ゴースト/ニューヨークの幻のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ゴースト/ニューヨークの幻

[ゴーストニューヨークノマボロシ]
Ghost
1990年上映時間:127分
平均点:7.03 / 10(Review 354人) (点数分布表示)
公開開始日(1990-09-28)
ドラマサスペンスラブストーリーコメディファンタジー犯罪ものミステリー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-06-26)【イニシャルK】さん
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監督ジェリー・ザッカー
演出木村絵理子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
キャストパトリック・スウェイジ(男優)サム・ウィート
デミ・ムーア(女優)モリー・ジャンセン
ウーピー・ゴールドバーグ(女優)オダ・メイ・ブラウン
トニー・ゴールドウィン(男優)カール・ブルーナー
ヴィンセント・スキャベリ(男優)地下鉄の幽霊
スティーヴン・ルート[男優](男優)警官
江原正士サム・ウィート(日本語吹き替え版【ソフト/フジテレビ】)
高島雅羅モリー・ジャンセン(日本語吹き替え版【ソフト】)
小宮和枝オダ・メイ・ブラウン(日本語吹き替え版【ソフト】)
大塚芳忠カール・ブルーナー(日本語吹き替え版【ソフト】)
牛山茂ウィリー・ロペズ(日本語吹き替え版【ソフト】)
峰恵研(日本語吹き替え版【ソフト】)
有本欽隆(日本語吹き替え版【ソフト】)
深見梨加(日本語吹き替え版【ソフト】)
小関一(日本語吹き替え版【ソフト】)
城山堅(日本語吹き替え版【ソフト】)
秋元羊介(日本語吹き替え版【ソフト】)
幹本雄之(日本語吹き替え版【ソフト】)
小室正幸(日本語吹き替え版【ソフト】)
亀井芳子(日本語吹き替え版【ソフト】)
古田信幸(日本語吹き替え版【ソフト】)
喜田あゆ美(日本語吹き替え版【ソフト】)
今井和子オダ・メイ・ブラウン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
鈴置洋孝カール・ブルーナー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
青野武地下鉄の幽霊(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
福田信昭ウィリー・ロペズ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
中庸助(日本語吹き替え版【フジテレビ/テレビ朝日】)
荘司美代子(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
紗ゆり(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
岡部政明(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
西村知道(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
滝沢久美子(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
堀内賢雄サム・ウィート(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
松井菜桜子モリー・ジャンセン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
片岡富枝オダ・メイ・ブラウン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
家中宏カール・ブルーナー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
水野龍司地下鉄の幽霊(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
西凜太朗ウィリー・ロペズ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
沢りつお(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
堀越真己(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
佐藤しのぶ【声優】(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
水原リン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
水内清光(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
梅津秀行(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本ブルース・ジョエル・ルービン
音楽モーリス・ジャール
作曲アレックス・ノース"Unchained Melody"
編曲モーリス・ジャール
撮影アダム・グリーンバーグ
製作ハワード・W・コッチ(ノンクレジット)
パラマウント・ピクチャーズ
ブルース・ジョエル・ルービン(製作補)
配給UIP
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
リチャード・エドランド(視覚効果スーパーバイザー)
バイロン・ワーナー〔視覚効果〕(視覚効果)
ランドール・バルスマイヤー(モーション・コントロール・スーパーバイザー)
クリス・ウェイラス(ノンクレジット)
美術ジェーン・マスキー(プロダクション・デザイン)
衣装ルース・モーリー
編集ウォルター・マーチ
録音ウォルター・マーチ
スティーヴ・マスロウ
字幕翻訳戸田奈津子
動物フロイド
その他マイケル・タドロス[製作](ユニット・プロダクション・マネージャー)
ジャネット・ハーシェンソン(キャスティング)
ジェーン・ジェンキンス(キャスティング)
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99.《ネタバレ》 「あれ、こんなに感動する映画だったっけ?」実に30年振りの鑑賞、
穏やかな微笑を浮かべながら天国にゆっくりと歩を進めるパトリック・スウェイジの姿を観ながら、
齢55のオッサンは涙しておりました。

