ゆりかごを揺らす手のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ゆりかごを揺らす手

[ユリカゴヲユラステ]
The Hand That Rocks the Cradle
1992年上映時間:110分
平均点:6.62 / 10(Review 128人) (点数分布表示)
公開開始日(1992-04-11)
サスペンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-05-10)【Olias】さん
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監督カーティス・ハンソン
キャストレベッカ・デモーネイ(女優)ペイトン
アナベラ・シオラ(女優)クレア
マット・マッコイ(男優)マイケル
アーニー・ハドソン(男優)ソロモン
ジュリアン・ムーア(女優)マリーン
戸田恵子ペイトン(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)/クレア(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
佐々木優子クレア(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
安原義人マイケル(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
水野龍司ソロモン(日本語吹き替え版【VHS/DVD/テレビ朝日】)
小宮和枝マリーン(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
曽我部和恭(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
佐久田修(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
仁内建之(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
幸田直子ペイトン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原康義マイケル(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
音楽グレーム・レヴェル
ティム・シモネック(音楽スーパーバイザー&追加音楽)
編曲ティム・シモネック
グレーム・レヴェル(追加編曲)
撮影ロバート・エルスウィット
製作テッド・フィールド
製作総指揮ロバート・W・コート
編集マーク・スティーヴンス〔編集〕(第一編集助手)
録音リチャード・ポートマン
その他ティム・シモネック(指揮)
あらすじ
夫と娘との幸せな生活の中、クレアは2人目の子供を身ごもるが、産婦人科で、医師に不審な診察を受ける。猥褻な行為に及んでいるとしか思えない。彼女と夫は医師会に訴え、他も同様の女性が訴えをおこす。産婦人科医は、訴えを苦に自殺。一方産婦人科医の残された彼の妻ペートンも妊娠中。彼女は、夫の死と財産の全てを奪われることに、衝撃を受け昏倒、流産した上に子宮を全摘される。一方、クレアは無事に出産。ペートンは、自分の過去を隠し、クレアの家庭に住み込みのベビーシッターとなる…。女性の闘いを描くサイコ・サスペンス。
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19.《ネタバレ》 ネチネチとものごとを企む女。衝動的にことを起こすのではなく、自分の演出を楽しむようにゆっくりゆっくりと事件のネジを巻いていく。観客は被害者クレアの戦慄も体験できるが、犯人ペイトンの側から“企む快感”も味わえる。ここらへんがまず楽しい。動機も、「公」的には理不尽なんだけど、「私」的にはそれも分からなくはない、と微妙に観客に納得させるように仕組んである。彼女が狙うのは、赤ん坊の命ではなく赤ん坊の愛情、そして家庭を奪うこと。そこでシナリオのうまさが生きてくる。小道具やセリフが効いてくる。タバコのにおい、ぜんそくの発作、軒に吊るされた風鈴、自転車、イアリング、ライター。日常のなにげないものが一つ一つ緊張を持ち、ラストへ導いていく。音楽で盛り上げることもなく、淡々とシナリオに信頼を置いて話を進めていく。もう少しケレン味があってもいいんじゃないかと思うところもあるが(たとえばクレアが亀の図柄を産婦人科医の旧宅で見いだすところなど、ヒッチコック趣味の監督だったら階段をゆっくり上がっていくカメラが回り込んでいって捉えただろう)、このシナリオを大事にする姿勢が、ジワジワ攻めていくストーリー展開の場合よかった。身近にいてニコニコ笑っている人間が、考えてみると何を心に思っているのかよく分からないという不安。それが家庭という「最終的に安全であるべき砦」の中で起こることの怖さ。それは裏返すと「最終的に安全であるべき砦」を攻略していくスリルでもある。他人の家庭の中で、さらに小さな温室のトイレの中で、論文をびりびりに引き裂いて荒れるペイトンの俯瞰シーン、このとき観客は彼女の執念におののくだけでなく、たった一人敵地に乗り込んでいる兵士の孤独にもどこかで共鳴していたのだと思う。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2009-09-30 12:09:10)(良:2票)
