孫悟空 前後篇(1940)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ソ行
 > 孫悟空 前後篇(1940)の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

孫悟空 前後篇(1940)

[ソンゴクウゼンコウヘン]
(エノケンの孫悟空)
1940年上映時間:135分
平均点:6.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
コメディアドベンチャーファンタジーミュージカルモノクロ映画特撮もの
新規登録(2009-04-13)【なんのかんの】さん
タイトル情報更新(2022-09-26)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督山本嘉次郎(演出)
助監督本木荘二郎(製作主任)
キャスト榎本健一(男優)孫悟空
岸井明(男優)猪八戒
金井俊夫(男優)沙悟浄
柳田貞一(男優)三蔵法師
藤山一郎(男優)玄宗王
李香蘭(女優)煩悩国香蘭
如月寛多(男優)銀角大王
中村是好(男優)金角大王
三益愛子(女優)煩悩国妖々女王
高峰秀子(女優)狆々姫
柳文代(女優)司厨長
伊達里子(女優)化粧長幻々女史
加藤欣子(女優)女官長銀々女史
宏川光子(女優)侍女莞々娘
徳川夢声(男優)天文博士鰐々居士
中村メイコ(女優)百科辞典の精袖珍
加藤治子(女優)侍臣(クレジット「御舟京子」)
矢口陽子(女優)侍臣
清川虹子(女優)番卒
花井蘭子(女優)観世音菩薩
竹久千恵子(女優)式部官蛙々姐
高勢実乗(男優)奇怪団珍妙大王
服部富子(女優)姑娘羞花
脚本山本嘉次郎
音楽鈴木静一
栗原重一(音楽指揮)
撮影三村明
製作滝村和男
配給東宝
特撮円谷英二(特殊技術撮影)
美術松山崇(装置)
編集岩下広一
録音村山絢二
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(8点検索)】[全部]

別のページへ(8点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
1.《ネタバレ》 全般オペレッタ形式で、日劇ダンシングチームが中国風、砂漠のオアシス、大宮殿など各エピソードで豪華絢爛のダンスショー。そして、半蔵・悟空・八戒・沙悟浄らの「学芸会的」なエノケン一座のおとぼけ劇がミックスされるという何ともスケールの大きい娯楽映画だ。

もう、ハナから娯楽を目的としていて「孫悟空」という物語は借りただけに過ぎない。悟空の如意棒は「プロペラ機」に変身するし、金角大王・銀角大王は科学者で遠隔カメラで監視をし、光線やロボットが出てくるんですよ。完全に未来要塞。
テレビがまだ無い時代に良くぞやった!

後半、一行が「お伽の国」の夢を見るシーンなどは完全にハリウッドの影響もあり、ディズニー「白雪姫」などの世界がそのまんま。それでいて、ポパイのテーマソングがバックに「ほうれん草」を食べて元気いっぱいになったり、太平洋戦争開戦間近によくOKでましたね。

高峰秀子・李香蘭などの両姫も素晴らしい輝きを放ったし、もうお腹が膨れてしまう。

あげくに最後は戦闘機同志のドッグファイト!もう「孫悟空」はそっちのけなのが良いですなあ。これらのシーン全てに関わった特撮監督の円谷英二の技術は脅威的。

映画を観ることに自由が利かなかった時代(1939年に映画法が施行【脚本の検閲、制作・配給の許可制、外国映画の上映制限など】)であった中で、国民に希望を与えるべく、こういう仕事をしたというのは奇跡に近い。娯楽映画としては夢のような作品だと思います。

サーファローザさん [ビデオ(邦画)] 8点(2010-04-08 17:58:38)
別のページへ(8点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
3133.33%
400.00%
500.00%
600.00%
7133.33%
8133.33%
900.00%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS