8.《ネタバレ》 人物相関が見事、この一言に尽きます。ある男がたまたま出会った男の元仲間の悪徳保安官がつるむ牧場主の一味がある男の暗殺を企て・・・と、辿っていったらキリがないくらい複数ありまくる人物同士の絡み。海堂尊並の絡みっぷりです。それが主役4人と悪の親玉1人以外のサブキャラにもきっちり行き届いていてどのシーンをとっても面白く飽きさせない、そんな作品かと思います。シンプルな勧善懲悪を軸に据えた王道でありながらここまで楽しませてくれる練られた構成、見事だと思います。 【53羽の孔雀】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-05-27 00:33:07) (良:1票) |
7.予想以上に、面白かったです~ 脚本がよく練られているな~って感じです..物語として面白いし、一つ一つのエピソードに必然性があって、ちょっとずつ捻りを加えた展開がイイですね~(玄人好みです) 娯楽性の高い現実離れした西部劇とは違い、主人公達の言動にも説得力があるし、リアリティーを感じます..終盤は予定調和的ではありますが、十分楽しめました..良作です!.. 【コナンが一番】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-02-02 15:10:06) (良:1票) |
6.出演者たちが皆、「やった~西部劇だ~」と楽しくノリノリに演じてる(ように見える。気のせいかも知れないけど)のが、イイですね。拳銃をクルクル回す練習、かなりしたんじゃないですかねえ、そりゃ西部劇に出演させてくれるなら私だって練習しますぜ。製作側もノリノリ、詰め込めるだけ詰め込んで(銃撃戦の充実ぶり。登場人物の多彩さ。ちょっと欲張り過ぎてまとまらない面も?)、これぞまさに娯楽大作、愉しいこと愉しいこと。善玉4人が集まるべくして集まり、一方の悪玉はいかにも悪玉で、恨みだの復讐心だのを過度に強調することなく、内面より行動、ただ戦う。理屈っぽくないのがまたよろしい。要するに、西部劇って面白いんだよ、ということを言わんとした映画で、その目的は十二分に果たされた訳です。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-12-10 09:37:23) (良:1票) |
5.これは素晴らしかったです。俳優良し、撮影良し、音楽良し。撮影場所のニュー・メキシコ州サンタフェ近郊を訪れたことがあります。ひたすら広大で、なにもありません。懐かしく見ました。満足の西部劇です。 【ジャッカルの目】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-11-04 01:39:02) |
4.今じゃ作られなくなったウエスタン映画。その一番の理由は「ウエスタン映画に似合う俳優がいなくなった」。最近の若手俳優さんはカッコイイとは思うけど、男気溢れるとは感じなくなったと僕は思う。。この映画もあまり感じなかったけど、今までのウエスタン映画を総まくりにしてアメリカ映画最後のウエスタン映画と言われているクリント・イーストウッドの「許されざる者」へのステップ的な映画として見ていただけるといいかなぁ。ケヴィン・コスナーも若い、ジェフ・ゴールドブラムがやけに似合ってなかった、ブルース・ブロートンの音楽がやけにかっこよかった。久しぶりに見たウエスタン映画なので楽しく見れました。 |
3.ローレンス・カスダンズ・オールキャストによる西部劇。やっぱり「再会の時」の影響か、日本でいう団塊の世代、ベビーブーマー達が若き日の挫折や心の傷を抱えながら、家族や仕事という世間的な安定に対する無意識の不安と常に葛藤し、自らの心の支えとなるべく「精神」を確立しようともがき奮闘しつつ、極悪牧場主に立ち向かう西部劇、という感じが漂う。。。まぁこれは半分冗談ですが、実際、とても若々しく、颯爽としたニューウェイブ西部劇に仕上がっていると思います。ケビン・クラインやスコット・グレンにはまだまだ西部劇の主人公たる圧倒的な存在感がなく、なんとなく弱々しいところもこの世代の西部劇らしいですね。 |
2.たまたまBSで観たんですけど、面白かったですねー。二時間以上なのに全然長く感じなかった。あからさまな勧善懲悪ものだけど、たまにはいいんじゃないでしょうか。主人公の一人が黒人っていうのは80年代という時代のせいでしょうかねえ。ケビン・コスナーが若々しいし、お調子者の役っていうのがちょっと意外でした。個人的には無欲で心の優しいペイデンが良かったかな。ところで最後の戦いのアレは、源義経のパクリ? 【ぐるぐる】さん 8点(2003-06-15 22:11:47) |
1.本格西部劇で大喜び。いまの時代によく作ったなーというのが正直な感想。中身はなかなか見応えあって骨太。ひとつひとつのシーンが丁寧に作りこんであって、男臭さに胸が高鳴ったのも久しぶりだった。 【mimi】さん 8点(2003-02-23 03:35:05) |