1.《ネタバレ》 男性をかっこ良く撮らせたら、多分、右に出る者はいない・・・と、私的には思っている、ジョン・ウー監督が、名女優ミシェール・ヨーを迎えて采配を振るった”女性の為のカンフー映画”とお見受けします。■仕事の技術も、生き様も、男に依存はしない。非情な世界の中で、頑なにそう生きて来た暗殺者ザン・ジン、そんな彼女を命を賭して諭したルージューの思いがけない深い情愛の言葉が、この映画のテーマ。■ジョン・ウー得意の華麗なカンフーアクションの中に、欧米にはない、アジアならではの恋愛観、夫婦の情愛を、久しぶりに見直すことが出来ました。■貧乏だけど、正直で優しく、穏やかなことだけが取り柄の夫、アシャンが、真の姿を表すシーンは、何度見ても、しびれますw ■この映画を撮影した時、多分、ミシェール・ヨーは、45歳位、彼女が見せる、流麗なアクション、凛々とした演技は、同じ世代の女性として、憧れずにはいられませんね。