46.《ネタバレ》 内容を超えて“その映画の持つ意味”で語られる作品が存在するワケですが、間違いなく『リング』もソレですね。“貞子”というビュジュアルの発明(正確に言えば日本古来の「幽霊」のスーパーバージョンアップ)、“不吉”という感覚を見事に映像化した「呪いのビデオ」の完成度など、まさに後にハリウッドにまで殴り込みをかけた“Jホラームーブメント”の起爆剤と言ってイイでしょう。 個人的に最高にイヤな場面(イイ意味で)は、ビデオを見た後にかかってきた電話の“受話器の向こう側に感じる凄くヤバい空気”の表現。ハリウッド版が「セブンデ~イ」なんてコトをやっちまってるのを見るにつけ「やっぱアメリカ人には、ソコんトコが分かンねえのかなぁ~」と思うのですよ…。 ちなみに…俺はテレビから出てくるシーンは実は全然怖いと思わなかったンです。“怖さ”が急にハッキリ&クッキリしちゃったカンジで。それまでの“よく分かんないけど怖い”感覚の方が「恐怖の心霊写真集世代」の俺には怖かったなぁ… 【幻覚@蛇プニョ】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-08-16 09:19:43) (良:4票) |
45.友達と平日のレディースデイに観に行ったら、見事に貸切でした。テレビのみならず、スクリーンからも貞子出てきちゃうんじゃないかと思った。テーマソング、始まる前に流れてた時は意味解らなかったけど、終わったあと聞いたらマジで泣きそうでした。♪きっと来る~・・・って・・(泣)・・・っていうか、アレって、テレビが高い台の上とか置いてあったら、貞子大変だよな・・・。学校の教室のテレビだったら、貞子急直下だよ(笑) 【plala*】さん 8点(2003-12-28 00:08:10) (笑:3票) |
44.原作とのギャップがかなりあるので、原作=映画で考えると ちょっと残念感は否めませんが この映画「怖くない」そんな意見も多いけれど 私は邦画ホラーでナンバーワン怖かった! ミスキャストとかは、もうどうでもいいです。 ディティールが怖い。 高山竜司が布をかぶってテレビにちょびっと映るとか 一瞬のこと、みたいのが怖い。 下を向いていたら、足だけ視界に入ってくるとか。 貞子シーンはやりすぎてて、ひえ~とはなんないけれど 全体的な色めとか、暗い感じとか 最初のシーンで夏の夜を感じさせる音の演出とか テレビから聞こえる野球の声とか そういう普通のシーンが何かイヤ~な感じで感じられる。 そういうとこが怖かったです。 【umeno】さん [映画館(邦画)] 8点(2011-01-01 15:47:56) (良:2票) |
43.《ネタバレ》 あれから18年。すっかりこちらのテレビも薄くなっているわけで、どうにも埋めがたい気持ちの隔たりと、ちょっとした申し訳なさを感じないわけにはいかない。映画の印象もずいぶん変わった。貞子の服やパーマ、こんなにきれいだったかなあ?子供時代に感じた、お化け屋敷な印象はきれいさっぱりなくなった。ホラーらしくない落ち着いた映像と趣味の良い美術、素朴な演技などは今だからこそ共感できる部分も多い。 思えば、テレビは一家だんらんの明るい象徴だった。それが核家族化により一家に一台からひとりに一台へ、お茶の間から個室へと移り変わる。ちょうど当時としてはテレビの存在が、暗闇を映す鏡のような異世界へのチャンネルとしての魔術性を帯び始めた頃合いだったのかもしれない。 「呪いのビデオを見ると一週間後に死ぬ」ホラーの題材としては一見子供っぽく感じる。しかし観客の気持ちをしっかりとつかんで離さない重厚な雰囲気づくりは見事だ。 私たちは、これ以上深入りしてはいけないような禁忌と、それでいて行かなければならないような使命感の狭間に揺れる。聞こえるのは深い井戸に眠る貞子の呼び声だろうか。貞子の登場は最後だけなのに、ずっと画面に気配が感じられるのはそのせいなのかもしれない。 ビデオの呪いを解くために手がかりを探る主人公たち。