44.誰もが皆、愛して欲しいと願っている。しかし「愛して」の一言が、どうしても言えない。 【永遠】さん 8点(2004-04-04 09:10:49) (良:2票) |
43.《ネタバレ》 落下して銃で撃たれる人もいれば、落下して人を助ける蛙もいた。銃は反動でテレビを打ち抜くけど、確かにその人の人生は、テレビに支配された人生だった(クイズ少年も)。ふっと神の意志・愛をイメージする。それにしてもなんとも理解しかねる蛙の土砂降り。これは所詮人間ごときに神の意志・愛は理解できないと言うことか。つまり、愛は理解するものじゃなく、信じるものだというメッセージ?(陳腐だけど) 最後のカットは、薬におぼれていた娘がカメラ目線でにっこりとほほえんだ。ほっとする笑顔。全てはこの笑顔のための3時間だったか。愛を信じるものは救われる!(陳腐だけど) 3時間退屈せずに見ていました。いい映画でした。 【karik】さん 8点(2003-12-09 22:35:10) (良:1票) |
42.蛙のシーンがいい。あれで救われた。ネタバレだけど書いちゃってよかったのかな? 【ユーヤ】さん 8点(2000-06-27 16:05:58) (良:1票) |
【まめ】さん 8点(2000-02-22 14:49:51) (良:1票) |
40.大スター、トム・クルーズ。 トップガンのマーヴェリック、ミッション:インポッシブルのイーサン・ハント、、 君はどっち派か? 私は断然、マグノリアのフランク・T・J・マッキー派 (笑) 「イ○モツを敬え!!」 「お○んを手なずけろ!!」 たった一作、このたった二言で、 マーヴェリックとイーサンの幻影が全て跡形も無く吹っ飛んだ。 【タケノコ】さん [DVD(字幕)] 8点(2024-04-19 22:34:11) |
39.《ネタバレ》 PTAの早熟なまでのキャリアの頂点と言える。冒頭で語られる3つの"思いがけない出来事"を象徴するが如く、「こんなはずじゃなかった・・・」と上手くいかず、途方に暮れて、誰かが口ずさんでいるかもしれない歌により一つの物語に紡がれていく。これは映画でしかできない希有な体験だった。そろそろ飽きてきたときに、"思いがけない出来事"をガツンとぶつけられたときの衝撃は計り知れない。アレに出会ったことによって、新しく自分を始められるきっかけになるかもしれないし、変化もなく堂々巡りで終わるのかもしれない。たとえ意見が割れる結果になったとしても、そのワンダーは登場人物と同じく現実のものとして記憶に残る。 |
38.《ネタバレ》 なんともいえない不思議な感じのする、非常に面白い映画だった。 様々な境遇と人物像が交錯する中でのドラマは圧倒的。 本編にもある”強すぎる愛”が故の悲劇とでもいうのか、 人一人が抱えるものの重さと ありふれているようでいて壮絶な人間ドラマに感情が揺さぶられて、観客である自分もその中で共感し、自分もまた人間であるということを発見したような気分だ。 人生は数奇な不思議なことにあふれているとこの映画はいってた。 生きたり愛したり許したり憎んだりするってことは不思議なことだ。 カエルがかわいそうだけど。 あまりにも圧倒的なものを目の前にすると、心の蟠りなんか忘れて相手に素の自分が出せるような気がする。 トムクルーズのセミナーは何とも滑稽でイタい面白さだが、 インタビュー後半のトムクルーズの表情は精悍な眼差しが美しい。 正直、トムの演技の才能を初めて感じた。 この映画が凄いのは3時間という上映時間を全く長いとは感じさせないドラマの密度の濃さだと思った。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(吹替)] 8点(2012-07-20 23:54:39) |
37.長尺にも関わらずテンポの良い展開だったので飽きることなく観ることができた。 じわじわと高まっていった緊張感が頂点に達したときに訪れた「アレ」には心底驚かされた。 なぜ「アレ」だったのだろうかと調べてみると、(警官が熱心なクリスチャンだった時点でキリスト教的何かがあるんだろうなと薄々気づいてはいたが)聖書からの引用らしくそれなりに意味と根拠があったみたい。 【eureka】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-05-04 16:09:48) |
