1.《ネタバレ》 やっと日本で見られるようになりました。本当に待ちました。
戯曲は昔読みました。舞台も学生の頃見ました。これがコメディーというジャンルであること自体理解できない私ですから、改宗やキリスト教徒の慈悲については語りません。
アクの強い役なら文句なしのアル・パティーノですが、熱演と言うより少々空回り気味。逆にぐっと抑えた演技のジェレミー・アイアンズが印象的でした。裁判シーンは結果を知っているにもかかわらず、緊張感をもって見られました。
アントーニオとバッサーニオの関係ってこういうことですか?(解説にあるような父子的ではないです。)
裁判に間に合ったバッサーニオを見つけた時のアントーニオの一瞬の表情いいです。
今回思ったのですがシェークスピア劇は動より静の役づくりの方が難しい?
ということでジェレミー・アイアンズ見たさにもう一度映画館に行きます。DVDも買います。