27.「意見が偏っている」云々はともかくとして、日本の医療制度が如何に恵まれているか再確認できる。ただ、財源が確保できなくなったら、アメリカみたいになってしまう危うさがあり、国家に全体を委ねず、健康管理は可能な限り自分で徹底しないといけないだろう。 |
26.《ネタバレ》 マイケル・ムーアの最高傑作として評価の高い作品。 とりあえずDVDで笑顔を見せるムーアを殴りたくなったのは俺だけ? 初っ端からブッシュの演説、脚の怪我をみずから治療医療保険を持つことができない人々の現状、指を失った者の選択、たらい回しにされる両親 、子供はただ泣くしかない、これみよがしに悲しそうな子供の顔を見せつけること。 老骨に鞭打つ仕事人、酷い理由で保険が下りない人々、赤い丸やラインを引き強調、著名なwwwww映画作家wwwww、一般人や保険会社、刺客、医師といった人間にもインタビュー。 リストを「スターウォーズ」のパロディで映すのに爆笑。 保険に入れた人々は幸せ…なんて思っていた時が私にもありました、、何故チャップリンのマッサージ、人種差別問題にも踏み込んでいく、過去を示すザラザラのフィルム、写真 、ホワイトハウス、椅子で足を組む男、ニクソン、クリントン、、赤狩り、ジョン・ベルーシ?、政治家どもの茶番、人を診るのに嘘を糞のように垂れ流し、主義もクソもあるものか! ムーアの評価:カナダ最高 ま た カ ナ ダ か もう結婚しろよおまえら、トミー・ダグラス、ソ連のプロパガンダ映画、労働、アメリカに当てはめる歌、ムーアは偏見に満ちたアメリカ人となってインタビューしまくる。 戦争を潜り抜けたイギリスだからこそ、イギリスを戦勝国呼ばわりするのは大間違いだ。 広大な植民地を失い、街も焼野原、チャーチルはボケナス、フランスは革命の国、薬のCM、奴隷のように、テロリストになぜ医療を、その癖イラクは空爆、直訴するための船出。 キューバ「訴訟も辞さない」 カストロ「誠に遺憾である」 治療を受ける人々、自分のアンチサイトまで取り上げるからこそムーアは強いのだと思う。そんな自分を楽しんでさえいるのだろう。 最後は命の洗濯を頼みに今日もムーアは歩き続ける。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-08-26 06:54:01) |
25.ムーアの作品を観ると、毎度すごく引きつけられます。そして「うわぁ、これが事実なのか!」とビックリしてしまいます。世の真実をきちんと知って判断するにはこうした映画を1つ見たくらいで充分ではなかろうし、それだけに真面目で深刻な内容について、観た後の感想を軽はずみに出すのは不安だったりもします。けれど『華氏911』にしても、この作品にしても、同じように強く思うことは「金と、権力・地位と、情報(のコントロール)」がいつも人を脅かしているなということ。情報といえば「みんなで助け合おう」てな考え方が出てくると即座に「共産主義」て言葉が出てきちゃうんですね。なんで特定のカラーに分類し「敵か味方か」みたいな単純判断するんだろう? ところで若い頃は「アメリカに生まれたかった」とか「ハワイで暮らしたい」とか思ってたけど、もうアメリカには幻滅。病人から約束の金をいちゃもんつけてふんだくったり道に放り出したり、もう人間じゃないですね。アメリカを船に例えると、乗せた黒人をたくさん海に放り投げた『アミスタッド号』みたいです。フランスもイギリスもまるで興味なかったけれど、この作品観てフランスやイギリスやカナダの人々の生活について興味が出てきました(疑いも含んだうえですが)。 【だみお】さん [DVD(吹替)] 8点(2011-02-02 16:05:27) |
24.アメリカの医療制度の問題を鋭く描いている。 マイケルムーアの作品は、大げさに誇張しているところもあるとは思うが、それを除いても今のアメリカが問題だということがこの映画でわかる。 誇張したり簡略化して描いている分、わかりやすくて(監督に言わせればアメリカ人のために単純化しているのだろうが)見る人を選ばない。 これからもこの、アメリカを愛しているが故に今のアメリカが許せない、マイケルムーア監督の作品に期待したいと思う。 |
23.相変わらず、この人は見せ方がうまい。最高か最低しかないアメリカの医療制度と、他国の平等で無償の医療制度を、これでもかとばかりに対比させて叩き潰していく。しかし、これも過去の話。アメリカはこれから平等で公平な医療を誰でも受けられる国に生まれ変わります。ですよね、オバマさん? 【Junker】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-05-13 17:03:18) |
