2.《ネタバレ》 おとぎ話の“めでたしめでたし”のその後を描くという難しい命題に挑んだ意欲作。
全編を覆う、死と破滅を予感させる不吉な雰囲気は、天下のコメディリリーフ オラフをもってしても払いきることができず、
終始シリアスな展開が続きます。
終盤でのオラフ退場&アナの絶望を見るに至って、「もしかしてこれは、悲劇をやるつもりなのか!?」と半分覚悟までしました。
基本的には幼い良い子向けのディズニーアニメで悲劇をやるということの是非はあるにしても、
それはそれで歴史的な名作になるかも・・・と思ったのもつかの間、ラストの怒涛の魔法の展開で、そこそこ無難な着地点に。やや肩透かし。
全体的には悪くはなかったのですが、今回魔法の力があまりに都合よすぎるという感じはありましたね。
<2週間ほどして追記>
色々なところで本作のサントラを耳にするにつれ、じわじわと好きになってきました。
確かに、耳になじみやすい歌はないけれど、音楽全体としては前作を超えているんじゃないか?
Show yourselfのサビの部分は、聞いているだけでも鳥肌です。1点加点しちゃいます。アアー、アアー!