3.《ネタバレ》 とても面白かったです。シナリオがよくできてるんですよね。
多くの人が自分の夢を追いかけながらも、実現できるのは一握り。
ほとんどの人が、途中で諦めていくわけですが、夢を実現するってのが映画の王道ストーリーですからね。
実現できない多くの人に焦点当てる作品は実はあまりないような気もします。
本作のテーマである「夢の諦めかたがわからない」ってやつは強い共感を持ちます。
みち代はラスト、田舎に帰るわけですが、彼女が言うようになぜか最後は爽やかで満ち足りた気持ちになります。
ようやく夢から解放された、とでも言うのかな。
麻生久美子さんはさすが大物女優だけあって見事に演じてらしたけど、
意外にも安田章大くんも巧かったなと。はまり役でした。