123.《ネタバレ》 前半は「私は誰でしょう?」のノリに始まり、リアルかくれんぼで超ハラハラします。捜す方も隠れる方も本気モード全開。マクレーンが良い感じですぐ行き止まりにぶつかるのもナイス。「巨大ビルという密閉された空間」という状況設定が、もの凄く活かされています。 後半、正体がばれてからは、本格的な知恵比べ合戦+アクション開始。 とにかく、お互いがどこにいるのかよくわからないものだから、いつも誰かが潜んでいたり狙っていたりするんじゃないかっていう緊迫感がたまらないのです。 多くのアクション映画では、割りとおざなりにされがちなデティールにこだわっていながら、アクション映画としてのスピード感や軽快なテンポを損なっていないのも素晴らしい。 そして魅力ある脇役のみなさま。 味方の側で脇役が光る名作は数多くあれど、この作品のように悪役側で脇役に個性ありまくりの魅力タップリっていうのはおそらく珍しいんじゃないですか? 次々と華麗にその命を散らしていく悪役のみなさん。そのひとつひとつの命によってこの映画は輝いているといっても過言ではないですよ。 この作品ではトランシーバー使っていましたが、今だったらラインでつながっちゃうんですかね。そういった意味でも、この時代だからこそ創ることが出来た作品かもしれないですね。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-05-23 01:20:26) (良:2票) |
122.《ネタバレ》 新作公開とはいえ、またTV放映かよ(笑)とバカにしつつ最後まで観てしまって、なんだか悔しい。初めての出会いがたぶん小学生に上るか上らないかという歳だったので、懐かしさすら感じた。 昔はそんなに意識してなかったけど、改めて観ると敵役のハンス、すごいキャラクターだ。凶悪さと上品な物腰という組み合わせだけなら他のアクション映画にも大勢いる。しかしこのハンス、なんと中盤でドジを踏んでマクレーンに捕われてしまう。こんな隙だらけのボス役なんて他にいるか? しかもそこでとっさに機転を効かせて人質を演じ、情けない命乞いまでして危機を切り抜ける。すぐにマクレーンの罠に引っ掛かって尻尾を出すものの、結果的に窮地を脱し、おまけに新たなガラスの作戦を考案してマクレーンを苦しめる。肉体派のマクレーンに対し、精神力、知力で対抗するハンス。このコントラストは上手い。 そしてハンスがビルから転落する場面、久々に再見して、強烈に記憶に焼きついていることに気がついた。何がすごいってこいつ、自分が死にかけてるのをわかっていて銃を向けてくるのだ。死への恐怖よりも道連れにしてやるという悪意が勝る。アクションなら主役が落ちかけてピンチってときに手を踏みつけるのが悪役の定石だけど、こいつはある意味さらに怖い。情けないようでいて、とことん邪悪。 ある漫画家が魅力的なキャラクターを作るコツを訊かれて、「まず最初に欠点を考える」と答えていたのを思い出した。普通なら長所ばっかり考えてしまうところを、短所を加えることで人間味がぐっと増すのだそうだ。この映画の製作者達はそこのところをよくわきまえている。主役はもちろん、悪役も。弱さを見せることで、弱さを乗り越える強さもまた引き立つ。そういう強さは、とても人間臭い。 『ダイ・ハード』の面白さはそこにあると思う。派手なドンパチである以上に、人間と人間との対決なのだ。銃撃戦も大爆発も装飾でしかなく、核にあるのは人間同士が肉体と精神を限界まで振り絞ってぶつかり合うドラマだ。これで面白くないはずがない。 【no one】さん [地上波(吹替)] 8点(2007-06-25 01:41:43) (良:2票) |
121.《ネタバレ》 マクレーン可愛いですね。こういう映画によくいる「緊急の用事を悪戯扱いして取り合わない人」は全員クビでいいと思う。 【えむぁっ。】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-10-30 04:48:09) (良:1票)(笑:1票) |
120.グリーンベレーやターミネーターとかぢゃない血肉の通った「等身大の人間」が、地球を救ったり社会正義のためぢゃなく「妻を助ける」ために、嫌々ながら戦う。という斬新な設定と、限定されたフィールドからなる緊張感、よく練られた脚本。 文句なしに楽しめる快作。 【poppo】さん 8点(2004-04-30 13:30:28) (良:2票) |
119.《ネタバレ》 アクション映画の在り方を変えた作品。今から20年以上前の作品だから、ダイハード以降のアクション映画を見慣れた人からすると、映像的な刺激が足りなく思えても仕方がないとは思いました。でも、日本で公開された1989年2月当時は、本当に驚きの連続で迎えたものでした。DVDで何度も見返していますが、この第1作目の良さは【本当に痛そうなこと】。主人公の虐め方が半端ではありません。徹底的です。CGの進化によって、スタイリッシュなアクションが増えた昨今ですが、いまだにこの第1作を超える【痛み】が見えるアクション映画はないと思います。 【伊達邦彦】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-02-12 02:04:21) (良:1票) |
