35.《ネタバレ》 あまり評判が良くなかったような記憶があったのですが、2012を見て終盤 の煮え切らない感じでモヤモヤしてた時に丁度やってたので録画して後日鑑賞しました。パニックものは結構見ていますが、寒波によって人類が存亡の危機にさらされるというのが他の作品にはない緊迫感があって面白かったです。父親が息子を助けに行くのが無茶過ぎる気はしますが、似たようなシチュエーションのバーティカルリミッドが あまりにも酷かった思い出があったのでそれと比べたらそんなに気にはならなかったです。 【映画大好きっ子】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2010-09-22 21:43:03) |
34.台風の目に入るところからのシーンが最高にイイ。違うだろうけど、この映画はあのシーンが作りたかったから作られた映画だと思ってしまう程。目に入る前の猛烈な吹雪が、突然快晴になる。快晴は普通穏やかなシーンなので、平穏が訪れるべき見た目なんだが、冷気が降りてくる事がわかっているので、それは嵐の前の静けさって事は重々承知で、まさにゴゴゴゴって感じ。ああいうシーンが個人的に凄く好き。あれがファンタジーで魔法とかだとダメで、冒頭からそういう恐怖があるって事を散々言っておいた上なので、ついに来た!って感じになる。それが静寂と共に訪れるあたりが格好良すぎる。冷気が降りてきている事を表現する為に、高層ビルが徐々に上から凍っていったり、アメリカ国旗がたなびいていたのに、それが一瞬で固まったりと、見えない敵を見事に表現している。あんな冷気を部屋にこもって火を焚くだけで退けるのか?っとか思ってしまうが、それを吹き飛ばす程に冷気が迫り来るシーンがいい。序盤の徐々に災害が発覚していく流れとかも文句なしに良いし、もっと評価されてもいい映画だと思った。 【六爺】さん [地上波(吹替)] 8点(2008-05-26 02:10:22) (良:1票) |
33.自然災害によって吹き飛んでゆく文明、この作品は地球を破壊し続けてきた人類への”戒め”がテーマだったと思います。メロドラマが下手に長引かず、CGも迫力満点、なかなかよかったです。 【maemae】さん [地上波(吹替)] 8点(2006-11-20 23:53:06) |
32.《ネタバレ》 なんか、エメリッヒ監督のの描くニューヨークはいつも黒いですねー。って他にゴジラしか知りませんけども。他の災害パニックと比べると、事前の盛り上がりが薄いうちに竜巻でビルが削れたり津波が襲ってきたり、そういうあっさりした雰囲気が恐かったです。でもちょっと登場人物が多すぎて、誰が誰なんだが訳のわからない部分もあったり(私だけか…)、津波の接近する速度が「野球マンガで球がピッチャーの手を離れてから30分経過してもまだ着弾しない」レベルにゆっくりなのが気になりました。副大統領がいきなり掌返してるのも、まあ、改心っちゃ改心なのですが、ちょっと都合よすぎかな。 でも、悪者として描かれている副大統領のほうが人情味溢れること言ってたりするんですよね(国民を見捨てないっていう)。ラスト、なんで図書館に篭ってた皆が大雪原を歩いてたのかも気になります。上に連絡は伝わってるし、迎えのヘリが来る事は解ってるのに、なんでわざわざ図書館の外に出て寒い中を歩いてるんだ……?? 【えむぁっ。】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-10-30 18:23:44) |
31.全くといっていいほど、期待していなかったが、楽しめてしまった。劇場で見たらもっと楽しかったのかな?音量を大きくしたのが吉と出たかな… 【シネマパラダイス】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-04-26 08:01:21) |
【くまさん】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-04-17 06:48:09) |
