14.《ネタバレ》 よそでも書きましたが、見るならDVDよりAmazonプライムがいいです、HD画質。
映画は恐竜、開拓史、大魔境から鬼岩城、魔界大冒険からと、ドラえもん作画が目まぐるしく変わった時期。
内容としてはF氏の集大成。
まず、大好きな西部開拓時代をベースに、自分が考えたキャラクターや世界観をこれでもかと詰め込んでます。
大魔境以降のドラは、舞台とちょっとしたキャラクターだけ準備して物語を練ってますが、
開拓史は、月が二つ、重力が軽い、のび太がスーパーマン、四季がある、奇妙な動物がものすごくたくさん出る。
ストーリーもいい。
まずは、映画としての手法が定まっていなかったからか、ドラとのびだけで物語が進むのがいい。
何よりいいのは、ロップルくんたちの世界に、のび太たちは二度と辿り着けない、というところ。
時間的に全く別な世界か、別次元か知らんが、
ドラの科学力を持ってしてももう二度とロップルくんたちに会えないところが良い。
ぶっちゃけた話、のび太の恐竜のピー助にだって会おうと思えば次の日にでも会える。
他のほとんどのキャラもそうである。
なのにロップルくんたちにだけはもう二度と会えないのである。
万能に近いドラ能力を持ってしても会えないというところが非常に良い。
まぁ映画については、ころしやの倒し方に不満。
新映画にいたっては新キャラもそうだし、脚本がアホかレベル。
本当に、本当に、漫画を底本にして素直に映画作れば大傑作間違いなしなのにねぇ。。。