3.《ネタバレ》 ポール・ジアマッティの体当たりの壊れた演技、どの映画でも印象的です。
今回もマイレージが使えないと怒りまくっていますが、ヨーロッパに往復できるくらい貯めたマイレージが航空会社の合併で無効になったことがあるので気持ちはよくわかります。
本業が歌手のヒューイルイスよりも上手な人がたくさんいるのにびっくり。メインキャストも個性的ですがモブキャラが生きています。
だるまのような体系でコパカバーナを歌うお兄さん、「生活は楽よ。かっぱらいでくらしてるから」と元教え子に自慢するおばあさん。
ポール・ジアマッティをキュートと言って薬を飲ませるお姉さん、みんな良い味を出しています。
エンドロールに歌った人の名前がみんなはいっているのが、なんともいい感じです。
ほんのちょっとだけ歌を歌うシーンで、やけにいい声だと思った人がいたんでチェックしたらデビューする3年以上も前のマイケル・ブーブレでした。
群像劇「ナッシュビル」も最後は銃でしたが、この映画は死はいらなかった気がします。