36.《ネタバレ》 かなり賛否別れる作品だと思います。個人的にはかなり良かったです。これぞ群像劇というべき、個々の話から全体を包み込む一体感に繋がる感じが素晴らしい。最後のほうのアレは実は伏線があったり、バックボーンを知って意味を見出すことができると尚更楽しめると思います。単純に世の不条理という解釈でもいいでしょう。映画はこうあるべきとか、こうあるべきだと思っていたのが裏をかかれたとか、結果が曖昧でない話を好む方にはそれこそ不条理な点数を付けられがちですが、こういう最後に軟着陸するような作品はとても貴重だと思います。これを好きな人とは美味い酒が飲めそうだ。 |
35.完成度の高さがすごい。群像映画として出色。クライマックスも納得。雨のち晴れ。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-03-12 09:13:47) |
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34.《ネタバレ》 たまに街中の雑踏のベンチに座って通り過ぎる人達を見ていると、ふと、この映画のことを思い出します。当たり前のことだけど、通り過ぎていく一人一人がそれぞれの人生を生きていて、そして何の因果か、偶然この時間帯に、この場所を通り過ぎる。そんな日常のささやかな一場面が、とんでもない奇跡に思え、たったそれだけで感動するんです。それぞれに人生のシナリオがあって、幸福や不幸を抱えていて、その結末は誰も書ききっていない。中には死を考えながら歩いている人もいるかもしれないし、これから恋人に会いに行く人もいるかもしれない。陳腐な空想で誰もが思ったことがあるかもしれませんが、すごいことだと思います。数学的に確率で計算すると、とんでもないことになりそうです。高校時代に、この映画で初めて群像劇というものを知って、それ以来群像劇が大好きになりました。この物語の主要人物達は、それぞれが人生に於けるターニングポイントにもなりかねない事件を経験します。それは、その後の人生に大きく影響を及ぼすようなトラウマにもなりかねない事件です。昔、降り止まない雨などない~と歌った歌手がいました。どんなに土砂降りが続こうが、カエルが降って来ようが、この映画は降り止まない雨などないということを教えてくれます。最近、おたまじゃくしが降ってくるような珍現象が日本でも、相次いで報告されています。そのうちカエルも降ってくるかもしれません。ところで、この映画はAimee Mannがかなり評価をあげてますな。ほんと、ハマってます。サントラええです。出来としてはクラッシュ(2004)の方が上だと思いますが、好きな映画なので8点献上です。 【Nujabest】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-08-31 12:10:29) |
33.さすがにこれ以上のオチは見たことがありません。たぶん驚くほど“キョトン”顔をしていたに違いありません。あそこまで巧妙だと逆に気持ちがいいものですね。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-11-10 12:57:11) |
【くまさん】さん [地上波(吹替)] 8点(2008-09-30 00:41:16) |
31.久しぶりに見ました。ラストシーンがとても印象的で、いまでも強く心に残っています。三度目の鑑賞になりますが、あのシーンを見ながら今回も色々考えてしまいました。自分の経験次第で見方が変わる、面白い映画だと思います。 【liverpool】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-02-10 02:59:52) |
30.アメリカのかたたちはあんなに毎日F@ckと言ってるのか、なるほど。 トムクルーズも銀髪の殺し屋を上回る変な髪だし、 銃はどうなっとるのよというのはありますが、 3時間ずっと見入ってしまいました。 やっぱり群像劇はいい。しかし、女のヒステリーはとても見ていられません。 |
29.私はこの映画を高校2年生の時に観に行った。 正直、トム・クルーズが出ているから・・・ ただそれだけで見に行った記憶がある。。。。 3時間にも及ぶ長編映画。 当時見た時は正直、よくわからないまま終わった。。 しかし今観るとちょっとだけ理解できた気がする。。。 エイミー・マンの歌は言うまでもなく良かった。 【ナラタージュ】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-01-19 19:09:15) |