29.《ネタバレ》 批判の対象になり得る点は多々あるでしょうけれど、圧倒的なパワーを感じるパニック映画をひさびさに観ました。特殊効果を駆使して決して非現実的ではない大災害を表現している点は、一定の評価を与えられて当然でしょう。ハリウッドのパニック大作ですから、お決まりの展開ではありますし、クライマックス近くになってイキナリ「バーティカルリミット」やら「バイオハザード」から借りてきたようなシーンが出てきたりしますが、それも全体の展開の中では決して無用な模倣とも言えないでしょう。封切り時と異なり、現実の大災害が起きた直後では、「娯楽」と割り切ることはいささか不謹慎です。作品中の警鐘を決して聞き流さず、危機管理について考えてみることも必要ですね。 |
28.《ネタバレ》 今年の異常気象を考えると、近い将来取り返しのつかない危機が迫っているのは明白であり、そういう意味でも感慨深い作品であった。エメリッヒ監督にしては、アメリカ万歳ものになっておらず、そういうのを越えた解決策すらない人類の様子が描かれている。あの状況であれば、主役が家族第一で助けに行くもの納得出来る。しかし、CGはあれだけ凝っているのに、日本や他国への関心は相変わらず低いようだ。それとやっぱり狼・・出る映画を間違っている。温暖化により氷河期が訪れる理由もやり逃げの感がする。映画の中では副大統領が反省の演説をしていたが、実際は京都議定書を脱退するという有様で本当に暗くなる。小泉首相もこういう事にこそブッシュとの仲を活用すべきだろう。 【まさサイトー】さん 8点(2004-11-25 16:44:32) |
27.良かったです。映像に迫力があったから。人間ドラマには最初からあまり期待してなかったし。エメリッヒさんにはこういうストレートな映画もっと撮って欲しい。 【腸炎】さん 8点(2004-11-13 18:22:31) |
26.《ネタバレ》 この映画は漫画で言うならドラゴンボールのようなものだと思います。 要するに単純に楽しめるものだったら細かい事なんてどうでもよくなるんですね。 実写の映画だとつじつまの合わないことがあるとよく批判されるんですが、実写だから現実味のないことをしちゃいけないってわけでもないし、ていうか映画だからこそこういうことができるのであって、そこは評価したいと思います。 そもそもこの映画で絶対起こらないと断言できるものって一つも無いんですよね。 形は多少違うかもしれませんがあのような異常気象だって100%起こらない保証なんて無いんだし、最近の日本の気候の問題とも相まって、共感できる所はかなりあったと思います。 話の中でジャック(=デニス・クエイド)がサム(=ジェイク・ギレンホール)を助けに行くのがあり得ないと言う感想がよく友達とかから聞くんですが、実際あんなことになったら絶対ああやって家族を助けに行く人はいっぱい出てくるとオレは思います。ぶっちゃけた話、あそこに父親が行っても物理的に何の助けにもならなかったという気はしますが、あそこで重要なのは「父親が来てくれた」ってことそのものなんですね。もうそれだけでサム達は精神的にかなり救われたと思います。 ローランド・エメリッヒ監督の映画って「インデペンデンス・デイ」もこの映画もそのメッセージ性がよく現れていますね。「インデペンデンス・デイ」では人々が身分や人種に縛られる事のくだらなさを説いてくれ、今作では人の地球環境に対する扱いに警鐘を鳴らせてくれました。 ここまでわかりやすくメッセージを伝えてくれてるんだから、観た人にはそのメッセージをちゃんと受け取って欲しいと思います。 京都議定書に批准していながら経済的理由から途中で脱退したアメリカももちろん。 【TANTO】さん 8点(2004-10-22 21:34:45) |
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25.《ネタバレ》 面白いより怖い… 北半球を覆った3つの目玉(低気圧)を見て“チャーリー・フランシス・アイバン”を連想した 日本では、先週“マーゴン”が来たから『ま~来ん』と思ってたら“トカゲ”が近付いている… 自然災害は恐ろしい… 突っ込みどころ満載だけど、ハッピー・エンド?で良かったf^_^; 【栗頭豆蔵】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-10-15 22:02:46) |
