メアリーと秘密の王国のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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メアリーと秘密の王国

[メアリートヒミツノオウコク]
EPIC
2013年上映時間:103分
平均点:5.60 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-10-18)
アクションアドベンチャーファンタジーCGアニメ3D映画
新規登録(2014-10-21)【民朗】さん
タイトル情報更新(2014-12-01)【DAIMETAL】さん
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監督クリス・ウェッジ
アマンダ・セイフライドメアリー・キャサリン
ジョシュ・ハッチャーソンノッド
コリン・ファレルローニン
ビヨンセ・ノウルズクイーン・タラ
ジェイソン・サダイキスボンバ
スティーヴン・タイラーニム・ガルー
クリストフ・ヴァルツマンドレイク
高垣彩陽メアリー・キャサリン(日本語吹き替え版)
小野大輔ノッド(日本語吹き替え版)
小山力也ローニン(日本語吹き替え版)
本田貴子クイーン・タラ(日本語吹き替え版)
千葉繁バンバ教授(日本語吹き替え版)
鶴岡聡ダッダ(日本語吹き替え版)
伊藤健太郎【声優】マブ(日本語吹き替え版)
立木文彦ニム・ガルー(日本語吹き替え版)
潘めぐみマリーゴールド(日本語吹き替え版)
咲野俊介ブフォ(日本語吹き替え版)
音楽ダニー・エルフマン
主題歌ビヨンセ・ノウルズ"Rise Up"
製作総指揮ウィリアム・ジョイス〔原作〕
制作ACクリエイト(日本語版制作)
配給20世紀フォックス
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1.《ネタバレ》 失礼ですが余り面白くなさそうなタイトルにも関わらず、素晴らしいクオリティの子ども向け3Dアニメーションだと思いました。花が芽吹く・木が枯れる等の自然の豊かな動き、鳥に乗った小人のダイナミックなアクション。小人から見たら世界はこんな風に見えるのかなと思える程に良く出来た画が堪能できました。また終盤では舞台が主人公・メアリーの家に移り、小人の世界から見た人間が描かれる。まあジブリの『アリエッティ』と同じ状況な訳ですが、本作の場合、小人から見たら人間は超スローで動く間抜けな生き物という設定やそこで起こるアクションはとても独特で、正直同作よりもずっと面白かった。
またキャラクター造詣が本当に良く出来ている。数々の木々や花々、虫たちが擬人化するとこうも面白くなるのか!と唸ってしまうデザイン。多分、見た目からして『指輪物語』に強く影響を受けているとは思いますが。
物語のストーリーも良く練られている。話の骨子は少女が未知の世界を冒険して、大人になり家に帰るという王道で、テーマは「誰しも誰かの、世界の一部であり、一人では生きられない」という、とても教育効果のあるものでした。
唯一ガッカリだったのが、全ての話が解決し、メアリーが家に帰った後です。父娘のわだかまりも解消し、良かった良かったと思っていると、なんと小人の世界とメアリーがコミュニケーションしている姿が描かれる。硬いことを言う様ですが、こういう旅を通して主人公が大人になる話において、旅の場所とは最終的に決別すべきものだと思います。主人公はその小人の世界を通って、大人に成長し自分の世界に帰還した。つまり小人の世界は主人公にとっては子どもだった頃の世界の象徴なんですから。「最後まで皆仲良くハッピー!」としたくなる気持ちは大変良くわかる(映画が良く出来ている程、その誘惑は強くなるのでしょう)のですが、個人的には只の蛇足に感じました。別れを描いてこその子ども向け映画ではないでしょうか。この辺りは、未だ『トイ・ストーリー3』等のPIXARに及ばない部分だと感じます。
民朗さん [映画館(吹替)] 8点(2014-10-27 06:58:21)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 5.60点
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200.00%
300.00%
4240.00%
500.00%
6240.00%
700.00%
8120.00%
900.00%
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