妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ

[ツマヨバラノヨウニカゾクハツライヨスリー]
2018年上映時間:123分
平均点:6.89 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-05-25)
公開終了日(2018-11-07)
ドラマコメディシリーズもの
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タイトル情報更新(2024-03-04)【イニシャルK】さん
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監督山田洋次
助監督平松恵美子
キャスト橋爪功(男優)平田周造
吉行和子(女優)平田富子
西村まさ彦(男優)平田幸之助
夏川結衣(女優)平田史枝
中嶋朋子(女優)金井成子
林家正蔵(九代目)(男優)金井泰蔵
妻夫木聡(男優)平田庄太
蒼井優(女優)平田憲子
小林稔侍(男優)周造の同級生 角田
風吹ジュン(女優)小料理屋の女将 かよ
藤山扇治郎(男優)中村巡査
立川志らく(男優)刑事
広岡由里子(女優)
北山雅康(男優)
木場勝己(男優)創作教室の先生 高村
笹野高史(男優)泥棒
笑福亭鶴瓶(男優)タクシー運転手(特別出演)
片岡富枝(女優)入院患者
橋口恵莉奈(女優)
原作山田洋次
脚本山田洋次
平松恵美子
音楽久石譲
撮影近森眞史
製作大谷信義(製作代表)
木下直哉(製作代表)
松竹(「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」製作委員会)
テレビ朝日(「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」製作委員会)
BS朝日(「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」製作委員会)
講談社(「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」製作委員会)
木下グループ(「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」製作委員会)
博報堂(「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」製作委員会)
朝日放送(「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」製作委員会)
読売新聞社(「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」製作委員会)
松竹ブロードキャスティング(「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」製作委員会)
製作総指揮迫本淳一
プロデューサー深澤宏
制作松竹
配給松竹
特撮オダイッセイ(VFXスーパーバイザー)
美術倉田智子
横尾忠則(タイトル/ポスターデザイン)
編集石井巌
石島一秀(編集助手)
録音岸田和美
照明渡邊孝一
その他久石譲(指揮)
松竹衣裳株式会社(協力)
東京現像所(現像)
一龍斎貞友(予告編ナレーション)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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4.《ネタバレ》 夏川結衣さんの家出が中心の物語。
そこに至る過程が丁寧に描かれており、昨今話題の家事労働についても考えさせられる良い内容でした。
ボンクラっぽい二人の子供役も、両親の喧嘩の行方を心配するところなんかは、なんとも切なくっていい脚本だなぁとしみじみ。
すっかりこの作品のファンになってしまった自分としては、この家を支える夏川結衣さんの『ただいま』を心から祝福したい気になりました。
お母さんっぽくて、それでいてとても綺麗な夏川さん、たしかに旧友の言うとおり地元でスナックなんかやったらはやりそうですけど(笑)
今回は『奥様』がテーマの作品でしたが、三作重ねることで、いよいよ橋爪功さんが日本のゴッドファーザーのように見えてくるから困ったものです!
ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 8点(2019-12-07 15:59:30)(良:1票)
3.《ネタバレ》 シリーズ第3作。前作は山田洋次監督の「男はつらいよ」シリーズ以前の作風のようなブラックさがあり、面白かったんだけど今更そこまで戻るのかという疑問も残った。3作目となる今回は1作目のような雰囲気に戻り、安心して見ていられる映画になっている。初期の山田監督のブラックな喜劇も個人的には好きなのだが、やはり、山田監督はブラックな作風よりもこういう安心して見れる作風の喜劇のほうが良い。それに、今回も「男はつらいよ」を思わせるシーンが多く、うたた寝をしている間に泥棒(笹野高史)に入られ、へそくりの大金を盗まれてしまった妻(夏川結衣)を夫である長男(西村雅彦)が責めるシーンなどはいかにも寅さん的(「そういう言い方はない」というセリフも「男はつらいよ」シリーズで何度も出てくる。)だし、1作目のレビューでも書いているが、家族が些細なことからすぐけんかになるのも「男はつらいよ」シリーズを思わせている。家に泥棒が入るというシチュエーションも山田監督が監督を手掛けた回ではなかったが「新 男はつらいよ」の財津一郎をつい思い出して笑ってしまった。そして次男(妻夫木聡)が妻(蒼井優)といっしょにおばあちゃんを捜しに行く場所がまさかの柴又というのがニクイ。これはもう、山田監督の「男はつらいよ」シリーズへの思い、ファンへの思いというものが感じずにはいられない。(このシーンではとらやの面々や御前様、源ちゃんらがどこからか出てくるのではとつい思ってしまった。)サブタイトルが戦前の成瀬巳喜男監督の映画のタイトルからの引用であることからも分かるように、長男が妻を迎えにいくクライマックスの大雨や稲妻、創作教室の先生(木場勝己)が朗読する林芙美子の小説など、成瀬監督を意識しているのが分かるし、山田監督が成瀬監督のファンで、受けた影響も大きい監督なんだというのがよく分かる。(成瀬作品、あまり見ていないのだが、本作を見終わって久しぶりに見たくなった。)それにしても、この映画に登場する平田家は家族になにか問題が起こるとすぐに家族会議を開くなどいつもながらにすごく団結していて、見ていていつもこういう家族っていいなと思うし、自分もこの家族の一員でいたい、そういう気持ちになってしまって、シリーズをずっと見ているからか、この家族がすごく身近な存在に感じる。このシリーズは母親も好きで一緒に見ることが多いのだが、長男の妻が家出するところから話が始まっている今回はこの長男の妻にとても共感したようで、見終わってすごく面白かったと言っていたし、ぼくも母親に対する感謝の気持ちでいっぱいになることができた。シリーズの次回作があるかはどうかは分からないが、もう2、3本はこのシリーズの新作を見たいなぁ。最後にこれも1作目のレビューでも書いたことなのだが、山田監督はシリアスな映画もいいのだが、いつまでも喜劇映画を撮り続ける監督であってほしい。心からそう思う。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 8点(2019-03-17 01:08:59)(良:3票)
2.《ネタバレ》 シリーズ第3弾のテーマは「主婦の賛歌」。つまり、お母ちゃんの有り難み。お母ちゃん、へそくりパクられて怒られて出て行ってしまう。おばあちゃんも腰痛でダウン。おじいちゃんによる代家事はハチャメチャ。相変わらずマヌケ面が面白すぎ。ネンジくんは役名を変えて再々出演。夫婦愛について悩み、再確認し、心揺さぶられる場面もある。今作で描かれたおなじみ三世代家族の日常の中には、笑いと涙が共にあった。傑作の域。
獅子-平常心さん [映画館(邦画)] 8点(2018-06-16 20:25:02)
1.《ネタバレ》 山田洋次監督による家族はつらいよシリーズ3作目は夫婦の離婚危機、1作目に戻った雰囲気を感じる作風になっている。1作目でも見せた寅さんを思わせる場面が散りばめられていて、山田洋次監督からの寅さんファンに対する思いを描こうとしてる。例えば、泥棒騒ぎの後の会話、奥さんを責める亭主、馬鹿な亭主の妹がお兄ちゃんと呼ぶシーンの寅さんと妹さくらのやり取りみたいな感じや、柴又での蒼井優と妻夫木聡の二人の場面、柴又を舞台に持って来る辺り、寅さんファンなら思わず笑ってしまうシーンがあるので前作より楽しく見ることが出来ました。それとは別に今回の作品を見て、山田洋次監督が小津監督だけでなく、成瀬巳喜男監督を意識している。オマージュの様な場面もあって、山田洋次監督が成瀬巳喜男監督を尊敬しているのがよく解ります。西村まさ彦が家出した奥さんを迎えに行く場面の描写、あれは明らかに成瀬巳喜男監督の稲妻という映画を意識しており、好きなんだということが分かります。それにしても毎度ながら特上の鰻を注文して食べる家族達を見て、こんな家族の仲間に入りたいと思わずにはいらなくなります。最後にもう少しだけ!山田洋次監督、80歳を超えてもまだまだ積極的な映画作りには毎度ながら頭が下がります。これからもまだまだ沢山の映画、それも笑える喜劇を作り続けて下さい。いつまでも長生きしてください。
青観さん [映画館(邦画)] 8点(2018-05-25 19:20:08)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.89点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4111.11%
500.00%
6222.22%
7222.22%
8444.44%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 8.00点 Review1人
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