18.《ネタバレ》 妊婦健診の内診て、赤ちゃんのためと思っても正直イヤなものです。カーテンの向こう側でもイヤなのに、アメリカは顔とかも見られちゃうわけ??と衝撃を受けてたら、なんと変態医師だった。さらに自分だけ現実から逃避する卑怯者ぶり。奥さん、恨む相手間違ってるよ~。クレアがペイトンの巧妙な罠にじわじわと追い詰められていく様子に、こちらまで少しずつ溺れていくような息苦しさを感じました。初対面でペイトンの本性に気が付いたソロモンが、いったいどのタイミングであの家族を守ってくれるのか、やきもきしながら登場を待ちわびました。ラスト、ソロモンが作った柵でやっつけられちゃいましたね。エマはちゃんとママを選んでくれましたが、母乳で完全に手なずけられてしまった赤ちゃん、大丈夫かな…。
おおるいこるいさん [DVD(字幕)] 8点(2012-02-10 17:17:56)(良:1票)
17.《ネタバレ》 通常、サスペンスホラーのようなジャンルはあまり見なれていない為、とても怖かったです。しかし内容は、すごく面白かった!あの悪い女の人、他に映画出れないんじゃない?とか思うほどはまり役だったと思います。いやはや復讐心って恐ろしいですね・・・温室のガラスが天上から降ってきて亡くなった女性の方・・・お悔やみ申し上げます。その人死んじゃったからマイナス2点?(^^ゞ
だんぼ32cmさん 8点(2004-06-04 00:03:56)(笑:1票)
16.こえーぞお~。女ってのは。結婚するとそれがわかるぞ~。だけど、どこで恨みを買ってるか解らんから余計怖いっすね。
fujicoさん 8点(2003-10-22 15:41:12)(笑:1票)
15.久々に見たけど、やっぱり面白いよね。
冒頭部分の産婦人科医の自殺の描写が少々雑だったけど、これくらい端折ってやらないと、ノリのよいテンポにならないし。
レベッカ・デ・モーネが一番脂が乗っていた頃の作品です。
クロエさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-08-04 19:45:11)
14.《ネタバレ》 復讐にとりつかれた女の狂気がまとわりつくような怖さで、サスペンス性はたっぷり。
こういう逆恨みが一番タチが悪くて気持ち悪い。
加害者の女は自分を襲った不幸に逆恨みでもしなければ精神が持たなかったのだろうが、反吐が出そう。
事件を起こした夫を責めるのではなく訴えた女だけを責めるのは、浮気した男を責めるより相手の女を責める思考回路に少し似ているのかも。
女の憎悪の対象になりやすいのは、男よりも女のようだ。
ペイトンがクレアとの会話で、夫を殺された報いがあることをわからないように宣言し、緊迫感を高める。

知的障碍者の黒人ソロモンが、初対面でペイトンの本性を見抜いたようなシーンがおもしろい。
世話になっている家族を守りたいソロモンとペイトンの闘いが見ごたえある。
ソロモンに性的虐待の疑いがかかるように仕掛けるペイトンの謀略が恐ろしい。
思わず頑張れソロモンと応援してしまうが、まんまと騙されて勘違いするクレアもなんだかなぁ…。
仕掛けられたワナに片っ端から面白いように引っかかってるけど、無防備だから仕方がないのか。
サプライズパーティが台無しになったときの空気はすごかった。
喘息の発作を利用するなど手段を選ばないのが憎しみの強さを表わす。

ペイトンは結局憎悪の対象であるクレアの子供には危害を加えなかったけど、その理由が自分の失った子供を投影したようだから切ない。
狙いはクレアから夫も子供もすべてを奪い取ること。
単純に片っ端から殺そうとしなかったことが、この作品がB級映画に留まらなかった所以か。
つらすぎる現実から逃避して、二人の子供の母になった気分でいるときの幸せそうな表情が印象的。
登場人物のキャラと細かい心理描写が実に巧みで、よくできた脚本のサスペンス映画。
ソロモンが解決のキーになるのは前半でわかってしまうが、出てきたときは待ってましたの心境で、ソロモンの作った柵の伏線が効いていた。
この手の映画はストレスがかかるのでどちらかというと苦手なのだが、その中では出色の出来栄えだった。
飛鳥さん [ビデオ(吹替)] 8点(2013-06-27 22:03:07)
13.《ネタバレ》 これぞサスペンス!怖すぎる美女の復讐!
逆恨みもいい迷惑!
なんといってもちょっと古い良質サスペンスな雰囲気が良い。
平和な家族が美しき侵略者によって徐々に崩れてゆく過程が心理的に怖すぎる。
そんなに上手くいく筈がないであろう犯人の巧妙な罠が
タイミング悪過ぎる女主人公をはめていく。歯痒い!
