1.《ネタバレ》 深夜にやっていたTVドラマの映画化。TVドラマは深夜23時台にも関わらず平均視聴率15%を稼いだ。内容としてはTVドラマの続きとなっているので、TV版を見ていない人には主人公の能力や背景などにわかりにくさは出ると思う。今回の映画版でも主人公のV6岡田がノースタントのすばらしいアクションを見せる。邦画アクションものとしては出色の出来ではないか。ハリウッドの火薬たっぷりのアクションや香港のカンフーアクションのような派手さはないが、現実にあり得ると思わせるアクションが展開される。それだけではなく、ボンド映画のようにいきなり短いアクション場面でスタートさせ視線を釘付けにするといった、ハリウッドのいい手法も取り入れている。細かいところであり得ない点(敵が視野を狭めるかぶり物をして襲ってくるとか、同じダイナマイトなのに1回目の点火から爆発までの時間に比べ2回目の爆発までの時間が長すぎるとか)はあるが、それ補ってあまりある内容だと思う。