彼らはその過程で博士と志津子の悲しい関係を知る。まったく無関係な二組の夫婦だが、共鳴し、引き寄せ合うように、彼らの記憶は少しずつ重なりあっていく。 過去と現在。ふたつを結ぶトンネルの最も奥深くに彼女はいた。髪は抜け肉はドロドロに腐り落ちている。しかし不思議とそこには「恐怖」がない。玲子をここまで突き動かしてきたのは「呪いを解きたい」「まだ死にたくない」という、いわば自分勝手な動機だった。だがもはや玲子の表情に恐怖や焦りの色はない。大切な何かを思い出したかのような安堵が広がっているだけである。 まったく見ず知らずの間柄だった玲子と貞子。「他人なのに他人じゃない」今はそれがはっきりわかる。ずっと探し求めてきた貞子の亡骸を愛おしそうに抱きよせるシーンは、まるで赤ちゃんの出産場面を見ているかのようで感動した。 【月の】さん [地上波(邦画)] 8点(2016-08-27 21:04:41) (良:1票) |
42.《ネタバレ》 約8年の歳月が経った今でも『貞子』の名前は多くの人の記憶に残っている。これってスゴいことです。 ホラー映画って、興行収入や制作費などの『記録』ではなく、いかに『記憶』に残るかが名作としての絶対条件だと思うのです。 8年前に初めて「リング」を見た時、私の心は恐怖と感動でいっぱいでした。 若かったからかもしれないですけど、これほどの緊張感と恐怖心で支配されたジャパニーズホラーは、その時の私には初めての経験だったのです。だからこそ、恐怖を超越してある種の感動を覚えてしてしまったのです。 で・・・でも、やっぱり貞子こえぇ~っす(泣) 鑑賞後の夜、お風呂から出てきた時に独りぼっち&部屋が真っ暗だと怖いから、パパンに起きて待っててもらったのは良い思い出です(夜中の2時)。 <2020年10月:点数を7点→8点へ修正> たまたま見る機会があり10数年ぶりに鑑賞しましたが、これは本当に名作ですね。よく出来てるなぁ…と改めて嘆息が出ました。 ジャパニーズ・ホラーの原点って、やはり「水」なのかな?と思ったりしています。 水というか、ジメジメヌメヌメした梅雨時のような、あの肌にまとわりつくようなベッタリした不快感です。汗なのか湿度なのか判らない、あの不快指数100%のようなじっとりした肌感覚です。その言い知れぬ不快感が「リング」からは常に漂っていて、見ているうちにいつの間にかしかめっ面になってしまうんですよ。 しかしこうした不快感を恐怖として変換・認識できるのも、日本という海に囲まれた島国で育った日本人特有の感覚なのかもしれません。土着信仰も大いに影響しているように思います。 かつては幽霊と言えば「お岩さん」を思い浮かべる日本人が大多数だったにもかかわらず、今日では「貞子」がその地位を取って代わり、確固たるものとしています。この作品がジャパニーズ・ホラーの代名詞として一つの文化を作り上げたのは、紛れもない事実でしょう。 ところどころに粗はあるものの、封切りから20年以上経っても色褪せない良い作品だと思います。 【港のリョーコ横浜横須賀】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-08-16 10:02:53) (良:1票) |
41.ミステリー(?)みたいに一つ一つ謎を解きながら進んでいく原作が好きだったので、映画版の諸々の改変があまり好きでは無かったです。が、最近になって映画全体の雰囲気を考えると、これでよかったのかなと思うようになりましたが。さらに最近になって、ようやく思った事(遅すぎる?)。この映画、ビックリするくらい「ベタなネタ」だけで構成されてますね。脱帽です。大ネタがまず「不幸の手紙」なのは言うに及ばず。黒髪の美しい女の呪いだとか、女子高生たちのうわさ話(それがなんと本当なんだよ!)とか、若者たちがイタズラ心半分で足を突っ込んだおかげで大変な目に遭ったり、その現場は昔いわくつきの井戸があったり、幽霊から無言電話がかかってきたりと、ビックリするくらい典型的な怪談ネタばかりです。