初公開当時はバブル真っ盛り、新卒で就職した私は浮かれた都会とは正反対の地方都市で
同期複数名の野郎共と研修と称したタコ部屋暮らし、そんな当時の私の本作の印象は『お洒落なカップルが
浮かれ気分で観る陳腐な映画』と、斜に構えたものでした。若かったなぁ。

良くも悪くも清濁併せ呑む生活を覚え、人生の折り返し地点をとうに過ぎたこの身に取って、
本作は変わらず眩しく・キラキラと光り輝く様な作品でした。
キリスト教信者が大半を占める国、アメリカで製作された絵に描いた様な清々しさまで感じる勧善懲悪の物語。
その全てが今更ながら新鮮に感じられました。

主役を演じたパトリック・スウェイジも鬼籍に入り、もはやクラシックの領域に入りつつある本作。
メガトン級にキュートなデミ・ムーアの存在も含め、人生の機微を知らしめてくれた思いを込めて8点献上致します。
たくわんさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2023-02-17 17:29:45)
98.《ネタバレ》 25年ほど前の中2のときに友人の付き合いでビデオで見て以来、テレビでも何度か見ている映画だが、これもかなり久しぶりにDVDで改めて見た。これまではもっとラブストーリー色の強い映画だと思っていたが、久しぶりに見るとそれ以上にサム(パトリック・スウェイジ)の殺される原因となったカール(トニー・ゴールドウィン)の不正をめぐるサスペンス色が思ったより強いことに驚いたし、オダ・メイ(ウーピー・ゴールドバーグ)の存在がコメディリリーフとして利いているのも大きく、監督もコメディ畑の人のせいか、コメディ色も思ったより多かったのがちょっと意外だった。でも、やはり、サムとモリーのラブストーリーという本題の部分もしっかり魅力的に描かれていて、最後にちゃんとそこに着地する脚本がとても練られていて素直に素晴らしいと思うし、このモリーがサムの姿を見ることができてから別れまでのラストシーンは今になって見てもぐっとくるものがある。それに主題歌の「アンチェインド・メロディ」がすごく合っていて、冒頭の二人でろくろを回しながらのラブシーンはこの曲がロマンチックさを一層盛り上げていて、このシーンはやはりこの曲があってこその名シーンだと改めて思う。デミ・ムーアにはモリー役のイメージしかないのだが、やはり今見てもかわいく、役のために自ら切ったというショートも似合っていて最高のはまり役なのは言うまでもないだろう。(モリーだけ見てるとちょっとブルース・ウィリスがうらやましくなったりもしたこともある。)オダ・メイがサムに言われて400万ドルの小切手をシスターに渋々寄付するシーンは、見ていて「天使にラブソングを」がよぎってしまい、また久しぶりに見たくなった。パトリック・スウェイジはもうずいぶん前に本当にゴーストになってしまったわけだが、亡くなったニュースを見てこの映画のことを思わずにはいられなかったことを今でも覚えている。きっと天国に行っていると信じたい。映画に興味を持ってから初めて見た恋愛映画だったこともあって印象に残っている映画だったのだが、今見ると昔よりもこの映画の素敵さや恋愛映画としての魅力も分かり、以前よりも素直に良い映画だと思えた。それに見た後の余韻も心地よく、その余韻がいつまでも残る。(2020年11月8日更新)
イニシャルKさん [DVD(吹替)] 8点(2020-11-08 11:59:53)(良:1票)
97.《ネタバレ》 リアルなCGを使用しなくても、ストーリーが良ければ、面白くなる典型的な映画。死後の世界を信じているのなら尚、楽しめるであろう。