24.この手の映画にしてはなかなかいい出来!よくあるパターンだけど、映像もいい感じだし、脚本もザ・コアにくらべればかなりまし。人類への警鐘になる映画とまでいうと、お笑い種だけど、アメリカ人あんまり環境問題興味ないからこれ見てちょっとでも気にしてくれるといいんだけど。それにしても凍りついたマンハッタンの映像はオシャレだった。自由の女神が台風で吹っ飛ばなかったのも映像的な都合なんだろうな。このジャンルの映画は低く評価されがちなのでちょっとおまけで。 【りょう】さん 8点(2004-10-15 03:19:34) |
23.パニックものとして普通に楽しめた。けど、このごろ地震とか台風とか多いからなんか不安・・・ 【ゲソ】さん 8点(2004-10-07 22:49:35) |
22.《ネタバレ》 ほとんど期待してなかったせいか、あえて面白く観ることができました。CG迫力ありました、やっぱり映画館でないと味わえないですね。でも唯一のCGミスは狼ですね。真面目映画なのに雰囲気壊してました。まああそこのシーンで必要だったのかもしれないけれど、この際狼じゃないキャラを設定した方がずっと良かったのでは・・?例えば、サム達と同じ目的で船に入った大人数人が彼らを発見する。だが既にサム達は食料全てを手にしていた。これを見た大人たちは豹変。なんとしても食料を手に入れようと、武器を手にサム達に襲いかかる!・・・はい。(「大人」ってところがミソなんです←まだ言う) |
21.《ネタバレ》 ローランド・エメリッヒが監督だけに、エンターテイメント的な要素が多く含まれているかと思っていたが、予想以上に奥の深い作品だった。まず、家族愛や友情を描くドラマ部分はディザスタームービーによくある話だったが、ラストの副大統領の演説では人類間での差別について取り上げるなど、ワールドワイドな展開になった。もちろん、今回の映画のメインでもあるディザスターについても世界を舞台にしている。環境問題や人種問題を世界中の人々が一丸となって取り組んでいく必要があるだけに、多くの人に観て欲しいと思う。私は息子を助けるためにニューヨークまではるばる足を運んだデニス・クエイドの父親の愛にも感動したし、息子を助け出した後のヘリの中でのあの笑顔は未だに忘れることができない。エメリッヒ監督の代表作である『インデペンデンス・デイ』ではアメリカ万歳を唱えた娯楽映画であったのに対し、今回は世界を舞台にした世界の人のための映画であったように思う。この作品を観て、一人一人が環境問題などについて考えて欲しい。 【新世紀救世主】さん 8点(2004-07-03 12:41:20) |
20.《ネタバレ》 環境問題が最大のテーマなんだろうけど、これを見て「よーし、明日から自然を守るぞ」などと前向きに思える人がいたらその人は偉すぎ。俺は「今から食い止められる問題ではなかろう」とこの映画を見た限りでは絶望しか受け止められず終いには「来るなら来いよ~」受け入れ体制万全になってしまっている。あんなん殺人雹とか超巨大竜巻とかデカ過ぎるハリケーンとかマイナス100℃とか・・・死ぬって正常なら。それにしてもCGは良かった。今までCGの映画は「どうだ、CG使ってるぞ」って何となくCGを使ってることが映画を良くしていると勘違い映画が多かった気がするけど、この映画は「CG使わなきゃこれくらいのことは出来ないんだよ」と映画を良くするのにCGを使ってる感じを受けたので良かった。ところで、デイアフタートゥモローと言うタイトルですが、なぜ明後日なのか俺なりの解釈では「ま、明日はどうにかなるだろう(助けられた次の日だから面倒くらいはみてもらえる)。だけど明後日はどうなんだろう?(何にも無くなってしまった困ったなぁ・・・)」このヤバイだろ~の明後日だと思います。 【taron】さん 8点(2004-07-01 00:07:58) |
19.《ネタバレ》 他の人も書いてるように東京の風景がバツだった。日本語はわりとちゃんと喋ってるけど店の人に「まいど」とか言わしちゃダメでしょ。東京のシーンまるまるカットしても良かったんじゃないのか。どのみちアメリカ中心でしか描かれないわけだし。ところで、急激に地球規模の気象変動が起きて、ごく短期間に氷河期に突入する説は、これまで聞いたことなかったんだけど、そんなに(ある確率で)信憑性ある話なの?恐ろしすぎて誰も本気で発表しなかっただけなのかな? 父子の再会のエピソードはまぁ刺身のツマです。強い父親ってのを絡めないとこの映画は少なくともアメリカでは観客をこれほど動員しにくいんじゃないかな。 【みか2号】さん 8点(2004-06-22 10:16:29) |
