1.《ネタバレ》 今回は私の好きな少年探偵団たちの活躍はないのが寂しいが、組織と灰原(とコナン)の正体に迫る割とシリアスな物語だから、その方が良かったのかもしれない。
歳をとっても安定できる顔認証システムというのが、コナン(灰原)にとって致命的な障害になる話で、今回は灰原哀の正体がバレて彼女が攫われる。面白い展開。灰原哀が攫われるシーンでの僕らのお姉ちゃん・毛利蘭の活躍もスゴ楽しい。黒の組織の連中と互角に渡り合う蘭姉ちゃん、カッコよすぎ!
絶望的な「潜水艦の中に拉致」という状況は、流石に多くの協力者がいないと何ともならなくて、若干ご都合的にも思えるが、外に出てからの救出時の呼吸器のやり取りからの、最後の「返したわよ、あなたの唇」の展開にはちょっと涙した。
ここんところのコナン映画の中では、かなり良い部類だと思った。
ただなぁ、最後に正体を明かすあの人、何のためにそんな事したん?