ハッピー・デス・デイのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ハッピー・デス・デイ

[ハッピーデスデイ]
Happy Death Day
2017年上映時間:96分
平均点:7.03 / 10(Review 37人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-06-28)
ドラマホラーサスペンスコメディシリーズものミステリー青春もの
新規登録(2019-06-30)【ぴのづか】さん
タイトル情報更新(2023-02-01)【イニシャルK】さん
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監督クリストファー・ランドン
キャストジェシカ・ロース(女優)ツリー
行成とあ(日本語吹き替え版)
製作ジェイソン・ブラム〔製作〕
配給東宝東和
あらすじ
グータラで私生活乱れまくりの女子大生ツリー。誕生日の朝も前夜に酔いつぶれて転がり込んだ男子学生の部屋で目覚める始末。それでも反省も後悔もなく夜にはバースデイパーティの会場へ。ところがそこにマスク姿の暴漢が現れ…。殺され続けるタイムループから逃れようと、四苦八苦する女子大生を描いたホラーテイストのコメディ作品。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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12.《ネタバレ》 『ファイナル・○スティネーション』あるいは『オール・ユー・ニード・イズ・○ル』のような“死に方コレクション“が見どころかと思いきや、さにあらず。極めて真っ当な(嘘です。言いすぎました。まあまあちゃんとした)青春ドラマ&サスペンスドラマで驚きました。しかもコメディとしても上等で、結構笑えるのです。B級ホラーにありがちな、安易なグロテスク&ゴア描写に逃げなかった点も気に入りました。同じ日を何度もループするというアイデア自体は目新しくないものの、練られた脚本に感心することしきり。物語にどんどん引き込まれていきました。もちろん、それに比例するように主人公の好感度もうなぎ登り。クソ女とはいえ、もともとキュートな美人さんですから、そりゃおじさんはイチコロですがな。この完成度なら広げた風呂敷を畳まず終わってもOKと思っておりましたら、なんと続編できちんと畳んでくれているじゃないですか!本作まるごと伏線(前ふり)扱いと知り二度びっくり!実質2部作と考えて良さそうですが、素晴らしいのは本作単独で見事に完結していること。これはイイ映画ですよ。『ハッピー・デス・デイ 2U』の感想へ続く。
目隠シストさん [インターネット(吹替)] 8点(2020-03-25 20:23:20)(良:3票)
11.《ネタバレ》 ホラー作品と思って観始めたら冒頭は少しばかりスロースタート。B級青春ドラマと見間違える雰囲気。矢鱈とヒロインのお馬鹿っぷりが披露されて行きます。そしてマスクマン登場。あっさりヒロイン撃沈。ん?グロさ皆無。これってホラー?

そしてタイムループ開始。当然戸惑うヒロイン。でも混乱しているようで何も変わらない。寧ろビッチ度増強。ところがループを繰り返すうちに事の真相に気付き始める。

そこからの展開はスピードアップ。ビッチ、ビッチャー、ビッチェスト(bitchは名詞だっけか?)とばかりにエスカレートしたかと思えば、悟りを開いたかの如く超好感度善良女子大生化したり、死に様も様々ならば反撃も創意工夫したりと実に面白い。

ループ脱却には犯人を殺してしまえばいいという彼女なりの結論を得てからの展開も良いですね。そう簡単には目的を果たせないし、果たせたかと思ったらどんでん返し。そうきたか!といった感じ。いやいやお見事。脚本の妙ですね。

思えば、そもそも何で誕生日にタイムループし始めたの?とか、犯人候補と真犯人それぞれの死亡の件でヒロインは逮捕勾留されてもおかしくない立場と状況だとか、そんな野暮は言いっこなしですね。ハッピーエンドに相応しいエンドロールも素敵でした。

きっちりヒューマンストーリーとしても完結している贅沢なB級?ホラー&コメディ、迷わず8点献上です。

ちなみに、この監督さん、「パラノーマル・アクティビティ」シリーズの頃はイマイチと思ってましたが、監督としての前作「ゾンビワールドへようこそ」以来注目してます。なので、同監督作品で未見の続編は当然観ます!
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(吹替)] 8点(2023-02-14 12:03:39)(良:2票)
10.《ネタバレ》 この映画を観た直後に続編のハッピデスデイ2Uを観て、あまりの面白さに勢いで2のレビューを先に書いてしまい…なんとなくそこから逆に1のレビューは書きづらかったので放置していたのですが2を絶賛しているのに1のレビューを書いてないのもおかしいだろ、という事で再見してレビューを。

