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未完成交響楽(1933)

[ミカンセイコウキョウガク]
Leise Flehen Meine Lieder
1933年オーストリア上映時間:88分
平均点:6.77 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画音楽もの伝記もの
新規登録(2003-07-27)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2014-10-08)【ESPERANZA】さん
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監督ヴィリ・フォルスト
キャストハンス・ヤーライ(男優)フランツ・シューベルト
マルタ・エゲルト(女優)エステルハージ家令嬢カロリーネ
ハンス・モーザー(男優)質屋
ルイーゼ・ウルリッヒ(女優)質屋の娘エミー
脚本ヴィリ・フォルスト
ウォルター・ライシュ
音楽ヴィリ・シュミット=ゲントナー(音楽スーパーバイザー)
作曲フランツ・シューベルト交響曲第7番ロ短調「未完成」/「白鳥の歌」より「セレナード」他
主題歌マルタ・エゲルト"Sag mir's immer wieder"
撮影フランツ・プラナー
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3.シューベルトの交響曲第7番が未完成に至る物語。エミー、カロリーネ、シューベルトの心模様と三者のどうにもならない恋の成り行きが何とも切なく、セレナーデを始めとする楽曲がその思いを更に掻き立てます。ユーモアの洒脱なセンス、ハッとするショットの数々も印象深く、作品の完成度の高さに驚きます。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2012-05-07 00:30:20)
2.アバンタイトルの風景画が粋にドラマへの導入を果たす。

ヴァイオリンを愛おしそうになでる手、ガラスに映る主人公のシルエットと、窓口を介したシューベルト(ハンス・ヤーライ)と質屋の娘(ルイーゼ・ウルリッヒ)の出会いのカットバックがまず素晴らしい。

質屋のチャイムの音色はさりげなく反復対比され、主人公の心情表現として響き、その窓口で娘が客を応対する声音の対比も、彼女のときめきを伝える。

あるいは彫刻の破砕音が凶兆を仄めかすなど、歌曲・楽曲だけでなく、風物を含めた様々な音響の活用にもトーキー初期の意欲が漲っている。

一方、天秤やメトロノームといった小道具の活用や、縦横無尽の巧みな移動ショットの充実ぶりも眼を瞠る。

小津のトーキー第一作『一人息子』の劇中にも借用された、マルタ・エゲルトが走る麦畑の横移動ショットがやはり際立って見事だ。

『一人息子』の日守新一は横で居眠りする飯田蝶子に目をやりながら、スクリーン上の主人公の姿に身につまされたのかも知れない。
ユーカラさん [ビデオ(字幕)] 8点(2011-11-12 17:00:43)
1.「この曲が終わらざるが如く、我が愛も終わらざるべし」……ん? 逆だったかな? ま、どっちでもいいや。とにかくこの一語にやられました。ラストがとても切なくて、胸に余韻を残します。シューベルト好きでない方にも是非観ていただきたい一本です。
Kさん 8点(2003-12-31 00:33:19)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.77点
000.00%
100.00%
200.00%
317.69%
400.00%
517.69%
6215.38%
7538.46%
8323.08%
917.69%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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