ギターを持った渡り鳥のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ギターを持った渡り鳥

[ギターヲモッタワタリドリ]
1959年上映時間:77分
平均点:6.20 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
アクションシリーズもの
新規登録(2004-09-21)【リーム555】さん
タイトル情報更新(2022-01-14)【イニシャルK】さん
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監督齋藤武市
助監督神代辰巳
キャスト小林旭(男優)滝伸次
浅丘ルリ子(女優)秋津由紀
宍戸錠(男優)ジョージ
中原早苗(女優)庄司澄子
渡辺美佐子(女優)リエ
金子信雄(男優)秋津礼三郎
青山恭二(男優)安川
白木マリ(女優)ダンサー
青木富夫(男優)
二本柳寛(男優)沼田刑事
木浦佑三(男優)庄司明夫
弘松三郎(男優)馬場
野呂圭介(男優)サブ
原恵子(女優)小料理屋のおかみ
神戸瓢介(男優)
原作小川英
音楽小杉太一郎
作曲小杉太一郎「地獄のキラー」
主題歌小林旭「ギターを持った渡り鳥」/「地獄のキラー」
撮影高村倉太郎
企画児井英生
配給日活
美術坂口武玄
編集近藤光雄
録音米津次男
照明大西美津男
その他IMAGICA(現像)
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1.雄大な山肌を背にした一本道を荷車が往くファーストショットから素晴らしすぎる。 灌木が疎らに散らばる平原。あたかも演出されたかのような雲の表情。それはいかにも北米西部の荒野の風情だ。函館方向と大沼方向を示す道標から、背後の山が北海道大沼の駒ケ岳とわかる。  続いて函館山から俯瞰した市街、その夜景、そして歓楽街の街路へと画面は移り、バーの店内ではアメリカ人らしき船員らが揉めている。そのバーの長いカウンターテーブルの美術がまた彼国風でいい。 そこへ至る一連の流れも鮮やかだ。  映画は港の倉庫街、連絡船乗り場、湾内の堤防、函館独特の坂道などを奥深いパースを用いながらシネスコ画面を目一杯使って的確にフレーミングしてみせる。  とりわけ、序盤で通りがかりの子供のために風船を買ってやる小林旭の、橋を使った縦構図のロングショットなどは絶品だ。  洋上の船の荒々しいローリングも素晴らしく、ロケーションの魅力が全編に亘って存分に詰まっている。 その揺れる船上で対決する小林旭と宍戸錠も相当なタフであり、殴り合い主体の擬斗シーンもカットを割ることなく、持続的なアクションを当人が見事にこなしている。  ビリヤード台を挟んだ二人の、因縁の対決の瞬発性。 主人公の過去を数ショットに留め、多くを語らない経済性。 シンプルな物語を効率よく語りながら、主題歌のメロディを明確に印象付けてしまう洗練された技能。  それらが、充実しながら無駄のない77分を創り出している。 
ユーカラさん [DVD(邦画)] 8点(2012-02-26 21:51:53)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 6.20点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5330.00%
6330.00%
7330.00%
8110.00%
900.00%
1000.00%

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