22.地元の医師協会主宰の映画会で観て来ました。この作品でマイケルムーア好きになりました。 アメリカの医療制度と現状がよくわかるドキュメンタリー。以前は日本の皆保険制度が当たり前だと思っていたから、ホントびっくり(x_x)/ 【kaneko】さん [DVD(吹替)] 8点(2010-02-08 16:58:29) |
21.フランスやキューバなどの国民皆保険が上手く回っている国の税制や経済などについて、もう少し突っ込んだ解説や分析が欲しかった。日本にも、何か見習うべき点があるのではないでしょうか。今、国民皆保険の導入に挑んでいるオバマ大統領には、頑張って頂きたいです。 【よしふみ】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-11-22 22:58:28) |
20.《ネタバレ》 ○一方の悪いところと他方の良いところを見せるというやり方はあまり好きではないが、こういった問題提示を分かりやすく見せている点からしてあえての演出だろう。○いつものムーア映画に比べると大人しい印象だった。○アメリカの医療がここまで崩壊しているとは思ってなかった。それでもこれは氷山の一角なんだろうな。いずれは日本もこんな風になるんだろうか。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-08-26 11:21:34) |
19.《ネタバレ》 難しい問題わかりやすく提示してくれるところは 非常にいい。前のボウリング・フォー・コロンバインも その辺は非常にうまいなぁと思いました。 ただし今回税金に関しては触れないの?という疑問がでてきました。 これだけ福祉がしっかりしていれば取られるものも大きい。 その辺には触れないのかなぁ?いい面ばかりみてないか? ってのがでてきた。 でも日本でも子供生まれたら100万円みたいな補助金くれたら 少子化とかまぬがれるのにね。 【とま】さん [地上波(字幕)] 8点(2009-08-04 10:15:26) |
【ぷっきぃ】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-05-15 03:15:09) |
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17.アメリカかぶれのティーンエイジャーに見せたい映画。 政府の方向性では間違いなくアメリカを追随していると思われる日本にあって、ここで描かれている悲惨な医療問題は決して他人事ではないと思う。ただ、日本にはアメリカ社会の根底にある狂信的なまでの社会主義アレルギーがなく、むしろそういったイデオロギーを何ら持たずに生活する人が大半であるから、船頭次第でどっちに転ぶか分からない。例えばこの映画で描かれているような他国の現状に関心を持ち、さらに自国の現状を顧みる人が増えれば、同じ轍を踏まない道を選べるはずだと思いたい。 それにしてもアメリカ人の肥満率はひどいものだ。一目瞭然の自分たちの無秩序な生活習慣を棚に上げ、平然と体制を糾弾する身勝手さもまた、この国らしい。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-05-04 12:11:32) |
16.マイケル・ムーアの映画ってドキュメンテリーなんだけど、音楽やテレビドラマや映画、アニメーション等を使って非常に娯楽的な要素を持ち込んでいるのが上手いと思う。折角の内容だって、見てもらわなくちゃ何の効果も無いだろうから。そういった中でアメリカの医療問題ってのは知らなかった人には非常に驚かされる事だと思う。日本ではERなんて医療ドラマが人気になってその裏にある医療費の問題には触れてなかったから、この映画はその意味ではERを見ていた人には特に見てもらいたい。日本ではこうしたドキュメンタリー映画の公開が圧倒的に少ないから、こうしたムーアみたいな撮り方は日本では見てもらうという意味でも面白いとおもう。 【奥州亭三景】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-04-29 10:43:37) |
15.ムーアの映画を観るといつもその反対側の意見が気になったりするものだが(医療費をタダにした場合のデメリットとか)、ひとつだけ自信をもって言えるのは病人にやさしくない国などあってはならないってことです。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-03-06 11:00:27) |
