真夏の方程式のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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真夏の方程式

[マナツノホウテイシキ]
Midsummer's Equation
2013年上映時間:129分
平均点:5.62 / 10(Review 80人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-06-29)
ドラマサスペンスシリーズもの犯罪ものミステリー刑事もの小説の映画化TVの映画化
新規登録(2013-02-26)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2023-09-10)【イニシャルK】さん
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監督西谷弘
助監督杉山泰一(監督補)
キャスト福山雅治(男優)湯川学
吉高由里子(女優)岸谷美砂
北村一輝(男優)草薙俊平
山﨑光(男優)柄崎恭平
(女優)川畑成実
豊嶋花(女優)川畑成実(幼少期)
風吹ジュン(女優)川畑節子
前田吟(男優)川畑重治
白竜(男優)仙波英俊
塩見三省(男優)塚原正次
田中哲司(男優)柄崎敬一
西田尚美(女優)三宅伸子
永島敏行(男優)多々良管理官
神保悟志(男優)中川雅人
根岸季衣(女優)塚原早苗
綾田俊樹(男優)鵜飼継男
仁科貴(男優)
松居大悟(男優)
有福正志(男優)
山崎潤(男優)
松本じゅん(女優)
筒井真理子(女優)
五頭岳夫(男優)
原作東野圭吾「真夏の方程式」(文藝春秋刊)
脚本福田靖
音楽菅野祐悟
福山雅治
作曲福山雅治「vs.2013~知覚と快楽の螺旋~」
編曲福山雅治「vs.2013~知覚と快楽の螺旋~」
撮影柳島克己
製作亀山千広
フジテレビ
プロデューサー臼井裕詞(エグゼクティブプロデューサー)
配給東宝
美術清水剛
録音藤丸和徳
その他IMAGICA(プロダクション協力)
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8.福山でも杏でもない、主役は白竜です、俺は男泣きしました。
まるまだっちさん [DVD(邦画)] 8点(2021-10-07 09:49:32)
7.《ネタバレ》 映像化を強く意識した(としか思えない)原作だったが、実際この映画は、ほぼ原作通りである。よって、ストーリー面での突っ込みどころは映画のスタッフではなく、東野圭吾に責任がある。個人的には伏線の張り方とその回収、読後の余韻はさすが東野圭吾だと思った作品だったし、突っ込みどころはミステリーならば仕方がない部分だと思う。容疑者Xだってトリックでも、倫理面でも突っ込みどころはいっぱいあった。例え、善意の人であっても、家族の平和(それがたとえ虚飾であっても)を乱されかねない存在というのはミステリーにおいては十分に殺人の動機になるのではなかろうか。本作が強く意識したと思われる砂の器だって、殺された人は全くの善意の人だった。映画としての評価で言えば、夏の海の美しさが存分に表現されていたし、メインヒロインの杏がとても魅力的でよかったと思う。何より、前作では堤真一にすべてを持っていかれた福山雅治が、今回は堂々の主役の芝居だった。
陽炎さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-05-08 22:45:28)(良:1票)
6.ガリレオと思って見たら肩透かしを食らうかも知れないけど、冷静になってタイトルを見てみるとガリレオのガの字も入ってないわけで、これはこれで人情ドラマとして良い作品なのかも知れない。
それぞれの娘を想う気持ちとその行動に涙腺が決壊しそうだったけど、そこはなんとか耐えた。
でも、ラストの少年に対する配慮には耐え切れなかった。
環境保全と開発に対する湯川なりの考えは納得できるものだったし、そこからの伏線の張り方は見事でした。
もとやさん [DVD(邦画)] 8点(2014-03-18 18:20:48)
5.《ネタバレ》  他のテレビドラマの映画化で、シリーズの方向性と違うなどと批判しておいて、迂闊だったと反省する。このガリレオシリーズの映画版は、科学を応用したトリックを暴くという事が主眼のテレビシリーズとは違い「情」というモノを、めいっぱい見せてくれていて、それが感動的に受け入れられる良い映画版シリーズになっていると思うからだ。

