101匹わんちゃんのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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101匹わんちゃん

[ヒャクイッピキワンチャン]
(101匹わんちゃん大行進)
One Hundred And One Dalmatians
1961年上映時間:80分
平均点:6.43 / 10(Review 23人) (点数分布表示)
ラブストーリーコメディアニメ犯罪ものファミリー動物もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-01-15)【イニシャルK】さん
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監督ウォルフガング・ライザーマン
ハミルトン・S・ラスケ
クライド・ジェロニミ
演出金田文夫(日本語吹き替え版)
ロッド・テイラーポンゴ
池水通洋ポンゴ(日本語吹き替え版)
松金よね子パーディタ(日本語吹き替え版)
納谷六朗ロジャー・ラドクリフ(日本語吹き替え版)
一城みゆ希アニータ・ラドクリフ(日本語吹き替え版)
平井道子クルエラ・デ・ビル(日本語吹き替え版)
山田康雄ホーレス(日本語吹き替え版)
熊倉一雄ジャスパー(日本語吹き替え版)
林泰文ローリー(日本語吹き替え版)
小宮山清(日本語吹き替え版)
塩見竜介(日本語吹き替え版)
安原義人(日本語吹き替え版)
沼波輝枝(日本語吹き替え版)
村越伊知郎(日本語吹き替え版)
製作ウォルト・ディズニー
配給RKO
東映(1981年リバイバル)
ブエナビスタ(リバイバル)
東宝(1986年リバイバル)
ワーナー・ブラザース(1991年リバイバル)
字幕翻訳太田直子
日本語翻訳金田文夫
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7.物心ついた頃から、ディズニー映画は録画されたVHSが擦り切れるほど観てきた。
「白雪姫」から昨年の最新作「ウィッシュ」に至るまで、ディズニー長編アニメーション映画の主だったところはほぼほぼ鑑賞してきたのだけれど、どういうわけか「101匹わんちゃん」を四十路を越えた今に至るまでスルーしていた。
幼少時に母が用意してくれたビデオコレクションの中に、本作が含まれていなかったことと、「単に101匹のダルメシアンが騒動を繰り広げる映画だろう」という表面的な先入観が、歳を重ねるほどに興味が離れる要因となっていた。

先日鑑賞した、本作に登場するヴィラン“クルエラ”の若き時代を描いた実写映画「クルエラ」が、自分の想像以上にフェイバリットな一作となったので、ようやくそのオリジンの鑑賞に至った。
ディズニーアニメ映画史の時代的には、「眠れる森の美女(1959)」と「王様の剣(1963)」の間に位置する本作。この両作は逆に何度も観た作品だったので、まず本作の作画の風合いにとても懐かしさを覚えた。
そしてこの時代のディズニーアニメーションの芸術性の高さに、改めて感嘆した。

無論すべてが手描きの作画であり、現代のアニメ技術の精巧さとはまったく別物、その性質は乖離している。だからこそ生まれる“画”そのものの味わい深さが堪らない。
言語化が難しいが、とても芸術性の高い“絵本”が動いている感覚で、アニメーションであることを認識しているはずなのに、映し出されるその現象がとても不思議に思える。そこには、まさにディズニー映画による“マジック”が存在していることを実感した。

全編通してアニメーションのクリエイティブは素晴らしいが、特に白眉だったのは、「明かり」の表現。当時のロンドンの街並みの中で光るネオンサインだったり、一つ一つの住宅に灯される明かりの表現が今の感覚で見ても、とても素晴らしく、見事だった。

そして当然ながら、“101匹のダルメシアン”を一匹一匹を個性的に描き分けて、同時に躍動させるそのアニメーション力にはシンプルに舌を巻いた。99匹の子犬たちが雪崩のように逃げ回り、走り回るシーンなど、現在に通じるディズニーアニメの真骨頂だと思う。