再見して思ったのは「話わかってても面白いな」という事。
ストーリーがわかった状態で観ても細かいところで新たな発見もあり、なかなか面白く観る事ができました。
これが出来の悪い映画だと1回目は勢いで「面白い」と思っても再見してみると「ん?」と思う事もあったりするんですが、この映画でそんな事がなかったのはおもしろい映画の証拠かな、と。

で、再見して思ったんですがこちらの1作目に関しては肝心の「そもそもなぜループするのか」という事についての理由付けを徹底して排除してるのがいいと思うんですよ。
そこに変な理由付けをしても、なんか安っぽくなってがっかりするのがほとんどなわけで、だったらもうそこについては一切スルー。
起きてる事はもうそういうものだと割り切ってストーリーを紡いでいくというのは手法としてありかな、と。
たとえば「僕だけがいない街」とかなんで戻るのか原理について語られてませんよね。
ただその能力が存在しますという前提だけで話を紡いでいきますが、もともとありえない仕様なんですから、それでいいんじゃないでしょうか。
(結果として話を作るために都合よく能力が発動してるんじゃね?と思ってしまうところもあるんですが)
「CUBE」なんかあの構造体はなんなんだよ、という事については一切語られませんが、でも面白いわけですし。

もちろん「その理由のディテールを面白く描いてストーリーに組み込めれば」それに越した事はないわけです。
たとえばバックトゥザフューチャーの「タイムマシンは原子力による膨大な電力で動いている→過去に戻って原子力機関を動かせない→さぁどうする?」なんかがその典型です。ストーリーの一つの軸になってますから。
ついでに言えば「タイムマシンがなぜデロリアン→かっこいいから」みたいな細かいネタも忘れないからあの映画は傑作なのですが。

しかし、それが語れない(あるいは語る必要がない)のであれば、もうそこは「そういうものだ」と割り切ってしまうのも一つの手です。
この映画はそれで成功してると思うんですよね。

さらにこの映画が成功しているのはキャラ造形が魅力的な事。
(さんざん言われてる事ですが)ビッチな主人公をいつのまにか応援してしまうっていうのは映画の出来がいいからこそです。
多くの映画で「主人公が魅力ない映画が面白いわけがない」という経験をしているだけに、その真逆、ビッチな主人公をいつのまにか応援してしまうこの映画が面白いのはある意味当然だと思います。

で、この映画について言いたい事がひとつあるとすれば。
「この映画がちょっとでも面白いと思ったら(あまり間をあけずに)続編も観てね」
これにつきます、はい。
あばれて万歳さん [インターネット(吹替)] 8点(2020-05-14 22:16:30)(良:2票)
9.いや、面白かった。
素直に佳作。
どこかで観たような筋書きながら、コメディもドラマもサスペンスも程よくブレンドされて時間を忘れて楽しめた。
やな女のツリーが、だんだんかわいく思えてくるところなんてグッとくる。
タイトルからB級感がぷんぷんするんだけど、B級でも面白さは一級品。
これは観て損なし。
いや、むしろ観ないともったいないレベルじゃないかな。
roadster316さん [インターネット(吹替)] 8点(2020-04-19 18:28:41)(良:1票)
8.《ネタバレ》 「ループ」ものが大好きなので、アメリカで公開された時に知り1年以上も待たされました。
「王道ループ」+「ホラー」という「その手があったか」感が何よりも待ち遠しかった。

「ホラー」を絶対に見ないカミさんをなんとかダマして劇場の椅子に座り予告編が始まると
「チャッキー」「ポラロイド」「アス」とホラー系の予告が立て続けに流れて「なんで怖い予告ばっかりなの」と怒り口調のつぶやきに背中が凍り付いた。
ホラーというジャンルからすればこの映画は全く怖くないしグロくもない、でも「後ろに殺人鬼が」的なホラー仕立て満載で苦手なカミさんは嫌な思いをしただろう、でも映画館まで連れてきちゃえばこっちのもん。
今思えば「バタフライエフェクト」だってホラーっぽいし、大丈夫問題ない。