原作では、主人公がタクシーの運転手から偶然話を聞くことで物語が動き始めます。タ、タ、タクシー運転手って!「タクシーの運ちゃんから聞いたんだけどさぁ・・・」そんな話だれが怖がるかよ!・・・・・・なのにこの映画、大のオトナも夜トイレにいけなくなるくらい怖がらせた凄い作品になってしまいました(逆に怖くないという人の評価も分かる)。原作そのものの持つ力だけではなく、映像全体の演出がすばらしいからこそ出来たのでしょう。貞子なんてちっとも出てこない日常の場面でも、「人を不安な気持ちにさせる”なにか”」が常にどこかに紛れ込んでいます。映画を見ているのに、こちらが”見られている”ような気までさせられます。なんだかんだで大絶賛です。チクショー。 【ゆうろう】さん [DVD(邦画)] 8点(2001-08-30 09:48:14) (良:1票) |
40.《ネタバレ》 80年代以降のホラー映画は、血みどろのスプラッターか、特殊メイクやVFXで気持ち悪いクリーチャーを観せる“観客を驚かせる”ジャンルと、ある種の固定観念が出来上がっていたところに、日本から強烈な一石を投じたのが、このリングだったと思います。 開発が進んで便利になった生活に、徐々に入り込む余地が無くなってきた“呪い”というジャンル。それを“ビデオ”という、家電の中でも割と後発の機器と結びつけ、都会の中で恐怖を引き起こしたアイデアが素晴らしい。 もうね、最初の智子と雅美(うわ、竹内結子と佐藤仁美だ、若っ!)のシーン。当時の家の中の蛍光灯の冷たい明かり。電気スタンドの白熱球の温かい光。光が届いてないところの薄暗い感じが、懐かしくもあり、何かが潜んでいそうで怖い。LED照明だとあの感じ出ないんですよ。ブラウン管テレビのザラザラ具合も懐かしい。液晶の今と比べると低画質のザラついた映像と、放送終了後の砂嵐の無機質さ、寂しさを巧く恐怖に結びつけてます。 呪いのビデオというアイデアだけ聞くと、殺害シーンとか死体映像なんかを連想してしまうけど、ビデオの内容が何とも意味が解らず、不気味で怖い。あのヒリヒリした音。ジャワジャワ動く文字。私は頭に布をかぶった指差し男にゾワッとしました。暴力とか直接的な表現のホラー映画が多かった当時、心理的に恐怖を感じさせる表現に圧倒されました。ビデオを観た人物の、写真の顔が崩れてるのも怖い。ビデオという新しい恐怖を創る下地として、心霊写真という当時のポピュラーな怪奇現象を入れるのも巧いです。 モニターから出てくる貞子の映像については、観客に恐怖を与えられるか、興ざめされるか、制作陣も入れようかどうしようか判断に迷ったでしょうけど、あの見開いた目が怖いので、正解だったんだと思います。 ここまでで充分満足出来るホラー作品ですが、そこからもう一歩進めて、ビデオデッキを積んで父親のもとに向かう玲子という、悲しい怖さを入れるのも素晴らしかった。特に中盤で孫と祖父の仲の良さを入れてるものだから、残酷さが際立っている。凄い。 余談だけど、みんな運転荒いね。特に松嶋菜々子。徐行運転しない感じ。あと後部座席の人がシートベルトしてないのも、時代だねぇ。 【K&K】さん [地上波(邦画)] 8点(2024-11-11 00:25:47) |
39.《ネタバレ》 20年ぶりくらいに再び鑑賞。やはり良作のホラー。 ただ悪霊が出てきて祟り殺すようなチープな内容でなく、呪いのビデオを謎を解きあかしていくサスペンス仕立てになっている。 圧巻はラストシーン。子供を救うべく父親にビデオを見せるべく車を走らせる松島。 父親を犠牲にしてまで子供を助けようとするその狂気に戦慄する。 確かに、父親も誰かにビデオを見せれば助かるわけで、決して父親が死ぬと分かった訳では無い。 しかし、最後の松嶋菜々子が浮かべる不気味な笑みには、父親を助けようという意図は感じ取れない。 ナレーションで入る女子高生の、少しためを作ってからの「やるでしょ」が「殺るでしょ」に聞こえるわけである。 また、同時に女子高生の話から、なぜこの作品のタイトルが「リング」であるかが分かる。そして今後貞子の呪いが際限なく広がっていくことを暗示して物語が終わる。 このナレーションのかぶせかた、まっすぐな一本道を車が走るのを俯瞰でとらえるカット、絶妙のタイミングで入る音楽など、すべてドンピシャで最後に強烈な恐怖を植え付けてくれる。 【椎名みかん】さん [インターネット(邦画)] 8点(2023-08-12 05:58:36) |
