30年後の同窓会のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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30年後の同窓会

[サンジュウネンゴノドウソウカイ]
Last Flag Flying
2017年上映時間:125分
平均点:6.69 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-06-08)
ドラマコメディ戦争もの小説の映画化ロードムービー
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監督リチャード・リンクレイター
キャストスティーヴ・カレル(男優)ラリー・“ドク”・シェパード
ブライアン・クランストン(男優)サル・ニーロン
ローレンス・フィッシュバーン(男優)リチャード・ミューラー牧師
シシリー・タイソン(女優)ミセス・ハイタワー
原作ダリル・ポニックサン
脚本リチャード・リンクレイター
ダリル・ポニックサン
挿入曲ボブ・ディラン"Not Dark Yet"
製作リチャード・リンクレイター
ジョン・スロス
製作総指揮トーマス・リー・ライト
配給ショウゲート
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4.何の為の戦争だったのかという疑問や、政府に対する不満なども盛り込まれてはいるが、映画はそういう事を訴えたいわけではなく、もっと人間の本質的な部分、あの時ああしておけば良かったとか、運命だとか、時に真実を知らない方が良いという事や、そんな誰でも共感し得るテーマだったので大変引き込まれた。

それにしても、ラリー、サル、リチャードの3人の関係がとても良いね。
誰がこんなに長い旅になると予想しただろうか。
こういう旅に不可欠なムードメーカー的なサルが、口は悪いんだけど、誰よりも皆の事を思っていて、いい奴だなと感じた。
長く険しい旅を共にする内に彼らと同行しているような不思議な気持ちにさせられた。
ヴレアさん [映画館(字幕)] 8点(2018-07-19 20:19:52)(良:1票)
3.《ネタバレ》 かつての海兵隊員は、息子を戦地で亡くした父親、アル中気味のバー店主、敬虔な牧師として、30年ぶりに再会します。

ドクの息子の棺を引き取りに行き、葬儀を終えるまでの話で、彼らの会話から、戦争のあり方、政府や軍の建て前と本音、人の死や命の尊厳などについていろいろと考えさせられますが、ベトナム戦争・イラク戦争が「遠い国の出来事」の自分にとっては、戦争云々より、人としての生き方そのものがこの映画の主軸のように感じました。
30年という歳月は、自身の人生で背負った荷物も投げ出すことなく上手くつきあっていけるように、直面した大きな問題も上手にやり過ごせるように、人を成長させてくれるんですね。

重くなりがちなテーマを、苦味の利いた笑いや心優しいウソなどを交えながら上手く中和させることで、肩肘張らずに鑑賞できました。


それにしても、こんなピント外れの邦題をつけるなんて・・・犯罪行為に匹敵する愚行ですね。
ramoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-07-18 13:16:07)
2.《ネタバレ》 それぞれに傷を抱えながら別々の人生を歩む3人が、ある瞬間から一つに戻り・・・
反戦が裏テーマの、それでいて温かい空気が流れるロードムービーです。



サルは態度こそ不真面目だが事実に向き合う信念を持っていて、2人(途中から3人)はそこに引っ張りまわされるんですが、
後に優しい嘘をつき・・・

自然に感情移入して胸に沁みました。
サルを演じた人はプライベートライアンの片腕の軍人さんなんですね。
地獄の黙示録に出演していたローレンス・フィッュバーンもいい歳。

人は歳を重ねて良い俳優になるんですね。

しんみりとした夜、お酒でも飲みながらじっくり観たい映画です。
大治郎さん [映画館(字幕)] 8点(2021-05-19 12:36:13)
1.《ネタバレ》 まず、Last Flag Flying を同窓会にしないでほしい。

『Taking Chance (戦場のおくりびと)』を先にみていただければどれほど荘厳でないといけないのかがわかって、この映画のように行うことが型破りであると理解できると思います。

どの世代もそれなりの戦争があって、犠牲、文字通りの犠牲とその背後にある犠牲を強いられてきたかを問いただす映画でもあった。主人公3人ともすばらしくて、それぞれが背負うものを内に秘めながら今を生きている、これからを生きていく。大変重いテーマでありながら、わかりやすくまとめたリンクレーター監督、いままでとは一味違ったロードムービーでした。
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-03-13 13:05:58)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.69点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
417.69%
5215.38%
617.69%
7538.46%
8430.77%
900.00%
1000.00%

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