5.《ネタバレ》 (2008年映画メモをもとに)
気持ち悪いです。
ついにおマタンゴ拝見しました。
マタンゴとはなんとも毒々しいく強烈なネーミングなんでしょう。
作品も同様に毒々しい作品です。
この迫りくる恐怖と気持ち悪い感じはホラーの傑作です。
(それとは違う意味で)冒頭で船内のセレブな感じがキモかった。
廃船の国籍が分からなく得体の知れない研究がされていたという不気味さは効果的。
突然変異ってバイオハザードやん。
ゾクゾクする。
そしてこの作品最大の功績はキノコです。
毒キノコをテーマにした着目点はレベルが高い。
僕はキノコやコケやカビみたいに湿気の多いジメジメした感じが大好き。
んで、そういうのがじわじわと迫ってくる恐怖感がこの作品は素晴らしい。
とくに、不気味な足音を響かせて夜の船内に入ってくるあれには参った。
、、、、こういう恐怖のサバイバル状況におかれると、女性がいやにも色っぽく見えてくるのが不思議だ。
森に入ったときの不気味な声がヤバい。
最後の「センセー」って声が不気味だった。
精神病院の窓からみえるネオンの光も、華やかだけど毒々しいのかも。
マタンゴ島も現実もそう変わらないってか。
この迫りくる恐怖と快楽からは決して逃れることのできない!究極の毒々サバイバル・ホラー!