14.《ネタバレ》 フランスってそんなにいい国なの??住んでみたい~。って鵜呑みにはしてはいけないんだ。だが医療制度に関しては事実なのだろう。マイケルムーアには逆にアメリカの長所だけをナルシストに描いた褒め殺し作品を作って欲しいな~。銃・人種差別、大統領、医療制度と来たがどれもアメリカの悪い部分ばかりでもうそろそろお腹いっぱい。まぁこんなにも自国を大批判する映画を堂々と作りのける監督がいて上映もされちゃう正に「自由な」国であることが長所なのだろうけど。どんどん問題作を撮って欲しいです。日本にもこんな監督がいたらいいのになぁ。伊丹監督が生きていたら今どんな映画を撮るんだろう。 【素敵な鯛の靴】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-12-17 00:31:05) |
13.《ネタバレ》 面白いというより、皆に一度は観て欲しい映画だと思いました。 今まで、日本は国保があるし、医療や福祉に厚い国だと思っていました。 しかし、この映画を観て、どちらかというと日本はアメリカに近いのかもと思いました。医療や福祉は整っているけど、手厚くはないという現状です。 医療の面ではもっとカナダやイギリスを見習うべきだし、福祉の面ではフランスをもっと見習うべきだと思いました。アメリカの医療制度を指摘するためではなく、日本のこれからの為に観て欲しい映画です。 厚生労働省の役人とか政治家も、これからの日本をもっと良く考えて欲しいと思いました。 【たつみあん】さん [DVD(吹替)] 8点(2008-12-09 10:57:25) |
12.《ネタバレ》 人の体の構造は国境を越えたからといって変わらない。しかし、受けられる医療の内容は国境を越えるごとに変化する。とかく自分たちの国は何でもナンバーワンと思っている人が多い某国の医療制度を、周囲の国家と比べながら解り易くこき下ろす。テーマは明確、論旨は一貫、映像も飽きないよう工夫されていて、素晴らしいドキュメントタッチの映画だと思います。事実の表現に多少の誇張があるのでしょうが、それは演出の一環。マイケル・ムーアの目的は事実の開示ではなく、問題意識の発芽な訳で、観た人が自国の医療制度のことを意識してしまった時点で彼の勝ちですね。血眼になって個人攻撃をしていた前作よりも、すんなりと受け入れられました。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-11-16 06:38:27) (良:1票) |
11.前作より、より分かりやすく、楽しく見ることが出来ました。アメリカの「惨状」が酷すぎて・・・日本はやっぱり良い国!世界一だな!なんて思っていたのも束の間、フランスやイギリスの進んだ制度の前では「あそこ(米国)よりまだマシ」ってなもんで恥ずかしくなるほどです。今回も色々と考えさせられました。ムーアの作品を見るたびにアメリカのイメージは最悪になりますが、それは彼が持つ愛国心の賜物なんだろうな、と思います。問題提起って大事ですね。日本にもこういった作品を撮る人がもっといなければならないと思います。 【Kの紅茶】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-10-22 22:51:28) (良:1票) |
10.石油価格も上がる今・・・・アメリカ旅行はますます遠のく。 【PPOSSTU】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-07-06 03:53:05) |
9.日本だって、出産は自費だし、特に公立病院では医療費を払わないで逃げてしまう人はいるし、病院もどこかからはお金をもらわないと経営として成り立たない。日本ではまだ、それまでの治療費を払っていないからという理由で診療を拒否することはないだろうが、この先どうなるかはわからない。マイケルムーアはアメリカを良くしたいと思ってこの映画を作ったのだろうが、ほかの国の人間にとっては自分の国はどうなってほしいのかと考えるきっかけになると思う。 【HK】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-06-01 18:11:07) |
8.アメリカの医療制度は明らかにおかしい!この作品をみて日本も米国と同じようなことが起こってもおかしくない社会だということがよくわかった。 【ホットチョコレート】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-04-30 23:23:03) |