2.《ネタバレ》 観た後、確実にカレーが食べたくなる一本。
アル中と病気がテーマだから、シリアスなヒューマンドラマかと思いきや、かなりコメディ色の強い作品だった。アル中の病棟が舞台となるあたりから、もっと禁断症状に苦しむアル中を描くのかと思ったらそういう描写はほとんどない。浅野さん、ちょっとピンピンしすぎじゃねーの?っていう突っ込みもされるだろうが、これはこれでいい気がする。
入院して、周りの患者さんとダベったり、ケンカしたり、看護婦さんにデレデレしたり、食事にウダウダ文句言ったりと、『愉快な入院体験』の様子という感じで、観ていて楽しい。
泣かせに走らないライトさがなかなか好みの作品である。
エンディングテーマのキヨシロウには、かなり涙腺刺激されたけど。
あー、永作さんと結婚してえ。