また、主人公のダルメシアン家族をはじめとする動物たちのアクションが楽しい作品ではあるが、人間のキャラクターの造形や言動も娯楽性に溢れていた。
やはり前述のヴィラン“クルエラ”を筆頭に、悪党一味たちの描写が特に見事だった。ダルメシアンたちを執拗に追い詰めるその恐ろしさと、随所に見せる本質的な滑稽さのバランスがこれまた素晴らしかった。

長きディズニー映画史の中でも「名作」という呼称に相応しい作品だったと思う。
「ピーターパン」や「ダンボ」と同様に、幼少時からVHSを繰り返し観ていたならば、きっと本作もフェイバリットな一作になったに違いない。
鉄腕麗人さん [インターネット(吹替)] 8点(2024-09-21 08:35:10)
6.《ネタバレ》 ディズニー映画はオープニングクレジットが大好きです。これもその一つ。日本の子供用映画にこのおしゃれ感はないのでは?アメリカ人に生まれたかったな、と思う瞬間です。こういうセンスの中で育つなんて。最初のピアノのシーンも、手抜きなしの丁寧さに感動します。ストーリーは子犬の冒険物語ですが、101匹になるまでが好きです。見ている時間が幸せなのです。
LOISさん [ビデオ(字幕)] 8点(2015-01-04 21:01:14)
5.これはまさに「動く絵本」ですね。背景画は色が輪郭線からハミ出してたりするし、登場人物(犬?)画の線はザザッとしたデッサン風だし。さらにさまざまなデフォルメが凝らされていて、何から何までが絵本みたいな味わい。ストーリーはというと、皆さまご存じだと思うので特に申し上げることもありませんが、誘拐された子犬たちがロンドンを目指し帰ってくる冒険物語、これは、『トイ・ストーリー』の原点とも言えるものですね。無数の子犬が次から次に走り回るシーンが見もの、ただし、さすがに一度にたくさんの子犬が登場する場面ではすべてを完璧に動かすことはできず、「動く犬」と「動かない犬」とに分かれてしまうのはちょっと残念なところですが。あと、クライマックスの壮絶なカーチェイス(と壮絶なクルエラの表情)もまさに見ものです。さらに個人的には、誘拐犯2人組の吹き替えが、「ヒッチコック」と「イーストウッド」の会話になってるのが、ちょっと感涙もの。
鱗歌さん [DVD(吹替)] 8点(2010-03-05 22:35:55)
4.《ネタバレ》 犬好きなんで、大好きな作品の一つです。最後にロジャーが101匹全部飼っちゃうって決めるところが良いですね。私も101匹飼ってみたいです。

ゆみっきぃ♪さん [DVD(字幕)] 8点(2005-08-06 10:25:37)
3.初めて映画館で観たアニメ・・だったはず。
うち貧乏だったんで、小学生時代に映画館に連れてってもらえた作品て、これを含め数えるほど。
でもそんなゼイタク言っちゃいけないですね。
まだ戦後をひきずってた時代だから、周りにはもっと貧乏な子も山ほどいた。
そんな時代に、オシャレで愛らしくてユーモアがあって、別世界に連れて行ってもらった気がしたものでした。
そんな中に現れたクルエラは、もうほんっとーにマジこわかったよ~。
おばちゃんさん 8点(2004-06-26 23:50:29)
2.ポンゴとパーディの出会いと共に、音楽家の飼い主が、公園で女性と出会うシーンは最高にロマンティック。犬の遠吠えによる、伝言もいい(笑)。とにかく、犬が全てカワイイ!!。
sirou92さん 8点(2003-08-12 04:03:09)
1.とっても好き。冒頭、ポンゴが窓からメス犬たちの品定めするところなんて、うまいなあと思う。犬たちの表情がとってもキュートで、さすがディズニーと感心させられました。
あやりんさん 8点(2003-05-22 23:35:56)
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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 6.43点
000.00%
100.00%
214.35%
300.00%
414.35%
5313.04%
6626.09%
7521.74%
8730.43%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 6.50点 Review2人
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