※パトリック・スウェイジ、本当にゴーストになっちゃったね。映画の最後のように、きちんと天国に行けたのかい?
festivaljapanさん [DVD(字幕)] 8点(2019-05-30 20:25:24)(良:1票)
96.《ネタバレ》 評価が高いのは知っていてかなり有名な映画ですが、何故か観ようって気にはなれなくて今年たまたま観る機会が出来たので鑑賞しました。随所に観てる人を楽しませる要素が盛り込まれてて隙がなく、これが映画だなって思わせてくれる良い作品でした。ウーピーゴールドバーグのキャラも幽霊との相性もナイス。自分みたいに古い映画はちょっと、、って思ってる人に観せたいですね。
アメコミマンさん [DVD(字幕)] 8点(2018-07-20 22:28:26)
95.《ネタバレ》 私がもっとも苦手としている「泣けるラブストーリー」として宣伝されていた上に、『ニューヨークの幻』という甘さ5割増しの邦題により敬遠してきた作品であり、これだけの大ヒット作ながら今の今まで見たことがなかったのですが、もうすぐAmazonプライムの無料配信が終わるということで「タダのうちに見ておくか」と鑑賞しました。
そしたらなんと良かったんですよ。決してラブストーリーに寄りすぎておらず、ドラマ・ミステリー・コメディがバランスよくブレンドされた作品であり、アイデアも豊富で非常によくできた作品だと思いました。早く言ってよぉって感じです。
オスカーを受賞した本作の脚本を書いたのはブルース・ジョエル・ルーベンであり、この人は人が死ぬ話ばかりを書く変わった脚本家なのですが、それだけこだわりを持っているジャンルだけあって本作には意表を突くようなアイデアがいくつもありました。幽霊って生身の人間よりも優位な存在として描かれることがほとんどなのですが、本作では声を伝えることも目の前のものを動かすこともできない非力な存在であるという逆転の発想で描かれています。かなり変わった切り口ではあるものの、幽霊という存在を突き詰めると本作の描写の方が理にかなっており、なかなかよく考えられているなぁと感心させられました。さらには、非力で為す術がなかった主人公が徐々に形勢を逆転させ、最終的には自らの死の黒幕を追い込む様には大変なカタルシスが宿っており、特異な設定と物語が見事に絡み合った上質な脚本となっています。
監督はジェリー・ザッカー。『フライング・ハイ』を監督したり『裸の銃を持つ男』シリーズの脚本を書いたりしてきた人物なのですが、これらの作品はすべての映画の中でももっともコテコテな部類に入るコメディであり、ドラマ要素や風刺要素が一切入ることなく、くだらない笑いを大量投下することで90分程度の上映時間を満たしているという作風に特徴がありました。そんな映画ばかり撮ってきた人物が突如として真面目な映画を手掛け、途中でふざけたりすることもなく安定的な演出力を披露していることにはかなりの意外性がありました。一応、ウーピー・ゴールドバーグが出てくるところだけは笑えるのですが、その笑いも従前の作品とは異質なタイプの笑いであり、そのキャリアで磨いてきたスキルをほとんど使わずに笑いを取りに行っているという監督の引き出しの多さには感心させられました。なお、本作の翌年に製作と脚本を担当した『裸の銃を持つ男PART2 1/2』では早速本作をパロディにしており、オリジナルとパロディの両方で儲けるという卒のなさには二重の意味で笑わされました。
主要登場人物4名の中でもっとも目立っているのはウーピー・ゴールドバーグであり、彼女のオスカー受賞は順当な評価だったと言えます。また、公開当時に全世界が惚れたデミ・ムーアの魅力は圧巻のレベルで、こんな彼女がいたら心配で成仏できないだろうなぁという作劇上の説得力にも繋がっています。そんなウーピーとデミが本作公開後にはハリウッドトップクラスのギャラを得るスターにランクアップした一方で男優陣は伸び悩んだという世評が示している通り、男優2名はパっとしません。そもそもパトリック・スウェイジの起用に監督は賛成しておらず、ハリウッドの名だたるスター達にことごとく出演オファーを断られた後にスウェイジに落ち着いたという経緯があるのですが、スウェイジは本作の顔を演じるには華に欠けたという印象です。また、憎まれ役を演じたトニー・ゴールドウィンには妙な小粒感がありました。監督はカール役にはビッグネームが欲しいと考えていたものの、こちらも意図した俳優を押さえられなかったための配役だったようです。
ザ・チャンバラさん [インターネット(字幕)] 8点(2018-06-22 22:28:32)(良:1票)
94.《ネタバレ》 ずいぶんと久しぶりに観ましたが、やっぱり面白いですね。ウーピーゴールドバーグは良い演技しています。最後は音楽もあいまって感動的です。全体を通して音楽も良いです。
珈琲時間さん [インターネット(字幕)] 8点(2018-02-21 15:35:18)
93.《ネタバレ》  アイディア勝負の映画だ。死後の世界観は自分としても共感でき、感情移入できる。P・スウェイジの少々頼りなさそうな表情とD・ムーアの涙の組み合わせがいいね。
 「同じく」の口癖やコインの使い方が見事な伏線。ゴーストは物に触れることが困難で、念力が必要というのは人との立場逆転で面白い。そんな状況に歯がゆさを感じながらの鑑賞も計算された脚本だ。
 口座解約はカールのあわてぶりが痛快。彼の焦りの表情は、出勤シーンの一見好漢風との落差が活かされている。ポルター・ガイストのシーンも効果的な演出。ただし、W・ゴールドバーグはちょっと芝居し過ぎの印象(銀行でのライルとのやり取り等)。
 “ブルー・アイド・ソウル“ライチャス・ブラザースの名曲「アンチェインド・メロディ」の絶妙な流れもロマンチック指数上昇で、映像と音楽の相乗効果は「スタンド・バイ・ミー」と同等の感動が得られる。
風小僧さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-05-28 11:22:36)
92.《ネタバレ》 新午前十時の映画祭で鑑賞。

