18.《ネタバレ》 「実話だから凄い」と言ってしまえばそれまでかもしれないが、この映画や元になったドキュメンタリー「Small Wonders」について調べてみれば、その凄さも半端でないことがわかる。 その凄さは冒頭から現れる。引っ越しの荷物が何とヴァイオリン50艇、いくらヴァイオリンを教える音楽家といえど簡単ではないだろう。そして息子二人を使って自らを音楽教師として売り込み、子どもたちを熱心にかつ厳しく指導していく。 この主人公ロベルタを演じているメリルが何と言ってもすばらしい。DVD特典の中で、実在のロベルタさんがメリルを「私の歩き方から話し方まで何もかもまねて、私自身になりきっている」と絶賛しているほどだ。 またこの映画がすばらしいのは、ロベルタと子どもたちの物語に終わることなく、芸術としての音楽が学校教育にいかに大切かを知らせていることだと思う。 日本でもそうだが、主要科目(受験科目)から遠い存在とされ、音楽はあってもなくてもよいもののように考えられることもある。そしてそれが予算削減の対象にもなってくる。 この映画では、ロベルタの考えに多くの音楽家たちが賛同し、子どもたちと一緒に出演するという快挙までやってのけたのだ。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-06-22 15:23:58) (良:2票) |
【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-03-06 12:17:43) |
16.メリルストリープの厳しい教師ぶり、抵抗なく見れました。 安易に生徒に歩み寄るのではなく厳しい中に優しさ・暖かさがあり、人一倍抱いている音楽への愛情と情熱が生徒に伝わって慕われるっていうのが、イイ。 最後は、大成功を収められて良かったな。実話なので感動もひとしお。 【Cloe.】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-06-22 17:11:40) (良:1票) |
15.あたたかい家族愛と、音楽、学校、子供たちの表情が見れる。いい映画。DVDで見て欲しい。未公開シーンもいいから。 【アオイ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-09-04 20:46:12) |
14.《ネタバレ》 臨時講師が音楽の授業を通して学校(クラス)を救うって、物凄く『天使にラヴ・ソングを2』な展開ですがこれはあくまで実話。天使~よりもノリ的には少し上品になっているため、面白くないという意見も当然出るとは思いますが、あちらは笑いと様々なジャンルの音楽でで音楽の楽しさを教えてくれたのに対し、こちらはヴァイオリンで、しかもバッハなどのクラシック・ミュージックで音楽の素晴らしさを教えてくれる正統派ではないかと思います。まあ、その前に正統派も何もない気がするんですが…。しかし主人公の先生は決して善意でやってるのではなく、ただ自分と子供を養うために音楽を教えるという、必要以上に美化されていない設定が決め手だと思います。ラストのカーネギー・ホールでのコンサートは本当に素晴らしいですし、かつての教え子たちや有名な演奏家たちがクラスの危機を救うために参加してくれるといった、まるで『陽のあたる教室』のような展開や人間ドラマも見逃せません。改めて、音楽はここまで人の心を動かせるものなんだなと認識させられました。 |
13.先生が教育の中での音楽の大切さを説いて、それにプロが共感して協力してくれるなんて美しい話ではないですか。本人達が映画までにも出演してるなんて心の広い方達なんでしょうね、本当に。実際に聞いたことのあるバイオリニストも出ていたし、その音楽のプロ達の心の広さに感動しました。それに弦楽器の柔らかくて深みのある音が心に響いてきて心地よかったです。 【日向夏】さん 8点(2004-01-19 18:11:45) |
12.ノンフィクションという事と音楽物というので借りてみた作品。 何事にも対して、思い続ける事は実現するんだって事を思い出させてくれました。人は何だって出来るんだって。 芸術を通じ、音楽を通じ、映画を通じ、自分にエールを送れるそんな作品です。 【風太郎】さん 8点(2004-01-14 14:20:09) |
