6.よかったなあ。
タイトルがあまり好きではないので、それほど期待していなかったのですが、2時間ずっと泣き通しでした。こんなに泣いたのは久しぶり。
宮崎あおいって、やっぱりすごい女優だなあ、とあらためて感心させられました。うまいし、すごく魅力的です。
男なら誰でも「こんなお嫁さんがほしいなあ」と思うのでは?
堺雅人も、さすがです。
幹夫の会社の上司や部下、晴子の実家の両親なども、ちゃんと描かれていて、すべてがよかったですね。
「うつ病」の映画というよりも、ある「夫婦」の姿を描きながら「生きていく意味」を説いた物語といった感じ。
映像も美しく、カット割りも丁寧。バランスの良い作品だと思いました。