5.コレット=セラとリーアム・ニーソンのコンビもすっかり板についてきました。
大勢の乗客がいる中で事件に巻き込まれ、正体不明の敵から絶えずメッセージが届き、誰も頼れない状況で事件を解決しなければならない。
飛行機から列車に舞台は変わりましたが、このコンビの「フライト・ゲーム」と基本的な設定は似た作品。
どちらも最後まで見る者に的を絞らせない、よく出来た作品ですが展開のノンストップ感など、本作の方がより面白かったです。
年齢を重ねるごとに渋みを増すニーソンですが元警官、元CIAエージェントといった過去を持つ男の役が多くなってきました。
本作では、元警官で、今はリストラにあった保険会社の営業マンという男を演じていますが
相変わらずメチャクチャ強いので、こういった過去を持つ男という設定も当然になってくるのかもしれません。
それにしても、あの面構えとドスのきいた声で威圧され、保険の必要性を説かれたら思わず契約してしまいそうで怖いです。