11.《ネタバレ》 へへへ、ウェス・クレイヴンがこんないかにも「感動作」ってなジャンルに手を出して、どうしたのよ~と思って観てたら・・・何と、グァルネリQのアーノルド・スタインハートを始めとして、数々の著名演奏家が本人役で登場するという仕掛け、こりゃヤラレタ! しかも、大御所中の大御所、今は亡きアイザック・スターンに至っては、セリフ付きでメリル・ストリープとぶつかりあう、異種格闘技ぶり。本人を登場させちゃうなんてこりゃまるで、ホラー映画でたとえれば、殺人シーンで本当に人殺しするようなもんだ。いくらクレイヴンでもそこまでやった事は無い(と思う。多分)ので、それまでのホラー作品を超えるギミックを投入していた訳です。参りました。ところでこの映画を2度目に観てた時にふと気づいたんですが、観ている自分の視線、自然にストリープへと引き付けられてるんですよね。やっぱりこの人、華があるなあ、と思ったのですが、後で考えると、単に感情の起伏をやたら大袈裟に表現しているからか、という気も。まあつまり、この起伏の激しい主人公のキャラが、本作の求心力(唯一の?)で、映画を面白くさせている魅力ですね。 【鱗歌】さん 8点(2003-12-30 23:50:35) (良:1票) |
10.メリル・ストリープの力強い教師役とても似合ってました。実話ということもあり良くできた作品でした。 |
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9.最後の演奏シーンがすばらしい!やっぱり音楽モノはいいですね~。主題歌も良かった。 【ジョナサン★】さん 8点(2003-05-25 15:41:05) |
8.最初は「スクリーム」の続編かと思ったが、よーく見るとスタブ・マスクではなく、素顔のメリル・ストリープだった(藁)。最後の演奏シーンは圧巻。音楽映画はやはりこうでなくては。クラシックの有名バイオリニストに混じって、フィドラー(カントリーの世界では、バイオリンをフィドルと呼ぶ)のなんとかという人が出ていたのが、いかにもアメリカらしく、アメリカン・ロック・ファンの私としてはちょっとうれしい。ついでに、グロリア・エステファン(見ている時は気付かなかったが)とアンジェラ・バセット(もちろんティナ・ターナーのナンバー)あたりにも歌ってもらえば、もっと盛り上がったのに。ついでにウーピー・ゴールドバーグが修道女ルックで登場すれば完璧(藁)。冗談はさておき、いち音楽ファンとしては、音楽が人間の心を癒し、成長させ、社会さえも変革できる可能性を持っていることを示唆している点は、ひじょうに好感が持てる。子供たちだけでなく、主人公にとっても、音楽と子供たちが心の支えだったのだ。主人公が長男に「あたしは行かないでくれって頼んだのに、あの人は行ってしまったのよ。ヨヨヨ」と言うシーンは斬新、かつ印象的だった。 【わいえす】さん 8点(2003-05-12 22:40:46) |
7.ずいぶん前に見たことがあってすごくいい作品だなと思っていた頃、新聞のテレビ欄を見ていたらNHKで放送すると書いてあったので改めて見ました。やっぱり私は実話が大好きです。この実際の主人公のモデルの女性が「奇跡体験アンビリバボー」の特集に出ていたのを見ていたので、全体のストーリーは知った上で見たのですが、それでも十分に楽しめました。個人的に優しい笑顔の次男役キーラン・カルキンが大好きです。主題歌の「MUSIC OF HEAT」を歌っているのはインシンクですよね。彼らには少し珍しいバラードで本当によかったです。 【未歩】さん 8点(2003-04-15 22:45:10) |
6.けっこう感動しました。勇気をくれる映画かな。一生懸命生きるって事と戦うってことの大切さを知りました。じわ~って感動が来る感じ?でも話が飛んだりするところ多し。。。 【うらわっこ】さん 8点(2003-03-27 18:40:25) |
5.メリル・ストリープの演技はとてもよかったけど、全体的に欠けていたものがあった。 【セチカゲ】さん 8点(2002-12-22 06:28:25) |
4.世の中にはこんな情熱的な先生もいるんだなぁ。でもちょっと怖かった。きらきら星が一番良かった。最後は生徒たちだけで演奏してくれればな。ま、でも実話だからなに文句言ってもしゃーねーか。メリル・ストリープは名女優さ。 【シュープ】さん 8点(2001-07-19 11:49:33) |
3.メリルは巧いですね。子供たちの表情もとても良かった。見終わってとてもすがすがしい気持ちになりました。 【雪うさぎ】さん 8点(2001-05-31 23:25:37) |
2.ジャネット校長のカーネギーホールでの挨拶「彼女は子供たちに、努力によって人生で何が可能になるかを教えた」にこの映画の主題は集約される。アイザック・スターン他のヴァイオリニストたちが共演、カーネギーホールでの演奏を再現している。 【向日葵】さん 8点(2001-02-26 11:24:12) |
【Claire】さん 8点(2000-10-17 15:48:17) |