6.《ネタバレ》 まず、何故こんな題名になったかが不思議です。
元題では、あまりに毒々しいと感じたのでしょうか?
しかし、元題とはイメージを覆して、美しい米国南部の風景が
いっぱい出てきて嬉しくなってしまいました。それにしてもローレンス町襲撃、
その後の北軍との遭遇戦などの戦斗シーンは、中々迫力がありました。
南軍の敗残兵の物語は幾つかあり、「アウトロー」などもその一つでしたが、
多くは強盗団や賞金稼ぎになってしまった経緯も少しわかったような?
エバンス家でのディナーの後に、当主が「北軍の奴等は、教会を立てる前に学校を建て、
そこで読み書きを教えた。そして、その中で、人は皆自由にものを考え、
平等に生きることが出来るという事を教えた。南部では、自分のことだけを考えていた。
これでは南軍は負けてしまう」と言った事が、南軍敗北の大きな理由であったという事は、
初めて知りました。捕獲した北軍兵士の手紙を読むところも中々考えさせられ良かったです。
ジュエルという女優さんは、本当は歌手なんだそうで、付録に入っていたプロモビデオでは、
本当に心に染み込むような歌を歌っていて、御得感満点でした。