2.《ネタバレ》 ノンフィクション。
事件より50年を迎える節目の公開となったようだ。
さてアメリカのレイシズムはたくさんみてきたけど、本作もなかなかの見応え。
遣る瀬無い響くものがあった。
主人公が誰なのか途中までわからなかったが悲惨な時代背景とともにスポットライトは複数の登場人物に当たっていく。
特にアルジースミス。演技も歌声も素晴らしい。
アカデミー賞ではノミネート候補との評判もほぼ落選というか消えた。
政治的な介入が影響しているのか、単純な映画評価なのかわからないが
自由の国の傍らでアメリカの歴史の闇を感じる。
負の歴史に目を背けてはならない、そんな気持ちが湧いた。