118.《ネタバレ》 今さらなんだが〝Die Hard〟ってどういう意味なんだ?どう訳すんだ?一生懸命死ねってか?一生懸命死ぬのか?えっと誰がナン? なんて今まで勝手に自分なりに解釈していたんですが、この際、気になったので、辞書で調べましたさ〝Die Hard〟。っで、えっとナニナニ、【 最後まであとに引かない 】だってさ。はは~ん なるほどですね。了解です・・ ってオイ!ちょっと待ってよ 了解取り消しですやん。違うやん。ビルがめちゃめちゃ崩壊してましたやん。あと引いてるやん。人もわんさか死んでましたやんけ。全然あと引いてましたやん。それにアンタ足の裏にガラス刺さってましたやん 痛いんでしょうが、だったら尚更でしょうが、とことんあと引いてますやん。とにかく誰も彼もがめちゃめちゃ後引いてましたやんけ。なんかちゃいますやん って納得がいかないので今度は某ヤホーのテキスト翻訳利用。そしたら今度は【 なかなかなくならなくしてください 】だってさ。尚更意味不明。#ⅷΨξ ほんなわけだで、別の辞書を引っ張り出してきてやっと納得。【 Die Hard = 頑固に抵抗する 】だってさ。なるほど。それだったら了解出来ます。 つまり、【 頑固に抵抗する(あのオッサンが) 】って事なんですよね。了解致しましたさ。何とかやっとこれでスッキリモードです。 【3737】さん [地上波(吹替)] 8点(2010-01-10 17:42:10) (良:1票) |
117.久しぶりにテレビで観た。 この頃のブルース・ウィルスには髪の毛がある。 毛根はダイハードじゃなかったらしい。 【ひで太郎】さん [地上波(吹替)] 8点(2007-06-24 21:35:34) (笑:1票) |
116.主役にブルース・ウィリスをもってきたのがよかった。そこらへんにいそうなおっさんがブツブツ泣き言言いながらテロリスト相手に大奮闘!これがジェームズボンドみたいな濃い叔父様がカッコよく決めてしまってたら、ここまでいい評価じゃなかったでしょう。 地上波で吹替え版やってるのをよく観てたので個人的には吹き替えの方がしっくりきます。何度でも楽しめる。 【ライトニングボルト】さん [DVD(吹替)] 8点(2007-01-21 00:29:50) (良:1票) |
115.《ネタバレ》 最後のアレはちょっとやりすぎな感じはするけど、様々な娯楽性に富んでいて、今観ても十二分に楽しめる。なんといっても限られた空間での攻防という要素が抜群に効いているし、巻き込まれた男がぶつぶつぼやきながら渋々孤軍奮闘するところが妙に魅力的。「あんなに人を怒らせるのはあの人しかいない」という奥さんの台詞が良いです。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-17 22:02:20) (良:1票) |
114.《ネタバレ》 シュワちゃんやスタローンのような肉体自慢というほどでもなく、コネもなく、有名でもなくしかもハゲているのに主役もありだ、という点で記念碑的な出世作。ハゲているが、実はブルースは美形なのであった。ハゲなので気がつかないだけなのであった。欧米では、美形でハゲている場合は「美形」の方をちゃんと評価してくれるのであろう。ハゲハゲといってすいません。かなり頼りないヒーローが必死にがんばってしまう、そのさじ加減が絶妙であった。これ以上もこれ以下もNGであろう。その意味で「2」は×。マクティアナンは好きだなあ。 【パブロン中毒】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-20 20:23:12) (笑:1票) |
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113.十年以上ぶり3回目の鑑賞。 よく練られたすっとするストーリー、魅力的な登場人物はこの映画の肝で、閉鎖された空間でテロリストとの対決というスケールを狭めた上でカネをかけたのが功を奏したと思う。 【たんたかたん】さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-03-01 14:45:32) |
112.スッキリ爽快アクション映画と言えば!余計な事考えずに楽しめるんだな。 【東京ロッキー】さん [地上波(吹替)] 8点(2017-07-17 16:47:06) |