38.《ネタバレ》 恐怖演出は抜群に上手いです。ゾッとさせるような小ネタ満載で、そこにドンピシャの音楽や効果音が当ててあり、ホラー好きとしてはニヤニヤしっぱなしでした。ただ、残念ながら脚本がいまひとつ。原作にあったキンタマやらレイプやら、とっつきにくい要素を削ったのはOKだと思うのですが、肝心の呪いのビデオが生まれた経緯に、全く触れてないのはいかがなものでしょう。それに電話が鳴った鳴らないだけで、井戸の場所を特定するのは不可能だと思います。初めてこの映画を見た時、面白いんだけど、なんか釈然としなかったのは、そういう点だと思います。そのあたり、原作では丁寧に描かれていますし、なぜダビングがキーになるのかも説明されています。 【54dayo】さん [インターネット(邦画)] 8点(2022-09-18 12:33:19) |
37.友人が彼女と2人で我が家に「リング」のビデオ持って遊びに来ました。 友人カップルと、かみさんの4人で鑑賞。(部屋は真っ暗) いや~~怖かった~。 しばらく雑談し友人達はお帰り。 友人がコッソリ部屋に置いていったビデオを見つけ、 かみさん絶叫!!! 「ギャーーーー!!!」って。 いや~爆笑しちまった♪ 【しんしん】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2013-05-23 16:25:02) |
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【キリン】さん [インターネット(字幕)] 8点(2012-12-27 02:51:30) |
35.《ネタバレ》 今まで見た中で、テレビを使ったホラーで見たことがあるのは「デモンズ2」と「ポルターガイスト」と「リング」と「ヴィデオドローム」。その中でも、ダイレクトにクリーチャーがテレビの中から出てくるのは「デモンズ2」と「リング」だけです。(探せば他にもあるかもしれませんが・・・) 「ヴィデオドローム」を除く3作品はどれも好きなので、無機質なものと有機的なものの組み合わせが結構自分の好みに合っているのかもしれないです。(まあゾンビや幽霊を有機的と言っていいのかどうかわかりませんが・・・) 特に邦画ホラーはミステリーをからめてくることが多いので面白い。ただ、中途半端にできない日本人の気質なのか、ミステリーに力を入れすぎてホラーの恐怖感が半減してしまっている作品が多いのも事実。そんな中この「リング」はすばらしいバランスと言っていいのではないでしょうか。 実際貞子さんがテレビから出てきてしまうとそんなに恐怖は感じないのですが、それまでが怖いですね。最初から最後までずーと「何かが起こるぞー」という緊張感がつきまといます。 個人的に怖かった3つのポイントは、「写真」と、「幻覚のような中で子供の貞子が手をつかんでくるシーン」と、「浅川玲子がラスト、父と母を子供の身代わりにさせようと電話するシーン」です。ラストは浅川玲子が怖かったですね。 【たきたて】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-05-07 17:00:00) |
