ザ・クラッカー/真夜中のアウトローのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー

[ザクラッカーマヨナカノアウトロー]
Thief
1981年上映時間:122分
平均点:7.40 / 10(Review 20人) (点数分布表示)
ドラマサスペンス犯罪ものハードボイルドバイオレンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-07-16)【イニシャルK】さん
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監督マイケル・マン
助監督ピーター・ボガート(第1助監督)
キャストジェームズ・カーン(男優)
チューズデイ・ウェルド(女優)
ジェームズ・ベルーシ(男優)
ウィリー・ネルソン(男優)
デニス・ファリナ(男優)
ジョン・カペロス(男優)
ロバート・プロスキー(男優)
J・ジェイ・サウンダーズ(男優)
ウィリアム・ピーターセン(男優)
堀勝之祐(日本語吹き替え版)
小宮和枝(日本語吹き替え版)
玄田哲章(日本語吹き替え版)
高木均(日本語吹き替え版)
喜多川拓郎(日本語吹き替え版)
脚本マイケル・マン
音楽タンジェリン・ドリーム
撮影ドナルド・E・ソーリン
製作ジェリー・ブラッカイマー
製作総指揮マイケル・マン
美術メル・ボーン(プロダクション・デザイン)
ジョン・M・ドワイヤー(セット装飾)
編集ドヴ・ホウニグ
録音ドン・マクドゥーガル
ロバート・ニュードスン
字幕翻訳高瀬鎮夫
あらすじ
フランクは金庫破りのプロフェッショナルである。厳重な保安システムに守られた金庫の中から未加工のダイヤだけを奪うプロ中のプロだ。刑務所で人生の大半を過ごした彼は、失った人生を取り戻すために家庭を築きたいと切望している。しかしギャングのボスに弱みを握られ、利用された挙句に大切なものを奪われる。彼はすべてを棄てて復讐に向かう。  ジェームズ・カーンの男っぷりに打ち震えよ。タンジェリン・ドリームの音楽がアウトローの孤独と緊張を表現して秀抜。
ネタバレは禁止していませんので
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5.職人気質な男たちとスタイリッシュな夜の映像を撮らせれば天下一品、マイケルマンの映画デビュー作。良くも悪くも監督のエッセンスが凝縮された一作。シンセサイザーを多用した、タンジェリンドリームによる80年代感全開の妖しいBGMも、意外と映像とマッチしている。

物語そのものは非常にシンプル。たとえるなら、『鬼平犯科帳』に出てくる本格派の盗人を主人公にしたような話。昼間はしがない勤め人、夜は凄腕の盗人。長い牢屋暮らしを経て、最後のお務めを果たした後は、足を洗って堅気に暮らしたい…。書き起こすと、そのまんま鬼平犯科帳にも流用できそうなプロットをしている。池波正太郎の世界観が好きな人は、きっとこの作品を好きになれるだろう。

プロットはシンプルながら、ディティールへの異様なこだわりが、作品に独自の色をつけている。金庫破りの手口は、実際に犯罪者たちが行っていた手口を再現したものだという。金庫破りを達成したあとのジェームズカーンの表情が特に印象に残る。この一連のシーンが映画のハイライトになっており、実はそれからあとの展開は蛇足のようなものだ。身辺整理とはいえ、妻を追い出したり、家や仕事場を爆破したりと、無茶な展開が多い(マン監督の悪いエッセンスが出ているのはここ)。

マイケルマンの原点ということで、少し甘めの8点評価で。
nakashiさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2021-07-14 07:46:32)
4.《ネタバレ》 日本国内での鑑賞が長らく困難な状況にあった本作がいよいよDVD化ということで早速飛びついてみたのですが、”伝説の作品”と呼ばれるだけの映画だと思いました。鑑賞前には「マイケル・マンの名声とともに評価が独り歩きした映画なのでは?」という不安もあったのですが、その不安を軽く吹き飛ばすクライムアクションの傑作でした。。。
本作は、マイケル・マンがその後30年の監督人生で扱うすべての作品のプロトタイプとでも言うべき仕上がりとなっており、マイケル・マンのすべてが詰まっています。ディティールに対する異常なまでのこだわり、音楽と映像面での独特の美学、職人気質の男たち、一匹狼ではなくチームで行動する犯罪者集団、プライベートを捨てて対決に臨むクライマックス、これらすべてが本作で出揃っているのです。特に「ヒート」との類似は顕著なのですが、かっこつけまくりだったデ・ニーロに対して本作のジェームズ・カーンはその思いをはっきりと喋ってくれるので、物語の理解については本作の方が容易ではないかと思います。カタギの幸せに憧れながらも、ヤクザ者の自分にとってそれは幻であることを悟ったカーンが、ヤクザとしての落とし前をつけに行くラストには「ヒート」を上回る興奮がありました。。。
なお、本作については”コンバットシューティングを採り入れた初の映画”という触れ込みがありますが、銃撃戦はクライマックスにチョロっと出てくる程度なので、その線ではあまり期待されないように。
ザ・チャンバラさん [DVD(字幕)] 8点(2012-06-11 01:39:12)
3.《ネタバレ》 「作家性が強い映画監督のデビュー作にハズレ無し」の私の持論を見事に証明してくれる傑作。まるで地下鉄工事現場の様なもの凄い騒音をたてるオープニングの金庫破りシーンからもうぐいぐい引き込まれます。ジェームズ・カーンの不器用だが金庫破りのプロとしての矜持を保つ漢っぷりはまさにハリウッドの高倉健と呼ぶにふさわしく、彼のフィルモグラフィ中最高の演技でしょう。タンジェリン・ドリームの起用も大正解で、マイケル・マンのセンスの良さを見せつけています。面白いのはジェリー・ブラッカイマーがプロデューサーに名を連ねていることで、こいつも若いころは真面目に映画に取り組んでいたんだなと見直しました。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-01-18 01:37:16)
2.とにかく主演のジェームズ・カーンがカッコ良かった・・・二枚目って感じじゃないけど”男”って感じが最高に良かった。カーンの出ている映画をすべて見ているわけではないのですが、少なくても今まで見た出演作の中では、この映画のカーンが一番好きです。クライマックス、家族を逃がし、自分の家を燃やし、殴りこみに行く所なんかカッコよすぎる!音楽も映像にハマって最高。
カズゥー柔術さん 8点(2004-01-25 02:42:13)
1.ジェームズ カーンのあまりの渋さにクラクラくる一本。これがハードボイルド。 
マットさん 8点(2002-11-11 18:08:28)
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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 7.40点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4210.00%
515.00%
6210.00%
7420.00%
8525.00%
9525.00%
1015.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人
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