18.よかった~映画館で観て。これ絶対TVで観たらつまんないよね。色々ツッコミどころは有るみたいですけど、深く考えずあくまで映像に重点を置いて観れば迫力満点で充分8点の評価に値します。 【ハルポッポ77】さん 8点(2004-06-21 18:56:41) |
17.エメリッヒの映画の本質は、その「生真面目さ」にあると思う。いや、「優等生(おりこうさん)」だというんじゃなく、どこか“バカ”がつくほど「一本気(まっすぐ)」なところがあるのだ。 たとえばH・G・ウェルズの古典SF『宇宙戦争』を現代にリメイクしたなら(『ID4』)、やはり「タコ型(イカ型?)」風のエイリアンを登場させてしまう。あるいは、ファンのひんしゅくを買おうとも、あくまでゴジラの造型に生物的なリアリティを優先させる。さらに『パトリオット』みたく、善玉・悪玉をマンガチックなまでにはっきりと区別するのも、むしろ彼の「真面目さ」ゆえだろう。 その上で語られる「世界観」も、これまたボーイスカウト的(!)な単純さ・一本気ぶり。そこではアメリカ大統領が自ら戦闘機に乗って空中戦を演じ、(スパイク・リ-監督には「黒人奴隷の歴史を美化した」と批判されたが)黒人だけのユートピアめいたコミューンが、奴隷制のアメリカに存在しているのだ。いずれもエメリッヒにとって、「かくあらねばならぬ」という大上段の啓蒙的説教くささとはちがった、「かくあってほしい」という“まっすぐ”な理想として。 今回の映画においても、彼のその「生真面目さ」はいつにもまして発揮されている。ここでエメリッヒは、何よりも“寒さ”をいかに面白い映画に仕立て上げられるか、という一点においてひたすら「真面目」に取り組む。そして人類の危機に直面したとき、国家や人々は「どうあるべきか」ではなく、「こうであってほしい」と謳うのだ。…大国はエゴを捨て、人は最期まで愛と気高さを失ってほしくないという。 それを、あまりに単純すぎると失笑するのはカンタンだろう。というか、今どきそんなナイーブな「生真面目さ」など、ほとんど“バカ”扱いされるにちがいない(事実、エメリッヒ作品を「バカ映画」呼ばわりする風潮が、確かにある)。 けれど、“おりこうさん”ばかりがはびこる中、こうしたひたすら“まっすぐ”な人なり映画なりが存在していることは、少なくともぼくにとっておおいなる「救い」に他ならない。何だかんだ言われても、エメリッヒ作品にかくも観客が集まること自体、きっと多くのひとびともその「すがすがしさ」に惹かれてのことなんだ…と、ぼくは勝手に思うことにしている。 ローランド・エメリッヒ(の映画)は、理屈じゃなく、ただただ愛おしい。 【やましんの巻】さん 8点(2004-06-19 17:47:13) (良:5票) |
16.《ネタバレ》 環境週間のポスターに、この映画が使われているというのが、まず笑える。特撮&SF映画としては上出来といえるほど、面白かった。こういう温度では、こうなるんだーとか、こういう観測しているんだーとかいうような、単純な驚きが随所にあって、サイエンス・フィクションとしてきちんと楽しませてくれる作品だった。SF作品にこれ以上の現実的なツッコミをするのは野暮である。映像は迫力があったし、大まじめに環境問題をテーマにもってきて、こういうストーリーを練り上げるのも古き良きSFという感じでもある。主人公(子)と共に図書館にこもるメンバーの人選とか、大統領と副大統領の使い方とか、国境の場面とか、案外にかなり気を遣って話を構成しているような気がする。ラストが「インデペンデンスデイ」のごときアメリカ万歳なものにならなかったのも、時代を反映していると言うべきなのか・・・・・・。日本のシーンは確かに違和感があったが、その後の日本のが描かれることがなかったので、むしろ、冒頭に出したんだから最後もフォローしてくれよと思った。それにしても、この映画の隠れたテーマは理系VS文系なんじゃないだろうか・・・・・・? 日本は「理系離れ」と言われているが、理系離れしてたら、国家が滅ぶかも?! |