16.「死に方さえ分かっていれば人生は変わる。」それが分かっているからこそモリー先生はその瞬間まで、ただ死を待つだけでなく、今を受け入れ己の人生を生き続けることが出来たし、「生」について説く事ができたのでしょう。 遺作となった僕の大好きな名優ジャック・レモン演じるモリー先生の語る含蓄のある言葉の数々。人生の極意についての講義を受けたようだった。しかし、堅苦しさ、重苦しさは感じさせない。ジャック・レモンの最後の素晴らしい演技が感動的でした。 僕は最近転勤になり、仕事も生活の環境も変わったばかり。このタイミングでジャック・レモン演じるモリー先生の講義を受ける事が出来た事をとても嬉しく思います。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-12-05 18:32:01) (良:1票) |
15.《ネタバレ》 なんか心に響いた。 自分の両親が老いて終活してる状況で 自分自身もそろそろ老いを真剣に考えてる時期だからかも。 頭では昔から分かってることだけど 理屈で理解してることと心から理解してることでは違う。 こうやって送り出せる人間になりたいし こうやって送り出してもらえる人間になりたいなー。 世の中に多数ある理想的な終活の一つを切り取った映画。 感動しました。 【Dry-man】さん [DVD(吹替)] 8点(2019-11-24 13:35:21) |
14.《ネタバレ》 本当に素敵な作品。死ぬ間際になって人生の大問題について考え続けていく1時間半であった。TVムービーの感じはあちらこちらに出ていたが、そのこじんまりした感じが逆に本作の価値を高めているように思う。ジャック・レモンの遺作がこれに出来たのは、彼自身も満足しているのではないだろうか。 【θ】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-11 00:14:32) |
13.ミッチ・アルボムの原作を1時間半のTV作品にコンパクトにまとめている。もちろん本のとおりというわけにはいかないが、エッセンスは伝えられていると思う。モリーの教え子ミッチのスポーツ・ジャーナリストとしての慌しい生活、引退後病に倒れた元教師が残された日々をおくる穏やかな日々、そして彼の過酷だった少年時代が交錯する。ジャック・レモンとしても、彼のキャリアの最後を飾る作品がたとえ大きなスクリーンにかかるものではなくても、このような佳品であったことは喜ばしいことである。ダンスホールで楽しげにステップを踏むモリー先生の姿が目に焼き付く。 【レイン】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-07-15 00:00:17) |
12.《ネタバレ》 モリー先生のたくさんの話。それを聞きながらふと考え込み、聞き逃してしまった言葉があったが、巻き戻しはためらわれた。"時間は流れる"ものだから。で、あとで見直した。生徒になっているのは自分だった。同調できること、発見したこと、違うんじゃないかと思うこと、いろいろなことを聞き、考えた。映画としてはやはりテレビ映画ということもあって、「ここからCMです」的なとこなどあり、ちょっとな、という感じだったが、この作品は本よりは映画のほうがいいと思う。何といっても視聴する僕らは「生徒」で、受動者なんだから。この映画は地味で、分かりきった展開に、前に出した演出もないが、その過程、先生の"声"は心に染み入るものがある。きっとナンバー1ではないが、素晴らしいナンバー2だと思う。 【透き通るBlue】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-22 10:28:10) |
11.「映画は娯楽」これが私の持論だけど、娯楽から大きく離れていてもこういう映画は大歓迎です。心に沁みました。 【Miranda】さん [地上波(字幕)] 8点(2006-03-16 01:19:57) |
10.夜中テレビをつけたら偶然、この映画をやっていました。 すぐ消すつもりがどんどん引き込まれてしまい、全部見てしまいました。それぐらい、台詞の一つ一つに、私惹きつけられました。 こんなに清清しく、人生を語ることができるなんて・・・ 【りえりえ】さん [地上波(吹替)] 8点(2005-12-18 19:28:45) |
9. この作品が上映された数年後にジャック・レモンが亡くなるなんて・・・そう考えると本当にモリー先生のひとつひとつの言葉の重みが心底伝わってきました。死を理解すことにより生きることをより深く知る。モリー先生の本当に重みある素晴らしい教えの言葉ですね。 |
|
8.モリー先生の一言一言に大きな含蓄と深みがあり、作品を見ながら主人公と一緒に自分の人生を見直すことができる秀作。そして、言葉を表すだけでなく、その後の主人公の変化までをもきちんと表現しているのが素晴らしい。手遅れになる前にこの作品に出会えて本当に良かった。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-02-08 03:40:36) |
7.人生に悩んだとき観る映画のひとつ。まあ映画ひとつで何が決まるわけでも無いとは思いますが一方向性として観ると「なるほどねぇ」と少なからず納得出来るセリフが出てきます。人は一人では生きられないということが伝わってきたこの映画は結構好きです。 【tetsu78】さん 8点(2004-11-27 00:38:38) |
6.考えさせられる作品だった。若輩者ながらモリー先生の言葉は心に染み入るものがあった。もう少し年を重ねてから観ればもっと学ぶものが多い作品なはず。 【ゆきむら】さん 8点(2004-09-14 15:36:07) |
5.”自分の死が迫った人間の思い”と”死が近い人を身近にもった人間の思い”が交差する、 とても良い作品でしたね。特に劇中モリー先生がいくつか残してくれる言葉には、いろいろ考えさせられてしまった。確かにこういう物語は本で読んだ方が良いのかも知れないが、本はホラーかサスペンスしか読まないし、活字より映画やTVの方が圧倒的に多いおいらみたいなダメ人間には、映画やTVドラマにでもならない限りこのような作品には出会わなかっただろう。う~ん、映画って素晴らしい。 【カズゥー柔術】さん 8点(2004-08-30 12:11:00) |
4.ジャックレモンのコメディでない話を見るのは初めてでした。最後がどうなるかはほぼはじめから明らかなわけで、そこまでのプロセスが重要なわけですが、話としては非常によかったです。原作を読んでみようと思います。 【HK】さん 8点(2004-06-19 08:24:07) |
3.「幸せとは何か?」という難しいテーマを分かりやすく簡潔にまとめていて、とても素晴らしい映画でした。また名優ジャック・レモンの遺作とあってか、本作の役柄(不時の病)と同じくスクリーン内での彼はとても病的に見えました。しかし、さすがベテラン俳優だけあって彼の演技は輝きを全く失っていませんでした。僕は彼の色褪せることのない役者魂(言い換えるなら、役者は死ぬまで役者であるという精神)に感動し、号泣してしまいました。涙は止まりませんでした。さてさて点数の方は、改めてジャック・レモンという役者の偉大さを実感したということで8点献上します。合格! 【ピルグリム】さん 8点(2004-01-01 00:22:14) |
2.心に残る名言の連続で時間を忘れてしまいました。こんな考えをもって生きられたら癒しなんて言葉は要らないと思いました。夜中にモリー先生が窓の外を眺める表情は意味深で切なかった。死を目前にして悟ることが出来ても高齢になったら残る人に言葉で伝える事は難しいと思うし、単純かもしれないけどそんな言葉の詰まったこの映画見れて良かったなと思います。行き詰まった時また観ようと思います。 【スルフィスタ】さん 8点(2003-10-24 02:54:19) |
1.「死に方が分かれば、生き方も分かる」モリー先生の語る言葉には、人生の深さと、愛情が散りばめられています。先に進めず悩んだときは、モリー先生に会いたい・・・。そう思える素敵な作品です。 【sirou92】さん 8点(2003-10-16 03:52:04) |