幸せはシャンソニア劇場からのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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幸せはシャンソニア劇場から

[シアワセハシャンソニアゲキジョウカラ]
FAUBOUEG 36
2008年チェコ上映時間:120分
平均点:7.00 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-09-05)
公開終了日(2009-10-30)
ドラマミュージカルファミリー音楽もの
新規登録(2009-10-15)【あにやん‍🌈】さん
タイトル情報更新(2022-01-05)【イニシャルK】さん
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監督クリストフ・バラティエ
キャストジェラール・ジュニョ(男優)ピゴワル
ノラ・アルネゼデール(女優)ドゥース
マクサンス・ペラン(男優)ジョジョ
鈴木清信(日本語吹き替え版)
塩屋浩三(日本語吹き替え版)
間宮康弘(日本語吹き替え版)
脚本クリストフ・バラティエ
撮影トム・スターン〔撮影・照明〕
製作ジャック・ペラン
配給日活
美術ジャン・ラバス(プロダクション・デザイン)
あらすじ
1936年のパリ。経営危機で閉鎖に追い込まれたシャンソニア劇場。ビゴワルは長年劇場を支えてきたが、離婚した上に失業したために愛する息子と引き離されてしまう。そこで仲間達と共に劇場の再建を画策。所有権は街のボスの手に渡っていたものの、ボスは一方的に惚れた娘を劇場に出す事を条件に、再建を認める。当初は散々な再開だったが、娘の意外な才能によって救われ、思わぬ人気を得て行く事になる・・・
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4.これよりも少し前に作られたロバート・アルトマンの遺作である「今宵、フィッツジェラルド劇場で」のようなものを意識してたんですが全然ちゃいました。フランス映画らしい人々の繋がりや何故か面白おかしく見えてしまう登場人物などなど。時代背景は暗いが不況なんて吹っ飛ばせと言わんばかりに劇場運営に必死になり笑いを撮るとする姿を見てるのは微笑ましい光景、主人公のピゴワルにチョビひげ生やしてちょいと抜けたような顔をしてるおっさんを持ってきたのはベストチョイスでしたね~。アメリカ映画の昔懐かしきフランク・キャプラの映画を見てるような感じに包まれました。
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 8点(2011-02-04 13:17:04)(良:1票)
3.「コーラス」は少し雑な感じもしましたが、その余勢を駆って作られたこの作品は細部まで神経が行き届いた成長ぶりが伺えました。 イタリア映画のようだった前作とちがい、古きよき時代のフランスの下町の魅力がたっぷりと。 どこの国の人が見ても親しみをもつであろう風貌のジュニョさん(ピゴワル役)は前作同様控えめだけど、これだけのキャラクターがいるとちょうどいい露出具合なのかも。 新人女優ノラ・アルネゼデールも華がある美しさと歌で役を地でいくヒロイン・ドゥース、前作でペピノ役だった子(ペランの息子)が演じるジョジョはアコーディオンが大好きな少年。 年老いた「ラジオ男」が昔の輝きを蘇らせるのは常道ともいえるけどやっぱり嬉しい。 「手紙隠し」など昔ながらの手も使い、ジョジョの義理のお父さんの寂しさなども慮られて、たくさんの思いが渦巻く世界。 往年のハリウッド風ミュージュカル・シーンもあってワクワクしますが、いいことばかりは続かない、セ・ラ・ヴィ。 第二次大戦を入れないかわりに衝撃的な事件がおこってしまい(古典映画的でもこゆトコが今の映画?)、哀感も漂わせるラストに余韻しみじみ。 こういう映画は雰囲気が好きかどうかだと思います。 これはホント「劇場」で見たかったですね♪
レインさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-01-22 00:00:07)(良:1票)
2.《ネタバレ》 いい映画でしたねえ・・・。1930年代、時代の暗い影、不況にもめげず何度挫折してもシャンソニア劇場を愛し、劇場の復活と成功を夢見て集まる人々。歌手として成功を掴み、劇場を去ったヒロインが愛する劇場のために戻ってきて、支配人も歌手も芸人もノーギャラで劇場の復活のため仲間と共に奮闘するというとても温かな人情噺です。不況、そして混沌とした現代の我々に対する応援歌でもあるように感じました。見事に再現されたパリの下町の石畳の街並、劇場の舞台裏の壁やカーテンの汚れ具合、夢に結集する歌手や芸人達、そして生き生きとした表情で舞台を見つめる観客達。そんな活気にあふれるパリの下町、そこに力強く生きる庶民、劇場の全てが愛おしく、そんな昔のパリの下町や劇場の描写にフランスが世界映画史に誇る名作「天井桟敷の人々」をちょっと思い出させられました。音楽や当時の雰囲気を醸し出す美しい映像も素晴らしかった。しかし、ハッピーエンド大好き人間の私としましては特にこんな映画には終盤の血生臭い展開は似合わないと思うのです。やっぱりこんな映画には大団円のハッピーエンドが似合います。また、恋に落ちた二人のその後も分からないまま終わりましたが、ちょっとこの二人のその後も観たかったなあ・・・。という不満が無いわけではないのですが、それでもそれを補って余りあるいい映画でした。
とらやさん [映画館(字幕)] 8点(2009-12-08 20:51:34)(良:1票)
1.《ネタバレ》 シャンソンに彩られた古き良きパリ、古き良きフランス映画の世界。ヌーベルバーグ以降のグチャグチャした作家性の強いおフランス映画ワールドではありません。街に夢を甦らせてゆこうとする人々の姿が美しく楽しく、人情話が感動的で、ああ、これこそ映画の夢、フランス映画に求めてるのって、こういう感覚だよねぇ、って。だけど、クライマックスで感動を作り出そうとするあまりか、無理に波乱に富んだドラマティックな展開にしてしまった事で逆に夢を醒ましてしまった感があります。そして、その展開はフランスを襲ったであろう大戦の傷をも回避してしまうという都合のいいものでもあって。終戦後まで描いてしまったら、当然そこを気にしてしまいますって。巴里祭で終わらせれば十分だったハズなのに、なぜあの蛇足感たっぷりな暴力と贖罪の物語にしてしまったのやら。そこまでは今年のベスト?くらいに映画を楽しんでいただけに、腑に落ちず残念。役者は皆、愛すべきキャラにまで昇華されていただけに惜しいです。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 8点(2009-10-15 19:48:22)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5110.00%
6220.00%
7330.00%
8440.00%
900.00%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

2009年 82回
オリジナル主題歌 候補(ノミネート)"Loin de Paname"

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