過剰な音楽の使い方はまさにアメリカ映画的やなあと思いましたが、
やはり僕は『死による永遠の別れ』というテーマに滅法弱いもので、結果的には映画館で号泣でしたね笑。

勧善懲悪なストーリーの進み方は普通観てる側が気持ち良くなるものですが、
復讐とはいえ死ぬとこまで追い詰めるかね?とちとひっかかっちゃいました。逆にうまく諭して償わせるとかさ。
多分悪い奴は天からのお迎えじゃなくて黒いゴーストに連れてかれるってことはどうしても映像で描いておきたかったんでしょう。

しかしカールの一番最低だと思ったのは、傷心してるとこにつけ込んでモリーを抱こうとしてるとこですね。
どこまで最低なんやこいつは!!って思いましたもん笑

あとはとにかく『Ditto』ですね。これは本当に泣いた。いい脚本です。

サムにとって心残りが消えたからお迎えが来たわけですが、これが本当に最後の別れかと思うとどうしても涙が止まりませんでした。
そのまま後日談とかもなくエンドロールになったのもよかった。

この年代のアメリカ映画の傑作って感じでしたね。
よく考えると色々言いたいことが出て来てしまいそうですが、僕にとっては大感動作となりました。
TK of the Worldさん [映画館(字幕)] 8点(2014-10-08 17:07:44)
91.《ネタバレ》 恋人に思いがなかなか伝わらない主人公のはがゆさ。
そして、二人が次元の壁を越えてわかり合えたときの感動。
シンプルだけどよくできたストーリーで、自然にストーリーに乗っていける。
インチキ霊媒師のウーピー・ゴールドバーグが効いていて笑いどころもある。
笑って興奮して切なくて、わかりやすく肩肘張らずに楽しめるエンターテイメント作品だ。
飛鳥さん [ビデオ(吹替)] 8点(2013-01-08 01:38:55)
90.思わずデミを抱きしめたくなった。センチな恋愛映画としては申し分ないが、ニューヨークって言えるくらいの規模でもないのにいったい誰が考えたのかっていえるような邦題が鼻についた。
TWISTED SISTER CHRISTIANさん [DVD(吹替)] 8点(2011-07-25 22:24:43)
89.非現実的ですが、ユニークな発想で神秘的なラブストーリーです。感動しました。それにしても、この頃のデミ・ムーアはいいね
ラスウェルさん [地上波(吹替)] 8点(2010-12-26 22:08:48)
88.《ネタバレ》 恋人に自分からの「愛してる」があと少しで言えず、殺されてしまうサム。そんな、サムがモリーに命の危険がせまっていることを知り、悪い相棒に復讐する。単純に言ってしまえばそれだけですが、この映画にはゴーストの視点から見る世界が見事に描写されていて、そこから触れることのできない互いのもどかしさが伝わってくる。そして、ゴーストを恐怖の存在とは捉えていないことに新鮮さを感じる。モリーに信じてもらえず、必死になって自分のゴーストとしての存在を伝えようとするサム、そんな彼の必死さが実を結ぶコインのシーン。ここで、2人の心はひとつになり、サムも自分からの能動的な「愛してる」を言う準備が整う。この映画はサムがゴーストになってから、モリーの愛を受け止めるまでの成長が描かれていて、単なるラブストーリーとして片付いていないところがいい。おもしろかった、そして気軽に見れる作品。
SkyLightさん [DVD(字幕)] 8点(2010-12-25 19:12:44)(良:1票)
87.《ネタバレ》 安心して観れます。ウーピーゴールドバーグの役どころもいいし、ほんのり感動もできる。個人的によいと思うのは、モリーが決して安易にはゴーストのサムの存在を信じないところ。お金のことで揉めてるストーリーってことと、最後ドタバタするのだけはちょっとだけ嫌だけど、それでも音楽と陶芸シーンと映画が持ってる雰囲気がよいので許せます。
