1.《ネタバレ》 思っていたよりも、ずーっと素敵な作品に仕上がっていたと思います。日本人で色っぽいけど厭らしくないカラミを演じられる主役のお二人は貴重ですよね。スリムだからかなぁ・・・?失楽園の時は原作を先に読んでいたのですが、今回は未読でした。なので、またあんな感じの心中モノで、トヨエツが生き残っちゃうのかな?なんて、勝手な想像で観に行ったので、夫とお友達化してる私には、本当に入り込んでしまえる内容でした。本当の親子で親子役・・・シーンは多くないけど、冨士純子と寺島しのぶの二人のシーン、好きだなぁ。そして長谷キョウが、女性から見ても色っぽかったですね。『あなたは、死にたくなるほど、人を愛したことがあるんですか?』YESと言いたいけど、この二人を見ちゃうと、NOだよなぁ・・・。道徳的なことは置いておいて、とっても素敵な恋愛映画だと思います。