1.「”未来のミライ”とか言って、どうせまた親が主人公なんだろ?」と思って見たが、外れた。
もっと幼い4歳児が主人公だった。
しかしそこは細田守。リアルと言えば聞こえはいいが、実際に4歳児がこの映画見てもおそらく楽しくない。
大人から見た、現実の子供像だから。
作品の世界観はおそろしく狭く、ほぼ自宅だけ。
それでいて飽きさせない演出は流石。特に飼い犬が楽しい。
ただ、クライマックスは「そう来たか!」感はあったけど、もう少し派手さが欲しかったかなあ。
それでも、映画館を出た後、いつもの何気ない街並みが愛おしく見える「細田節」は健在。
派手さは少ないけど、今回もレベル高いです。