なこちんさん [ビデオ(吹替)] 8点(2010-12-21 06:31:27)
86.「ボディガード」「永遠に美しく」等と共に、プライムタイムに洋画劇場とかでやっていると何回か観たのにもかかわらず、何故かまた腰を落ち着けて見てしまう90年代製作定番映画の一本。素っ頓狂なインチキ霊媒師役ウーピーがいた事で、1+1イコール2の内容が5か6位割増、より愉しく切ないファンタジックな映画になったと思います。吉田栄作が出てたパクリドラマも含め、近年の浅田次郎原作映画化作品とか、いまだに連綿とこの作品から影響を受けたとおぼしきものが散見出来ますね。ショートデミ、かわい。(追記)昨晩テレビでやっていて、また結局腰を落ち着けて最後まで観てしまいました・・・。パトリック・スウェイジ・・・亡くなられたんですよね・・・。この映画が公開された頃は「劇画チックな顔した単なるガタイがいいだけの兄ちゃん」ってイメージしかなかった。そう思いながら観てたら、ラストシーン万感迫るものがあり、不覚にもまた泣いてしまいました(←泣き虫弱虫野郎)ショート・カットが似合ってたデミもすっかりイメージが変わっちゃったし。「生」の輝きが溢れている最盛期にこの作品にめぐり会えたこのお二人は、役者として幸福だと思います。
放浪紳士チャーリーさん [地上波(吹替)] 8点(2010-11-27 12:59:14)
85.コメディータッチの作品が多いゴーストものの中で、しかも監督がコメディーを得意とするジェリー・ザッカーにしては、サスペンス&ロマンスを前面に押し出し、ほどよくコメディーを加えた良作。1セントコインでモリーにサムのゴーストの存在を証明するシーンは涙もの。
きーとんさん [映画館(字幕)] 8点(2010-08-09 00:34:24)
84.《ネタバレ》  今回見る前は「当然10点」と予期してたんですが、少し脚本に粗を感じてしまって。
好きな映画を何度も見直すのもよしあしですね。
 何か主人公の行動の動機が、途中でブレてしまってるような気がして。
 彼の最初の行動の動機は、「愛しい人を守りたい」というものだったはず。それが中途から「悪い奴をやっつけたい 復讐をしたい」に変化してしまってるような気がするんですよ。(彼が不正な金を引き出し、さらにカールを脅かしたせいで、かえってモリーを危険にさらしてるわけですから) そのあたりの流れをもっと上手に違和感感じないように処理して欲しかった。
 あと、ラストの方でも、カールが襲ってくるのがわかっていながら、オダ・メイに乗り移って、すごく弱まってしまう、ってのは、あまりにご都合主義的な展開だと思われ。
 ま、少しくさしてしまいましたが、キャスト的には素晴らしい映画でした。ひたすら、真面目な主人公のサム・ウィート役のパトリック・スウェイジピッタリです。(最近亡くなられましたね。良い精霊が迎えにきたことと思いますが、謹んでご冥福をお祈りします)。
あと、オダ・メイのウービーには何度も大爆笑させてもらいました。特に修道女に小切手を寄付するところとか。
 そして何と言っても、デミ・ムーアの可愛さ、こんな可愛い恋人を残したら幽霊になって、この世に残るのも当たり前です。こんな説得力のあるキャストは他に知りません。
(実はあいうえお順に映画を見直してるんで、最近「幸福の条件」(笑わないでね、こうふくと読んだw)「ゴーストライト」を見たばっかりなんで、つくづく「ゴースト」のデミ・ムーアだと感じました)
 こういう映画を見ると、ちょっとや、そっと設定や脚本に無理、破綻があっても、キャスティングさえ素晴らしければ、充分映画として、しかも名作として成り立つんじゃないかなと思いたくなります。
rhforeverさん [DVD(字幕)] 8点(2010-05-27 20:49:07)
