赤毛のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。
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(レビュー・クチコミ)
赤毛
[アカゲ]
1969年
【
日
】
上映時間:116分
平均点:
6.62
/
10
点
(Review 13人)
(点数分布表示)
公開開始日(1969-10-10)
(
ドラマ
・
時代劇
・
歴史もの
)
新規登録(2003-12-08)【
紅蓮天国
】さん
タイトル情報更新(2024-06-30)【
イニシャルK
】さん
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監督
岡本喜八
助監督
田中寿一
演出
久世竜
(殺陣)
キャスト
三船敏郎
(男優)
赤毛の権三
岩下志麻
(女優)
トミ
高橋悦史
(男優)
一ノ瀬半蔵
寺田農
(男優)
三次
乙羽信子
(女優)
お春
望月優子
(女優)
ウメ
吉村実子
(女優)
お葉
岡田可愛
(女優)
お袖
神山繁
(男優)
荒垣弥一郎
天本英世
(男優)
玄斉
花澤徳衛
(男優)
駒ヶ根の虎三
岸田森
(男優)
番頭左右吉
砂塚秀夫
(男優)
雨ガエル
左卜全
(男優)
伍平爺さん
睦五郎
(男優)
白毛の先鋒隊長
草野大悟
(男優)
居酒屋の亭主
富田仲次郎
(男優)
木曽屋嘉兵衛
常田富士男
(男優)
代官所手代
浜村純
(男優)
馬宿の甚兵衛
堺左千夫
(男優)
百姓・袈裟治
山本廉
(男優)
百姓
長谷川弘
(男優)
猟師の六
中山豊
(男優)
百姓
北川美佳
(女優)
女郎
地井武男
(男優)
斥候
三戸部スエ
(女優)
おたね
阿知波信介
(男優)
平助
田中浩
(男優)
白毛の伍長
木村博人
(男優)
行商の小間物屋
伊藤雄之助
(男優)
神尾金太郎
田村高廣
(男優)
相楽総三
記平佳枝
(女優)
宇野晃司
(男優)
声
中谷一郎
ナレーション
脚本
岡本喜八
広沢栄
音楽
佐藤勝
撮影
斎藤孝雄
製作
三船敏郎
西川善男
配給
東宝
美術
植田寛
録音
下永尚
(整音)
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3.
《ネタバレ》
製作当時はもう五社協定は雲散霧消しているわけですが、こうやって岩下志麻や乙羽信子が東宝映画で三船敏郎と共演しているのが観れるというのは珍しいことです。明治維新のときの赤報隊の史実をもとにしたオリジナル・ストーリーですが、穿った観方かもしれないけど70年安保闘争をカリカチュアしたような脚本であるような気がしてなりませんでした。官軍=佐藤栄作政権という図式で、宿場に突入してきた官軍が村人と対峙する絵面はまるで機動隊と衝突する学生デモ隊が彷彿されます。その村人たちも代官に反抗していたのは女郎屋の女たちと老師に扇動された若者だけで、半分以上の住民がこの騒動を眺めるだけの野次馬だったというのも意味深です。けっきょく赤報隊として官軍に利用されて果てる権三=三船敏郎なのですが、若者たちに詰め寄られて「理想と現実は違うものだ」と逃げを打つ老師=天本英世のセリフを聴くと、70年安保闘争後の無残な学生運動の成れの果てを予言していたようにすら感じます。 前半はとくに岡本喜八節が快調で、岡本映画常連の伊藤雄之助だけでなく三船敏郎までもがコミカルな演技を見せてくれます。権三が吃音気味というキャラ設定のおかげで、三船は普段は聴き取りにくいセリフ回しなんですが切れ切れに喋るおかげでいつもより耳に入りやすかったです。そして全編で効果的に使われるのが“ええじゃないか”節で、あの踊り狂う群衆の迫力は後年の珍作『ジャズ大名』の前振りみたいに感じました、もちろん今村昌平の『ええじゃないか』よりもずっと早いですね。コミカルな前半から打って変わって悲劇的な結末を迎えるわけですが、後半はちょっとテンポがもたつく感はありました。宿場に潜入していた幕府側の遊撃隊のエピソードは、ちょっと詰め込み過ぎた脚本のような感じでもたつきの原因だったと思います。とは言え個人的には珍しい三船敏郎のコメディ演技は堪能できたかなと思います。
【
S&S
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
8点
(2024-02-11 22:11:58)
2.
《ネタバレ》
三船敏郎がちょっとバカっぽいのが難点だが、スピード・テンポ、エネルギー申し分ない。登場人物全ての個性が際立っており、小さな村での凝縮した人間関係は描写は、今の社会そのものである。「葵が菊に変わるだけ」コレに安易に期待するか?ニヒルに構えるか?潮目の変化を好機と捉えて勝負にでるか?今の日本も「自民が民主に変わるだけ」かもしれないが、安易に期待しすぎると「インチキだ!」と叫びながら刀を投げつけるような失望感を味わう事になるんだろうか?でもいい加減「ええじゃないか」じゃすまされないよ。
【
東京50km圏道路地図
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
8点
(2008-06-09 03:51:46)
1.
《ネタバレ》
ユーモラスな雰囲気、独特のリズムとテンポの見事さで観客を映画の世界に引きずりこんでおいて、骨太なメッセージをガツンと食らわす岡本喜八監督の手法はお見事としか言いようがありません。キャスティングも非常に素晴らしく、三船敏郎は勿論のことニヒルな高橋悦史や岸田森の演技が印象的でした。
まあ、政権がどんなに変わろうとも権力というものの本質はそう変わることは無いということなんでしょうね・・・・・。
【
TM
】
さん
[DVD(邦画)]
8点
(2008-05-30 18:44:46)
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【点数情報】
Review人数
13人
平均点数
6.62点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
0
0.00%
4
1
7.69%
5
1
7.69%
6
3
23.08%
7
5
38.46%
8
3
23.08%
9
0
0.00%
10
0
0.00%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
7.00点
Review1人
2
ストーリー評価
7.00点
Review1人
3
鑑賞後の後味
7.00点
Review1人
4
音楽評価
Review0人
5
感泣評価
Review0人
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