予告編でおおよそのストーリーを理解できるが、やはり「犯人は?」的なところは最後まで引っ張る系
とにかくループという一発アイディアにふりまわされて設定がおかしすぎるし伏線のようなものも回収されていない
殺される度に身体が弱っていくという足枷の無駄設定を設けるから何百回というループには耐えられない
「恋はデジャヴ」のようにもう何百日も繰り返していないので、たかが数日で主人公の性格を更生しようとする設定は少し説得力に欠ける。
すべてにおいて「恋はデジャヴ」を超えることができないと思っていたところに、最後のセリフで
「なんか映画の恋はデジャヴみたいだね」と元ネタのリスペクト感を出してちょっとほっこりしてしまった。

来週には続編「ハッピーデスデイ2U(ツーユー)」が公開
ホラー大嫌いなカミさんも「行ってもいい」と言ってくれたので必ず見に行きます
なんだかんだ言っても「ループ」ものは好きです甘い点数になります。
かのっささん [映画館(字幕)] 8点(2019-07-08 10:26:57)(笑:1票)
7.《ネタバレ》 評価が★4と高そうだったのと作品予備知識ゼロなので当然の様に全く期待せずに鑑賞。
こいつ怪しいという直感は当たってしまったけど、お約束の外し具合が心地よい感じでトータル的に斬新さを感じます。良かった点はネタバレっぽいので辞めときます。本作を検索したら2Uってのが制作されてるんですね。しかも本作よりも点数高いってどういうこと?期待しない様にするのはもう無理ですねw
全然関係無いけど主役の子は、観ようかどうか寝かしてるララランドにも出てると知りちょっと観たくなったかも?
ないとれいんさん [インターネット(字幕)] 8点(2023-03-27 09:41:13)
6.《ネタバレ》  まさに「小気味良い」と言いたくなる面白さだった。

 ループものの定石である「パニック→受容→謎解き」の展開を終えたあと、主人公が「どうせ誰の記憶にも残らない」と自暴自棄になって、人前でオナラをブーブーしだす展開が新鮮で楽しい。終始、お笑い用語で言うところの「天丼」がスマートに用いられていて、セリフも今っぽくしゃれている。

 結果ありきの不自然な展開(犯人を知りたいのなら、殺される直前にお面を取りさえすればいいのにそれをしない→お面を取ってしまうと「真犯人がいる」という大オチが成立しなくなるから…という都合)は少し気になったが、そもそもシリアスぶっていないので問題点というほどでもないように感じた。

 不気味なマスクのデザインは『スクリーム』のゴーストフェイスをデザインしたトニー・ガードナーによるもので、90年代のメタホラーブームの香りを残すシニカルな作風に華を添えている。
乱泥さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-09-20 14:21:36)
5.《ネタバレ》  とても楽しい映画で、主人公(女性)が最初はどうしようもないダメな奴だったのがだんだん改心して最終的にはカッコよく見えさえする場面もあり、先が読めはするものの終わってみれば気持ちのいい良い話で、非常に良かったです。

 いちおうホラー映画のくくりになっており、多少ホラーっぽい演出もありますが、ほとんど怖くなく、その手の映画を観ようとするといつも覚悟を決めていかないと中々観られない(グロい場面は直視できない)、というような私でも安心して観られる作品でした。とりあえず、犯人に主人公が襲われたときにいきなり反撃でぶん殴り返して1回は撃退するところでゲラゲラ笑ってしまった。これがいまどきのホラーの女性ヒロイン像か、なるほどーって。

 あと、この手のループ物はいろいろありますが、私は「ラン・ローラ・ラン」を思い浮かべた口ですが、あの、当初の目的は無事達成できたのに、気に入った結末を得るためにあえて***する~、という場面が、ループ物でもちょっと新しいかなと思いつつ、主人公カッコええ!!! と感じ入ったところです。

 そんなところで、続編の「ハッピー・デス・デイ 2U」も、すぐ続きの話で、そちらも非常によくできた良作なので、気に入られた方はぜひぜひ、すぐにでも観ましょう! ってところです。はい。
simさん [インターネット(吹替)] 8点(2021-02-28 21:00:39)
4.ラジオでアンガールズ田中がお勧めしていたので鑑賞。
いやあ、面白かったです。
タイムループものは色々見たので、もちろんネタバレ感はあるのだが、それを逆手に取っているようによくできている。
ただ、ホラーを期待してみるとちっとも怖くないので、その辺は要注意。
どちらかというと、バタフライエフェクトのような感じがする。もちろん、やっていることは恋はデジャブなのだが。
これを見る前にザック・エフロンのネイバーズなんかを見ていると、アメリカの大学の仕組みがよくわかりよいかもしれない。
まあ、そっちはそれほどお勧めしないが。
シネマファン55号さん [インターネット(吹替)] 8点(2021-02-07 00:54:57)
3.程よいホラー感とサスペンス感にコメディ要素を混ぜ込んだ本作。
でもその要素も味付けに過ぎずメインディッシュは主人公のキャラクター性