28.《ネタバレ》 個人的には傑作だと思いますが、生活面でのディテールや登場人物の発想がアメリカ的な特徴を強く(全くハリウッド的でないくらいに強く)帯びているため、やや感情移入しずらい面もちょっとあるかなという気はしました。 アメリカ的ユーモアが生み出した傑作なので、仕方のないことではありますが。 「愛」についてユーモアに満ちた視点で真剣に語る映画、という意味では間違いなく傑作だと思いますが、ストーリーとしては最後に煮詰まったんでしょうかね。各ストーリーが収束に向かいつつも交錯しきれずに「いつこの映画は終わるんだろう?」という疑念がふつふつと湧いた頃にカエルが降ってくると。 文学的に言えばこのアクシデント?はカタルシス(浄化)だと言えなくはないですが、これで登場人物達の苦悩が「浄化」されたというにはちょっと弱いかも(司会者の命は救いましたけどね)。 ということで多少減点ですが、人間にとって価値ある映画だと思うので8点。 ちなみにトム・クルーズの演技は良かったですが、あのキャラで女にモテるという設定はかなり微妙な気が・・。 【あおやん】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-04-02 02:26:11) |
27.《ネタバレ》 このカタルシスはありだと思う。結局、こうでもないと人間って自分より大きな物を見られないような気がする。登場人物が抱えていたような悩みや重みは、国は違えど身の回りに溢れている。自分だって悩んでいる時にはそこまで周りを見られていない。そう考えると、この結末悪くはないと思う。意外性もあったし。そして全体的に観ても、見事な構成の脚本に、いろんな要素が詰まっている。でもどこかが出過ぎることもなく、上手くまとめてある。本当に自分の考えていることは何なのか、愛とは何なのか、深く考えさせられる素晴らしい作品だと思う。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-03-18 13:40:51) |
26.《ネタバレ》 あのカエルが降ってきた瞬間に、たぶんみんな気が抜けたんだと思う。なんというか、煮詰まって煮詰まって、破裂寸前まで膨らんだ風船のような緊張状態になっていたところで、急に空気がぷしゅうっと抜けてしまう感じ。それまで深刻に悩んでいたのが、なんだかバカバカしくなってくる。自殺しようと思って銃をこめかみに当てた瞬間にカエルが手を打って死に損ねるなんていう経験をしたら、きっともう一度自殺しようとしたときに思い出し笑いが出て、死に向かって盛り上がっていた気持ちが萎んでしまうだろう。 人生がお先真っ暗に思えるとき、実は現実が悪いことばかりというわけではなく、自らの手で目を塞いでいる場合がある。人生の暗い部分ばかり見つめていると視界が狭まって、確かに存在するはずのポジティヴなものも見えなくなってしまう。しかしそんな呪縛はふとした拍子で解けてしまうもので、いったん解けてしまえば前よりもっと大らかな気持ちで物事を見つめられるようになっている。自分の悩み事を突き放して見られるようになれば、なんとかやっていけそうな気がするものだ。 あのカエルの群れが大勢の人たちにとってそういうきっかけになったとすれば、この映画はやっぱりある種の「奇跡」の物語なのだと思う。 (ただ、ラストのような現象についてなんの知識もないような人が「は?」で終わってしまうのはわかる。自分は竜巻で巻き上げられた魚やカエルが降ってくることがあるという話をたまたま知っていたので、比較的抵抗は薄かった。欧米ではけっこう知られている現象なのだろうか?) 【no one】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-03-04 12:02:06) |
25.こういう映画好きです。いろんな人が出てきて、だんだん、それぞれの意味が分かってくるっつ~のが。長さをそんなに感じなかった。 【さら】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-03-30 15:24:30) |