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西遊記 はじまりのはじまり

[サイユウキハジマリノハジマリ]
Journey to the West: Conquering the Demons
(西遊 降魔篇)
2013年上映時間:110分
平均点:6.43 / 10(Review 21人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-11-21)
アクションコメディアドベンチャーファンタジーシリーズもの
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タイトル情報更新(2024-05-19)【イニシャルK】さん
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監督チャウ・シンチー
デレク・クォック(共同監督)
キャストスー・チー(女優)
ウェン・ジャン(男優)玄奘/三蔵法師
シン・ユー(男優)虎筋蟷螂アニキ
チウ・チーリン(男優)妖怪ハンター
ホー・マンファイ(男優)
斎藤工玄奘/三蔵法師(日本語吹き替え版)
貫地谷しほり段(日本語吹き替え版)
山寺宏一孫悟空/孫悟空(魔)(日本語吹き替え版)
神谷浩史空虚王子(日本語吹き替え版)
羽佐間道夫足じい/ナレーション(日本語吹き替え版)
田中真弓チビ助(日本語吹き替え版)
野沢雅子花おばさん1(日本語吹き替え版)
茶風林師匠(日本語吹き替え版)
立木文彦虎筋蟷螂アニキ(日本語吹き替え版)
チョー兄弟子(日本語吹き替え版)
LiLiCo(日本語吹き替え版)
河西健吾(日本語吹き替え版)
脚本チャウ・シンチー
デレク・クォック
ローラ・フオ
音楽レイモンド・ウォン[音楽]
作曲菊池俊輔「Gメン'75のテーマ」(日本コロムビア)
製作チャウ・シンチー
ワン・チョンレイ(共同製作)
製作総指揮ビル・コン
制作ACクリエイト(日本語版制作)
配給日活
東宝東和
東京テアトル(配給協力)
字幕翻訳税田春介
その他サンディ・ショウ(スペシャルサンクス)
チャン・ヒンカイ(スペシャルサンクス)
近藤春菜猪八戒(日本語吹き替え版イメージキャスト)
箕輪はるか沙悟浄(日本語吹き替え版イメージキャスト)
日活(提供)
あらすじ
妖怪ハンター・玄奘(ウェン・ジャン/斎藤工)はある日、川辺の村を襲う半獣半魚の妖怪を村人たちと協力して陸に打ち上げる。玄奘は「わらべ唄 三百首」を唱えて妖怪の善の心を呼び起こそうとするが効果がなく、逆に襲われる。そこを妖怪ハンター・段(スー・チー/貫地谷しほり)が救う。
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2.《ネタバレ》 予備知識ゼロで鑑賞した後にチャウシンチーであると知る。なるほど。結構ハードな展開にサラッとコメディを織り交ぜ、ふと気付くと恋愛要素も絡めてあるという非常に彼らしい映画。まず題材となった西遊記についてですが、自分的には今まで見たどの西遊記よりも妖怪共が逞しくて大変気に入りました。おそらく我々日本人が見てきた西遊記は多分に子供の視聴に耐えうるソフトなアレンジが為されており、沙悟浄が人を食い殺す水の化け物であるとか、孫悟空が天界の仏様も手を焼く最恐の暴猿であるといったハードな設定を、この映画はきちんと表現してくれている。この荒くれ者達をどのようにして配下に従えるかがまず序盤の最大の見せ場であると主張したい一西遊記ファンとして拍手を送りたい。幽閉中の孫悟空の役者さんはあまりに我々が抱くイメージの石猿と掛け離れていて、いざ暴れ出した時にどうなるのかと思ったらなるほど着ぐるみですか。期待を裏切らぬ暴れっぷり負けっぷりに納得。猪八戒はイケメン好きの女性を憎んでいるという設定らしいが、本人が作中屈指のイケメンというのがまた面白い。ヒロイン・段の配下の女の子(クリッシー・チャウ)が可愛くて気になって仕方なかった。あの子がヒロインでも…いやスーチーごめんなさい。撮影中既に三十代後半だと思うが、アクションも外見も若々しいスーチーに感動。吹き替えに野沢雅子が混じってたりと日本のスタッフも中々にして心憎いサービスを用意。最後はまさかのGメン横並びですか。我々世代的には香港カラテシリーズを連想してニヤリとしちゃうね。香港台湾日本色が面白い具合に混ざり合って良い感じに楽しめました。脇役であるはずのクリッシー・チャウがあまりに印象に残ったんでそれも含めて高得点。
にしきのさん [CS・衛星(吹替)] 8点(2017-01-22 02:25:54)
1.《ネタバレ》 ザッツ・エンターテイメント!な作品。チャウ・シンチーの観客へのサービスが半端ではなく徹底されており、大変楽しい2時間でした。この映画は妖怪が沢山出てくるとは言え、とどのつまりは怪獣映画。その道の達人であるスティーブン・スピルバーグに多大な影響を受けていると思えるシーンがいっぱいあり、怪獣映画としてのクオリティも大変高いです。オープニングから始まるギミックを活かした立体的なアクションは『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』を思わせ、怪魚の動きは完全に『ジョーズ』や『ジュラシック・パーク』。何よりこの一連のシーンで凄いのは普通に残酷なこと。底抜けに楽しいアクション・ムービーかと思いきや、オープニングからある村のお父さんが水中で殺され、大量の血がみるみる広がっていくシーンで、襟を正しました。その後も、少女が無慈悲にも丸呑みされたり、お母さんが怪魚と対峙した場面の「ああ、これは死ぬわ……」という絶望感など、その徹底して甘さの無い脚本は、矢張りスピルバーグに通じるものです。人間の丸焼きのビジュアルや、猪剛列が馬鍬で襲い掛かるシーンなんかも普通に子どもが観たらトラウマ級な気がします(子どもを怖がらすのも映画の立派な役割だ)。
怖がらせるだけでなくお色気要素もキチンと入っているので、そこも楽しい。女妖怪ハンターの段が主人公に惚れる経緯が余りにも雑なのは少し気になったりもしましたが、お色気シーンを入れるためだったのなら仕方が無かったのかも知れません。
あと天丼ギャグが何度も入っていたり、途中から出てくる妖怪ハンター×3のバックボーンが全く分からなかったり、場面転換が唐突過ぎたりする点も少し気になりましたが、全体的にこれほど真正面から観客を楽しませるエンタメ映画を作ってくれれば文句もありません。
民朗さん [映画館(吹替)] 8点(2014-11-21 20:09:01)
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【点数情報】

Review人数 21人
平均点数 6.43点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4314.29%
5419.05%
6523.81%
7419.05%
829.52%
914.76%
1029.52%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.66点 Review3人
2 ストーリー評価 5.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review4人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 5.50点 Review2人
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