怖い。しかし金髪美女はセクシーだ!サイモンは可哀そうすぎる。
「ゆりかごを揺らす手は世界を支配する」という言葉が素晴らしすぎる良質サスペンス。
ゴシックヘッドさん [DVD(吹替)] 8点(2013-04-04 23:19:49)
12.《ネタバレ》 えー、観たい映画を一気に観ちゃおうウィークのラストを飾る?のは、サスペンスものとして超有名な本作、満を持してのオオトリです。。。。ヤバイ、、超スゲーー、、、ものすごく怖、、、。レベッカ・デモゥネィの超絶な美しさとのストーリーの絡みが素晴らしい! 若干うまくいきすぎかなぁと思いつつも、小物の使い方や伏線回収もお見事。これはあれだね、「危険な情事」かこれかぐらいの勢いだね。狂気のベクトルは違えど、どっちも「女は怖い」ですなぁ(苦笑) とーーってもよく出来た展開と高レベルな演技力がみれる映画でゴザイマシタ
Kanameさん [DVD(字幕)] 8点(2013-03-17 21:28:54)
11.《ネタバレ》 2度目の鑑賞でしたが、中盤から声も出ないぐらい見入ってしまった。ペイトンが、ちょっとした手口で相手を精神的にどんどん追い詰めていく様は、怖いのと同時に感心しました。もうやめてあげて、勘弁して下さいって感じ。パーかと思ってたらグーでいくところに女性の隠れた強さを感じました。面白かった。
Luckyoさん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-31 03:37:25)
10.《ネタバレ》 なかなかスリリングで楽しませてくれる。もれなく御二方の授乳シーンが拝めたし、綺麗なピンク色の突起物だって拝めたし、赤ん坊がペイトンさんのお乳のほうばかりに食らいついてしまってた気持ちだって(大人の事情として)判らんでもないし。(^^;) でもあれですよね 実の母親、あまりに赤ん坊に対して無関心すぎやしないか ずっと見ていりゃほとんどペイトンさんに任せっきりだったではないか まあ確かに旦那さんは言ってた(ケニー・ロギンスみたいな旦那さん)⇒ 「乳母を雇ってみてはどうか」って。「うちの生活に余裕がないわけではないのだから 楽(ラク) してみてもいいんじゃないか」って。でもなんか違うんじゃないでしょうかねぇ あの奥さん、家族揃って散歩に行く時でさえ赤ん坊をずっとペイトンさんに抱かせていたし、赤ん坊と接する事より庭栽培、赤ん坊と接する事よりもボランティア活動に勤しんで ってな感じでしたね なんかその辺変だった。
3737さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-03-25 17:38:27)
9.子供たちがとても可愛らしく奥さんも旦那さんも優しくて、サスペンスを見ていたのにこの温かい家族をずっとそのまま見ていたい気持ちにさせられました。そう思わせた時点で監督の勝ちですね(笑)悪役であるはずのペイトンでさえ復讐場面を除けば実に魅力的でいっそこのままホームドラマにしちゃえば良かったのに(そんな事したら誰も見ませんね(笑)ごめんなさい。)サスペンスの緊迫感はそれ程ではないですが直接復讐されるよりも築いてきた家庭を奪われる方が確かに怖いでしょうね。そういう意味で単純なサスペンスにしなかったのは正解かも。個人的に出演者たちが魅力的だったので+1点。
MELさん [DVD(字幕)] 8点(2006-09-10 02:33:42)
8.《ネタバレ》 トイレでのレベッカ・デモーネの演技がすごかったです。ソロモンに悪態をついていたとき結構嫌な気持ちになったけど復讐劇に完全にみいってしまって最後まで観てしまいました。
Geneさん 8点(2004-11-09 17:15:37)
7.「ゆりかごを揺らす手」という邦題が好きです。レベッカ・デモーネイも逆恨みに狂う未亡人役を熱演しています。話の展開もテンポが良くて解かりやすく、面白かった。冷蔵庫前のセミヌードのおまけもあるし。ただ、気のいい知的障害者の庭師を罠にはめて、解雇させるエピソードが少し引っかかった。
くるみぱぱさん 8点(2003-08-15 05:42:25)
6.好き好き~。おっかないよ。やっぱり家族以外を生活に入れたらいけないんだよ、適度に関わるくらいにしとかないとね。
たーしゃさん 8点(2003-04-16 23:55:35)
5.恐かった!じわじわ~と恐くて目が離せなかった。とにかく見てください。
ぐりさん 8点(2003-03-31 08:47:58)
4.とにかく怖い。実際にありそうだから尚更怖い。
にっちょかさん 8点(2002-08-14 09:19:31)
3.こわいです。もうめちゃこわっ。ベビーシッターマジ怖すぎ。ペイトンさんかなりIQすげぇなぁと思いました。最後はソロモンが来るんだろうなぁと思ってたんですけど、意外にけっこう役立たずでした。。。
バカ王子さん 8点(2002-02-19 22:34:37)
2.「暴走機関車」でR・デモーネイのファンになったので観たのだが、全く同じ人とは思えない悪女ぶりであった。トイレでヒステリーを起こすあたりは、なかなか本気になってました。人が死ぬのを眺めながらりんごを無表情で食べたりしてるあたりも最高! 話としても、満足な一品でした。
プレデターさん 8点(2001-11-01 19:33:21)
1.見事なシナリオ。ばっちり伏線をはってキレイにまとまってる。ソロモンさんいい人。ラストは泣いちゃいました。
椎名みかんさん 8点(2001-01-22 07:22:46)
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【点数情報】

Review人数 128人
平均点数 6.62点
000.00%
110.78%
210.78%
343.12%
443.12%
5129.38%
63527.34%
73728.91%
81914.84%
91410.94%
1010.78%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review7人
2 ストーリー評価 6.50点 Review6人
3 鑑賞後の後味 6.16点 Review6人
4 音楽評価 7.66点 Review3人
5 感泣評価 6.66点 Review3人
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