 事件のトリック的には、たいして驚きも何もないばかりか前作映画よりもガッカリであるが、それがもたらす物語が秀逸。
 娘を守ろうとした二人の父の話にも感涙させられるが、「人生を捻じ曲げられようとしている者」が少年の事だというTVでは見られない湯川の感性。それに対しての湯川の対応が「科学」というモノを教える、というのには心底感心する。それが実に、「情を持ったガリレオシリーズ」らしくてイイのである。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 8点(2014-03-01 21:17:31)(良:1票)
4.《ネタバレ》 傘、冒頭の落下と終盤の浮遊の見事さ。
赤から青へ。
そして電車は同構図の中で来て帰る。
それだけで素晴らしい。

西谷弘が視線劇をしっかりやってくるのはいつものことだが、
終盤の杏と風吹ジュンのカットバックはもうとんでもない。
見つめ合って黙っているのだけどもカットバックの間に回想を挟み、
ふたりの視線と回想で会話させている。
そして何より、マジック・ミラーを介した杏と前田吟の件などは、
視線劇を飛び越えて、もう何がふたりを会話をさせているのだろうか、
ああ、それは愛情か、血は繋がらないけども愛情だろう、やはり。
そしてシーンバックの見事な連鎖を起こさせるペットボトル・ロケットの件は、
勿論、お見事過ぎるのだし、あのペットボトルの中に仕込まれた携帯電話の動画機能、
これもまた、ある意味での視線によるカットバックをしているわけだ。

『アマルフィ』や『アンダルシア』では、ただの説明過多の回想シーンであったが、
この映画での回想はしっかりと物語として機能している。
それは、謎を解く、説明する回想ではなく、ひとを描く回想になっているからだろう。

現在の日本で唯一、シネコンで上映される大作娯楽映画を見事なまでに撮り上げてしまえる監督、
それが西谷弘であって、『真夏の方程式』は間違いなく西谷弘、ここまでの最高傑作。
すぺるまさん [映画館(邦画)] 8点(2013-07-15 23:44:41)(良:2票)
3.《ネタバレ》 面白かったです!この映画のハイライトはロケットを飛ばすところだと思っていますが、子供の頃にこんな経験をしていたら絶対一生の思い出ですよね。お父さん、息子の尊敬をかっさらわれてややかわいそうです。
トリックや謎解きは二の次でとにもかくにも人間ドラマだったところにはやや物足りなさを感じましたが、推理もゼロではなかったのでいいことにしました。
湯川先生がかっこよくて、子役がうまくて、なかなか泣けるいいお話でした。
メリーさんさん [映画館(邦画)] 8点(2013-07-08 18:03:35)
2.しっかりと泣かされました。「東野作品」の映像化は全般的に上手くいった作品が多いなと感じます。この作品もその一つかと。白竜の演技に心持ってかれました。
tonaoさん [映画館(邦画)] 8点(2013-07-07 22:13:19)
1.《ネタバレ》 原作では海辺が舞台となる謎解きシーンは、映画では取調べ室に置き換えられる。

本来なら、その後に続く杏と風吹ジュンの面会シーンのようなセットとしたほうが
いかにも現実的で「ツッコまれ」ないだろうが、映画はあの部屋を要請する。

劇中で幾度も変奏されてきた反射装置の極め付けと云うべきミラーガラスが
そこにあるからに他ならない。

この1枚の仕切りを介した視線の劇が、
『パリ、テキサス』とはまた別種の形容し難い情感を生む。

母娘の正対する面会シーンもまた、仕切りを介して現在と過去を交錯させる。

息せき切って走る、フラッシュバックの中の娘。
揺れる水面上で、マジックミラーの背後で、喘ぐように嗚咽する現在の娘。
女優の呼吸が、ヒロインのキャラクターに文字通り生を吹き込んでいる。

そして疑似父子としての福山雅治と山崎光が
幾度もロケット実験を繰り返すシーンの清々しさは、その放物線の美しさと共に
『父ありき』の川釣りのシーンにこじつけたくもなる。

二人が横並びで座る駅舎のベンチシーン。
福山の誠実な語りの響きがいい。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 8点(2013-07-02 23:17:58)
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【点数情報】

Review人数 80人
平均点数 5.62点
011.25%
122.50%
233.75%
367.50%
456.25%
51620.00%
62126.25%
71417.50%
8810.00%
945.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 3.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 2.75点 Review4人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 2.50点 Review4人
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