2.《ネタバレ》 個人的には“太陽にほえろ”のボスのイメージしかなかった石原裕次郎だが、この映画の裕次郎は当たり前だが若くて笑顔なんか八重歯が見えたりして、とってもキュート(私は決して、そっちの趣味はないが少し惚れた)。
忘れてはならぬが、ファンファン(岡田真澄)だって負けじと若くて男前だ。
そして有名な手を負傷して唄いながらのドラム叩くシーンは、私も気持ちは紙テープを投げていた。
今観てもそう思うのだから、当時観ていたら完璧に裕次郎ファンになっていたと思う・・・(単純な私)。
まぁ当時のアイドル映画と言ってしまえばそれまでで、ラストも意外とあっさりだったけど、私の中で今まで持っていた印象を良い意味で覆す、石原裕次郎の魅力満載で、その後スター街道を歩むのも頷ける映画でした。