111.何度も観たことありましたが、TVでやってたんで久々に観ました。結構古い映画ですが、解りやすくてやはり面白い。“世界一ついてない男”の第1弾。 【SUPISUTA】さん [地上波(吹替)] 8点(2016-06-11 21:13:40) |
110.高校時代にクチコミで友達に薦められて見てから、何度も見ているなぁ。9点。 【シン*トー】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2014-03-30 16:22:21) |
109.あまりにも有名すぎるアクション映画のため、どうせベタな展開だろうと敬遠しており今になって初鑑賞です。 もちろんベタな展開ではありましたが、公開後25年経っているのにもかかわらず魅せられてしまいました。 敵役も含めたキャラクターの魅力、ノンストップのドキドキ展開など、徹底的に娯楽に仕立て上げており、テロとの戦闘シーンがかなりエグいにもかかわらず嫌味なく楽しめました。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-12-23 08:42:43) |
108.ブルース・ウィリスが苦手なので、完全に食わず嫌いで見ていませんでした。いざ気合を入れて見てみたら、これぞ映画!の非常に面白い作品でした。 【ネフェルタリ】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-03-14 08:31:32) |
107.《ネタバレ》 何回か観ようとしてレンタルまではした映画。しかしその時他のDVDを借りすぎたのか時間が無かったのか、今まで観ることの無かった映画。この度地上波で4作全て上映ということで、全て録画してただいま消化中。 やはりどこかで観ていたようです。記憶にあるシーンがちらほら。舞台がビルだったことやそのビルが日本企業という設定だったことなど。 しかし面白い!ブルース・ウィリスさんも若いし、ヒロインもやたら昭和テイストだし、いわゆるビジュアルで楽しめる要素はジェネレーションギャップ的に少ないはずなのに、それでも面白い!! 個人的にはやたらとリアルで男くさいストーリーなのが良かったのかなと思います。たまたまジョンの運転手になった黒人のお兄ちゃんやたまたまビル周りを哨戒していた警官のアルとの友情などは見ていてグッと来る。さらに過去に少年を撃って以来、拳銃を撃てなくなって左遷されたアルがラスト土壇場であるべき警官像を取り戻したところなんてもう感動☆元祖タンクトップアクションスターも存分に楽しませてもらいました。 今回地上波で吹き替えで観ましたが、あの声がツボってもう原語には戻れないかも(笑)昔の吹き替えってやたら耳(もはや脳?)に残りますね。 【TANTO】さん [地上波(吹替)] 8点(2011-10-31 12:15:17) |
106.《ネタバレ》 こんなハゲかけでランニング姿の不死身なオヤジ見たことない。 どんだけタフなんだよと最後の方は、まるで大仁田厚のプロレス(電流爆破デスマッチ)でも見ているようで笑ってしまった・・・ファイヤー!! 面白かったけど。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(吹替)] 8点(2011-10-16 11:36:31) |
105.《ネタバレ》 アクション映画の傑作。ダイハード以降のアクション映画は、「ダイハードという教科書」があるにも関わらず教科書を超える作品が少ないのが残念だ。CGによって爆発の派手さばかり強調するのではなく、(ダイハードのような)良い脚本がいかにおもしろさを左右するかということを学ぶべきだと思う。主人公が警官であるという設定から、マクレーンが敵の銃を拾うときは必ずマガジンの残弾数を確認しているのが、細かいがよいシーンだと思う。 【MASS】さん [地上波(吹替)] 8点(2011-10-10 00:06:35) |
104.ブルース・ウィリスが頭脳派TVスターから肉体派映画スターへ移行した瞬間。 切れば血の出るボヤキ男をヒーローにしたアイディアは新鮮味あって面白かったけれど、そういう意味で苦い味もした作品。(ずっとMOONLIGHTINGを見てた人は簡単にこの映画にバンザイはしにくいのデス) それでもたくさんの人に親近感と自信を与えたのは想像にかたくなく、マクレーン刑事の白いタンクトップがだんだん汗と汚れに染まっていくのが効果的。 「ハンス」アラン・リックマンを有名にして、ブロンドに黒服のカール(アレクサンダー・ゴドノフ、アーミッシュ→テロリストなのがスゴイ)に華がある。 キャラクターの構成もよく考えられているのだけど、自分向きじゃないのは血生臭い銃撃シーンが多すぎるのと、映像的にSFアクションの方が好きなので。 「4」のルーシーちゃんはまだ幼い娘です。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-09-23 07:00:01) |