83.《ネタバレ》 この作品に思い入れはないですが、なんだか甘酸っぱい想い出のような映画ですね。デミの頬を伝う涙が印象的でした。良くも悪くも80年代後半だなぁ。
成田とうこさん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-05-02 22:17:06)
82.久しぶりに観た。評価は公開時に劇場で観たときのもので、確かにあの時はとても感動したのだった。デミ・ムーアの清い涙に自分の中の何かが洗われるような気がしたのだ。若かったんだなぁ。当時、デミ・ムーアに入れ込んだ自分は彼女の出演作を調べて、片っ端からレンタルで観た。そして徐々にテンションが下がっていったのだった。どれも、今作ほどは輝いていない。もちろん良い女優さんだけど、特にこの作品の彼女はいろんな意味で特別だったと思う。今回、ほとんど全くデミ・ムーアが可愛いとは思わなかった代わりに、ウーピーの存在感に改めて感心した。屋台骨って感じかな。その昔は例のろくろのシーンが美しく見えたのに、今回は露骨なエロシーンと映った。時間の流れが変えてしまうのは役者だけではない。若かったんだなぁ。
アンドレ・タカシさん [映画館(字幕)] 8点(2010-04-30 22:27:28)
81.心温まる名作。泣きました!
zackさん [DVD(字幕)] 8点(2009-12-03 11:52:14)
80.《ネタバレ》 なんてロマンチックな映画なんだろう。サムとモリーは、本当の愛を育んでいたからこそ、こんなにも絆が深いんでしょう。亡き人を想う気持ち、忘れらない気持ち、そういった感情があるからこそ、人間は魅力的なんだろうな。デミ・ムーアが全てにおいて素敵です。あの涙には完敗です。また、ウーピー・ゴールドバーグがいることによりちょっとコメディ風味が混じっていて、良いバランスだと思います。
VNTSさん [DVD(字幕)] 8点(2009-08-25 17:02:45)
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【点数情報】

Review人数 354人
平均点数 7.03点
020.56%
141.13%
241.13%
392.54%
4195.37%
5277.63%
64813.56%
77521.19%
89927.97%
93710.45%
10308.47%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.91点 Review12人
2 ストーリー評価 8.09点 Review21人
3 鑑賞後の後味 8.15点 Review20人
4 音楽評価 8.14点 Review21人
5 感泣評価 7.88点 Review17人
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【アカデミー賞 情報】

1990年 63回
作品賞 候補(ノミネート) 
助演女優賞ウーピー・ゴールドバーグ受賞 
脚本賞ブルース・ジョエル・ルービン受賞 
作曲賞(ドラマ)モーリス・ジャール候補(ノミネート) 
編集賞ウォルター・マーチ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1990年 48回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)デミ・ムーア候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)パトリック・スウェイジ候補(ノミネート) 
助演女優賞ウーピー・ゴールドバーグ受賞 

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