8.《ネタバレ》 【宿代持ってないのに新世界に長期滞在 大阪篇。ご利用は計画的に。今回のマドンナは松坂慶子さん。】
さて、あの晩について語ってみましょう。
そう、もしも、あそこで寅がおふみを膝枕のまんまで朝を迎えていたならば・・
そう、もしも、あそこで寅次郎がおふみの傍で添い寝をしてあげていたならば・・
そう、もしも、あの晩、もしかしてあそこでムフフな展開になっていたならば・・・・・ ってですね、まあ、いろいろ考えてはみたんですがね
結局のところは どうにもこうにもなっていなかったって事は確実なはずなんですよね
だって考えてもみててください 監督、山田洋次さんなん・だから
あのひと とっても意地悪いん・だから(笑)
それに、どっちにしたって斉藤洋介さんがトンビで
そっと物陰に隠れてちゃんとスタンバっていらっしゃったんだから(笑)
そう考える事にいたしましょうよ
フラれ方の王道。男はつらいよ王道篇。
途中、死についてなど辛い展開などもございましたが、結果的には恋に敗れてシャットアウトで終わる。男はつらいよの王道篇。やっぱりラストはこうでなくっちゃの見本のような回でした。
ところで、あとどうでもよい事の一つといたしましては、例の谷よしのさん
普段、目立たぬまんまで終わってた筈のお人が、今回、かなり目立ってしまっていましたね 「おだんごマダ?」 だとか、プンプンしながら なんとまあ、せっかちな。(笑)
おばちゃんかわいそうだろ 一人でわっせわっせと忙しいんだから
でもそんなおばちゃんの関西弁で「おいでやす」 似合っていましたねと共にかわいらしかったですね そしてウケました。男はつらいねん。そして、おばちゃんだってつらいねん。だけど、まだまだこの先頑張ってこー そんな第27作でした 芦屋雁之助の回でした。