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[ツチ]
1939年上映時間:142分
平均点:7.25 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画小説の映画化
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タイトル情報更新(2023-08-02)【イニシャルK】さん
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監督内田吐夢
キャスト小杉勇(男優)勘次
山本嘉一(男優)卯平
山本禮三郎(男優)兼博労
長尾敏之助(男優)駐在巡査
紅澤葉子(女優)おあき
風見章子(女優)おつぎ
原作長塚節
脚本八木隆一郎
北村勉
音楽乗松明広
撮影碧川道夫
配給日活
美術堀保治
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1.戦前の日本のリアリズムは、ちっとも戦後のイタリアに負けてなかった。演技、顔の表情も素晴らしい。背景に土地を含む構図も見事。いくつかの場面を思い返してみよう。風見章子が友だちを見送る場面、川原で木を拾っているその荒涼とした風景、遠くの舟との呼びかけあい。表情を抑えているところがいい。夏の水運び、つまずいて転んだりは決してしない、そういうときは桶を置いて休むのだ、それだけ水は大事に扱う、リアリズムの精神はこういうところで発揮される。雨乞いの太鼓をずっとバックで鳴らし続ける。収穫、苦しい場面を続けざまに押しつけるのではなく、仕事の喜びもちゃんと伝えてくれる。年貢(?)を運んで、その家で恐縮してご馳走になりながら帯の値段を尋ねる場面とか、火事のエピソード(長いショットで丹念に撮った迫力、知らせるのに田圃まで遠いいの)、人の家に飛び火してしまったことの疚しさのほうが先に来る、こんなところに村社会が見えてくる。セリフがよく聞き取れないのだが、父と婿の確執も重要そう。不完全なフィルム状態のままでも、傑作と言っていいだろう。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 8点(2010-01-07 12:01:09)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.25点
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200.00%
3125.00%
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8125.00%
9250.00%
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人
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