34.《ネタバレ》 なんだかお化けと言えば白っぽい服に黒髪の長髪って印象があったけど、この映画で決定的になりましたね。それほどに貞子のインパクトは当時凄かった!たぶんジェイソンと張れるくらい、フレディは軽く凌駕しましたね。ジャパニーズホラーというジャンルを創ったくらいの怪作ですから面白さ(怖さ)は言わずもがな。また呪いのビデオってのが不気味で、内容も抽象的な感じ。鏡で髪をとく女性の怖さったらないですよ。。。 ちなみにこの前テレビでみたんですが主題歌の『くーる、きっとくる、きっとくる』はホントは『ウ――、きっとくる、きっとくる』って言うんですってね。思いこみってのは怖いですね、こーゆーところにお化けのつけいる隙があるんだろうなぁ。 【ろにまさ】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-05-07 08:59:46) |
33.日本の俗な怪奇伝説を寄せ集め盛り込んだジャパニーズホラーの金字塔的作品。子供時代、男女が集まると怪奇話をしたように、くだらないが楽しい。どこかで聴いたことのある怪談で構成されているのは正解で、今となってはユーレイなんてくだらないという人間でも、幼少期、得体の知れないものは何でも恐れていた頃を呼び覚まされるかのように何故か鳥肌がたつ。JPOP、ポケモン、FF、たまごっち…90年代後半全盛を迎えていた日本のポップカルチャー、これもその中のひとつと言えるだろう。本当にこういう世界的に見ても独自性が合って、興味が無い人ですら知ってるような、皆で共有できるようなものが無くなったなあ・・・ 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-04-21 06:19:58) |
32.邦画のホラーでは優作。ストーリが大変よく出来ているし、演出もうまい。音の演出がいいスパイスで恐怖を増大させている。久しぶりに見たがやっぱり怖かった。最近は薄型テレビが普及しているから、貞子さんも出て来れないかも? 【たこちゅう】さん [地上波(邦画)] 8点(2011-05-05 00:15:37) |
31.怖い怖い!!!映画の始まりの暗いくらい波の映像がかなり怖かった。 【ちゃっぷまん】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-12-14 13:22:19) |
30.10年ぶりに鑑賞したら当時と感想がまるで違いました。確かな原作があるから当然とは言え、和製ホラーの中では起承転結がしっかりした抜群の出来と思います。人物の言動とか音楽とか抑え気味の演出が利いてます。ラストの貞子登場でドカーンとショック倍増。 初見は映画館で体験したかった。 【次郎丸三郎】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2010-02-10 05:58:37) |
29.《ネタバレ》 ホラー好きの自分にとってお気に入りの作品です。 原作・TV版と全て観てから本作観ましたが、かなりいい線いってます。 うまくまとまっていると思います。 最後に安心させといて TVからそうはいかないぞと貞子が出てくるシーンは ほんと怖いですよねぇ・・・ 【mitsuo@】さん [地上波(邦画)] 8点(2009-12-23 16:29:04) |
28.一つのムーブメントを起こした事を考えれば、評価はすべき。 とっかかりは高橋克典・原田芳雄版の2時間ドラマバージョンをたまたま観てて、それが本当に良く出来てて。 映画つまんねー、と言ってる人は、そっち観てれば多少印象は変わったとは思うんですけどね。 まぁ、でも観てない人でも「貞子」は知ってるし、いろんな作品でもパロディされたり、薄気味悪い女=貞子の概念を築き上げたのだからパワーのある作品だったと思いますよ。 【バニーボーイ】さん [地上波(邦画)] 8点(2009-02-21 00:27:56) |
27.訴えたいことがないという点で、純粋に怖がるための映画なんだなと思いました。それをホラームービーと呼ぶなら、私はこれ以上に怖い映画を知りません。3度見て、何が起こるかわかっているのに、必ずぞっとして、見終わった後も怖さが後を引きました。 【SN】さん [地上波(吹替)] 8点(2005-12-02 13:07:58) |