1.いや~すんごく楽しかったです。
スティーブン・スピルバーグ久々の監督作であり、初のアニメであり3D作品です。
観て一番に感じたのが、監督ならでは娯楽性の高さ。
そして自分はこのシリーズが大好きで、原作のキャラクターが活躍してくれるだけですっごく嬉しいのです。
タンタンは勇敢だけど、ちょっと抜けていることがあって犬のスノーウィに度々助けてもらっている。
ハドック船長は相変わらず・・・いや原作以上にボケボケでトラブルメーカーなキャラクター。でも予想もつかないような活躍もするというイメージがそのまんま。
つーかこいつボケすぎで正直ツッコミ役が欲しくなります。
タンタンは真面目キャラなので、あんまりツッコミ向きじゃないのかなあ。
顔がそっくり(ちなみに原作では双子じゃない)な「デュポンとデュボン」刑事のコミカルさも大好きだ!
難点を挙げるならテンポが良すぎること。
ポンポンと話がつながるのは良いのですが、アニメの美しい風景を眺める余裕はないですし、わりと登場人物の葛藤やらもおざなりで話が進みます。
ユニコーン号の謎を解くミステリー要素もあるのですが、そこもささっと流される感じで物足りなさも感じる人も多いでしょう。
あとタンタンの顔がおっさんくさい気が・・・。
まあともかく子どもだけでなく、昔「グーニーズ」などが好きだった大人にも、童心に帰ることができるアドベンチャーとして大推薦です。中盤の長回しで撮られた大立ち回りのアクションだけでも観る価値あり!