タイトルとパッケージの感じからグログロのB級ホラーを観るつもりだったんですが思わぬ良作に巡り会いました。
ケ66軍曹さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-04-10 20:36:34)
2.《ネタバレ》 彼女の名は、ツリー。自他ともに認める下半身ゆるゆるの女子大生、いわゆる“ビッチ”だ。その日の朝も昨日の酒が残った状態で目覚めたツリーは、自分が見知らぬ同級生の部屋のベッドに寝ているのを発見する。「あっちゃー、またやっちゃった」。酷い二日酔いの頭でそう後悔しつつも彼女は、今夜のパーティーのためにすぐさま自分の学生寮へと急ぐ。何故なら今日は誕生日だから。今日こそ最高にハッピーな一日を過ごすため、ツリーは嫌みなルームメイトや不倫の関係にある大学教授たちをやり過ごし、約束のパーティー会場へと暗い夜道を歩いていた。すると、彼女の背後に忍び寄る不穏な影。不気味なマスクを被った謎の男に、ツリーは呆気なく殺されてしまうのだった――。だが、次の瞬間、ツリーはまた見知らぬ同級生の部屋のベッドに寝ている自分を発見する。見覚えのある人と見覚えのある会話。戸惑いつつもパーティー会場へと向かった彼女は、またしても謎の男に殺されることに。でも、次の瞬間、ツリーはまた見知らぬ同級生の……。原因不明のそんな悪夢の無限ループへと迷い込んだビッチは、果たして無事に誕生日を乗り越えることが出来るのか?最近流行りのループ物に青春ホラーをミックスしたというそんな本作、いやー、これがなかなか面白いじゃないですか!最初目覚めてから謎の男に殺されるまでの一回目が若干長くてループ物としてどうかと思ったんですが、二回目三回目とループが繰り返されるたびにどんどんとスピード感が増してゆくのが観ていて爽快。ツリーの殺され方も、ナイフで刺殺から割れたガラスで顔面串刺し、バッドで殴打、噴水で水死、バスで轢死、ガソリンで爆殺とバラエティに富んでるのも大変グッド!あまりに殺され過ぎて、もはや開き直ったツリーが裸で学内を歩いたりするシーンなんていかにもビッチでナイスでした(笑)。きっと原因は自分の自堕落な生活のせいだと思い込んだ彼女が、真人間になろうと努力する中盤の展開なんてすんごく薄っぺらいんですけど思わず応援しちゃってる自分が居ました。うん、頑張れ、ビッチ(笑)。そして真犯人が明らかにされるクライマックスもけっこう脚本が練られていて普通に面白い。ラストシーンなんてなかなか技ありで思わず拍手しそうになっちゃったし。いやー、この監督、けっこうセンスあるんじゃないですかね。このタイムループの原因をもう少し納得できる形で説明して欲しかった気がしなくもないですが、エンタメ映画として僕は充分楽しませていただきました。うん、8点!
かたゆきさん [DVD(字幕)] 8点(2020-02-08 23:03:38)
1.《ネタバレ》 キャッチコピーは「時をかけるビッチ」。この瞬間「見たい」と思った。内容は最後に殺される誕生日を永遠に繰り返す女子大生の話だ。犯人は誰だ?から始まり、どうすれば殺されないか、そして自分のふしだらな生活と向きあい、母親との楽しい思い出や父親との確執まで、全くダレることなくストーリーは一気に進む。私はこう言う作品が見たかったんだと確信した。去年の「カメ止め」もそうだが低予算のイキのいい映画でした。
2週間後の続編も見るけど、話自体は完結してるんだよね。そこは唯一心配。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 8点(2019-06-30 19:13:45)
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【点数情報】

Review人数 37人
平均点数 7.03点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
412.70%
538.11%
6513.51%
71540.54%
81232.43%
900.00%
1012.70%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review2人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 7.50点 Review2人
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