い。別の映画、ドラマで電話のベルがなり続くとこの映画の冒頭をどうしても思い出してしまいます。 【ぴよっち】さん 8点(2003-11-24 22:31:03) |
8.DVDが2980円だったんで思わず購入してしまいましたよ。全体的に退廃的…とまでは行かなくとも、1900年代初頭の情景とかがものすごく伝わってきます。マフィア映画はあまり見ないけど(ただ機会が無いだけ…)この映画はただのマフィア映画ではないです。絆によって結ばれた男たちの、半世紀に渡る壮大な人間ドラマです。ロバート・デ・ニーロのキャラもいい味出してたし、この作品が映画デビューとなったジェニファー・コネリーもこの頃から存在感抜群です(フェノミナの出演がこの作品より後になったのは、ダリオ・アルジェントが大先輩であるセルジオ・レオーネに敬意を払ったからだとか) |
7.少年期からの一生を描いた壮大なマフィア映画。ただの暴力的なマフィア映画ではなく、男と女の情事が絡んでくるのが人間臭くて好きです。ゴッドファーザーとはまた違った魅力がある作品です。 【tantan】さん 8点(2003-07-12 00:10:27) |
6.渋いっすねー。デ・ニーロ、ウッズたまりません。 【Andy17】さん 8点(2003-07-06 20:23:44) |