2.《ネタバレ》 CGでイリュージョンを見せても充分面白いことがわかった一本だった ちょっとしたカードテクニックから人間テレポーテーションまで、すべて映像マジックだが意外にイリュージョンは映画に合ってるんじゃなかろうか もともと本物も特撮にしか見えなかったりするし(笑) やたら出て来る人物を中心にして回るカメラワークもゴージャスなイメージに一役買っている ゾンビランドのタラハシーとコロンバスのコンビ復活でここも楽しい 序盤の銀行強盗が、イリュージョンとしては一番良く出来ているのが全体を通してみるとちょっと残念だった いくつかのドンデン返しが全編にわたってちりばめられていて、想像出来た物もあれば意外なものもあった ラストのドンデン返しも自分が単純なせいかうまく騙されて面白かった こういう映画は最初から騙されてやろうとして見ないと面白さ半減だな セーヌ川に秘密の鍵を捨てると底には沢山の鍵があるエンディングもしゃれている しかしエンディング後のおまけ映像は続編の布石だろうか メリーゴーランドのシーンもふくめてちょっと意味がわからなかった この不可解なエンディングとモーガン・フリーマンをハメて刑務所に入れた理由もちょっと不可解 フリーマンもしきり「Why?」と言っていたが何故か 可愛そうすぎる 単純に最後に出て来た黒幕の復讐劇なら余りにも安っぽい ならば、わざわざイルミナティ的な秘密結社ぽい設定は風呂敷を広げすぎだろう 続編でわかるのだろうか?