ハムレット(2000)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ハムレット(2000)

[ハムレット]
Hamlet
2000年上映時間:112分
平均点:4.46 / 10(Review 28人) (点数分布表示)
公開開始日(2001-01-20)
ドラマ戯曲(舞台劇)の映画化
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タイトル情報更新(2015-11-02)【DAIMETAL】さん
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監督マイケル・アルメレイダ
キャストイーサン・ホーク(男優)ハムレット
カイル・マクラクラン(男優)クローディアス
サム・シェパード(男優)亡霊
ダイアン・ヴェノーラ(女優)ガートルード
ビル・マーレイ(男優)ポローニアス
リーヴ・シュレイバー(男優)レアティーズ
ジュリア・スタイルズ(女優)オフィーリア
スティーヴ・ザーン(男優)ローゼンクランツ
ジェフリー・ライト〔男優〕(男優)墓荒らしの男
カール・ギアリー(男優)ホレイシオ
ケイシー・アフレック(男優)フォーティンブラス
ティム・ブレイク・ネルソン(男優)機長
ポール・バーテル(男優)オズリック
原作ウィリアム・シェイクスピア『ハムレット』
脚本マイケル・アルメレイダ
音楽カーター・バーウェル
編曲カーター・バーウェル
撮影ジョン・デ・ボーマン
プロデューサージェイソン・ブラム〔製作〕(エグゼクティブプロデューサー)
配給松竹
その他カーター・バーウェル(指揮)
ラリー・グロス(スペシャル・サンクス)
リチャード・リンクレイター(スペシャル・サンクス)
J・T・ペティ(追加セット・プロダクション助手)
ジェフリー・ライト〔男優〕(スペシャル・サンクス)
あらすじ
ニューヨークに本社を置くデンマーク社の社長の息子ハムレットは父の訃報に接して留学先から戻るが、待ち受けていたのは社長に就任した叔父と叔父との再婚を決めた母だった。困惑の中でハムレットは父の幽霊を目にし、叔父に殺された模様や無念の心境を聞かされるが、以後鬱々として思索ばかりを膨らませ、恋人オフィーリアやその父で会社重役のポローニアスにあたって周囲を困惑させる。思い切った行動を取れないハムレットが母の軽薄を責め、ポローニアスを誤って殺した時から運命の歯車は経営者一族全員を悲劇へ導くべく動き出す。
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2.ハムレットを現代に置き換えて原作の英語でしゃべらせているのが不自然との意見が多いのですが、失礼を覚悟で言わせていただくと、そう書いていらっしゃる方のうち何割がシェークスピア英語を理解できるのでしょうか?かく言うわたしも英語圏での生活は長くて現代アメリカ英語なら日本語字幕は不要ですが、いきなりシェークスピア英語で道を聞かれたりしたら「あわわ・・・。」となってしまいます。私が注文をつけたいのは字幕翻訳です。これも見もせずにケチをつけて恐縮なのですが、もう少し遊び心があってもよかったのでは・・・?「ハムレットはデンマークに縛られている(国のために政略結婚するかもしれない)から気をつけなさい。」とレアティーズが妹オフィーリアに諭すところなんて「ハムレットほどの金と地位と将来がある男はどんな女だってものにできるから気をつけなさい。」とか訳しても全く問題ないと思います。実際、アメリカでテレビ放映されたモーツアルトのオペラ「コシファントゥッテ」現代版の字幕(原語はイタリア語)には「駐車場でディスコ・パーティーがあるんだって・・・。」とかの笑える迷訳が満載されていました。興行なんだから見る人を楽しませるよう工夫するのが当然でしょう。そうすれば原語がわかる人は二倍楽しめます。ニューヨークの幻想的風景とブラームスの深刻な交響曲が原作の雰囲気を醸し、メル・ギブソン版では私が減点対象とした父の幽霊の演技も完璧、ビル・マーレイのポローニアスにも役者冥利につきるとでも言いたげな貫禄がありました。英語に関して言えば、シェークスピア独特のリズムのある英語は時代劇でも結構不自然で「芝居だから」と鑑賞モードを切り替えてこそ堪能できると思うので現代の設定に合うとか合わないではないと思います。(「エリザベス」や「恋におちたシェークスピア」は現代英語です。)オフィーリアは清純でありさえすれば美人である必要はないし、ニヒルな雰囲気のイーサン・ホークもわりと好きですし、鑑賞した方の気分をそいだのは映画製作チームとは無関係な字幕だということで、高めの点数を献上します。 ただ、やはりシェークスピアを初めて見る人にはお勧めできないかもしれません。 また、ハムレットが叔父を試すために催した劇中劇の内容がいまいちで残念だし、父社長殺害方法やハムレットのイギリス送りのエピソードにも現代社会と整合性をもたせてほしかったです。
かわまりさん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-23 13:30:21)(良:1票)
1.舞台を中世デンマークから現代ニューヨークへ移し、王国をメディア最大手の会社に、王子を御曹司に…と言った風に「いつの時代もシェイクスピア」(時代背景・国籍問わずストーリーを当てはめられる)を証明するかの様な今風バージョンとなっています。『ハムレット』の映画化にしては、かなりイイ線行ってると思うんですが、残念ながら…正直言ってちとマニア受けかも?シェイクスピアに馴染みない人を如何にシェイクスピアに惹き込めるか?と言う点では貢献できないかな。殆どの登場人物が厭世主義者ってのも一般向きじゃないのかもしれないけれど。個人的に、オフィーリアが(ハムレットを裏切る形で)父親の言いなりになっちゃってる自分が嫌!って涙を流すシーンは新鮮だったろうと思う…今まで原作通りに何の意志も持たない女の子に描かれてきてたもんね^^;ちなみにハムレットと逢引きの場にて、落とした手紙をポローニアスに読まれてしまう設定にしたのは上手い♪と思いました。あ、あと…尼寺シーンでも非常に心憎い演出が!隠しマイクが見つかったが為に裏切りがバレて、ハムレットが彼女に失望する…初めての観客でも、彼の態度の一変について理解る様にしたのは功績モノと思います^^皆に対するハーブの当てつけも、趣味の写真で行うのは意外で面白かったデス。フォーティンブラスは機内とニュース番組のテロップ画像でちらっとしか触れられてませんでした。デンマーク社とはライバル会社的なIT業界大手のノルウェー社の御曹司として登場させて欲しかったなぁ…原作みたく、遠巻きながらハムレットとの友情を絡めて、とか。もっと叔父に壮絶な復讐を遂げて欲しかった気も^^;(絶対ビルの屋上から落ちると思っていたのたになー)
トルーデさん 8点(2001-10-09 11:18:21)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 28人
平均点数 4.46点
013.57%
113.57%
200.00%
3517.86%
4828.57%
5517.86%
6621.43%
700.00%
827.14%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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