193.当たり前な話、(俺にとっては)超名作の「ダイ・ハード」を今時の邦画が簡単にリメイクしきれるはずがありません。ストーリーは本家と比べてとても薄っぺらいわ、突っ込みどころも満載だし「ふざけてんのか?」としか思えない出来。アクションシーンにとってもマシンガンの描写が軽すぎて銃撃戦も楽しめない。俳優陣の演技もイマイチ。特に松嶋奈々子と人質たちの演技は壊滅的です。マシンガン持ったテロリストが辺りウロウロしてんのに全然ビビって無い。「スキー実習でちょっと気分が悪くなって休憩してる中学生」って感じの演技ですよ。それは。それと奈々子さん。あなたの銃撃シーンには心底驚きますた。反動全く無いですねぇ。いや、ホントに凄いですよ。あんた立派なソルジャーだよ!素晴らしいっ!えーっと結局本作は「ダイ・ハード」をベースとした邦画の新境地を開拓しようとした結果何も開拓できてないし、進歩も出来なかったつー事ですね。けどこの映画観て俺が邦画に対する険悪感をより高めてくれた事に関しては新境地開拓とは言えるけど。 【エージェント スミス】さん [ビデオ(字幕)] 1点(2004-07-11 15:28:04) (良:1票)(笑:2票) |
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191.日本映画においては珍しい本格的なアクション大作ということで応援したくなる作品だったのですが、残念ながらまったく面白くありませんでした。日本映画特有のモッサリ感が作品全体を席巻し、アクション大作らしからぬ鈍重な空気が見せ場の迫力だとか展開の面白さだとかをすべて殺してしまっています。さらには、目ん玉ひんむいて大声で叫ぶことが「熱演」とされる日本映画特有の過剰演技も作品の足を引っ張っていて、予算とか技術以前の部分において、日本映画にはアクション大作をやる土壌がないということを再認識させられました。数日に渡って雪山を走り回っているにも関わらずキレイな顔の織田裕二、スノーモービルで全力疾走しようが、銃で撃たれて失神しようが化粧も髪型も乱れない松嶋菜々子の顔を見るにつけ、ガッカリ感はさらに増幅するのでした。日本映画界は、作品のために役者の顔を汚すということすら出来ないのかと。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(邦画)] 3点(2011-02-27 21:07:32) (良:1票) |
《改行表示》190.《ネタバレ》 今思えば、この作品で邦画の娯楽アクションの質が決まってしまった気がする。テーマは面白そうだしキャストも豪華なのに、結局脚本が糞という。荒唐無稽であり得ない展開を平気で入れる。こういう駄目な脚本家を何時まで経っても切れないから邦画には未来が無いのだ。織田裕二が幾ら暑苦しい男であっても、極寒の中濡れた服で平気でいられたらリアリティーは吹き飛ぶというもの。あと松嶋菜々子は単なるお飾りだし、警察は無能、テロリストは勝手に自滅していく。最悪はホワイトアウトという現象が関係ない序盤で出ただけという事。 【まさサイトー】さん [地上波(邦画)] 3点(2007-12-30 06:46:19) (良:1票) |
189.原作読む時に、かなり期待して読んだものでした。で、まあ確かに、「ダイナミックな設定」と「意外な展開」というオモシロ小説の王道に正攻法で挑戦した点、結構楽しんで読んだのですが、王道である分、そこに+αが無いと、強い印象は残せない。そこがちょっと弱くて、敵との応酬は良いのだけど、肝心のサバイバル描写が、「富樫君よく頑張りました、の巻」ってな感じ、いささかスーパーマン過ぎる。で、これを映画化。ホレ見てみぃ、映像にしたらもう、スーパーマンぶり丸出しになってしもうた。この辺り、どうやって説得力を持たせるか、ですよね。しかし、一方では逆の問題もあり、冬山を舞台にする以上、映画は徹底的に登場人物を寒さで痛めつけ、映画を観ている人々までも寒がらせて欲しいところ。「アレ何だかそんなに寒く無さそうだなあ」って見えちゃうシーンは極力無くして欲しい。しかしそんな事したら、富樫君、というか、織田裕二ホントに死んじゃうかも、というジレンマが。だから、どちらかを犠牲にするしか無い。ストーリーをもう少し端折るなり織田裕二を犠牲にするなりして、寒くてコワい映像演出を徹底するか。それとも、ストーリーのオモシロさを徹底的に追求して、多少の不備は目をつぶるか。本作は中途半端なところにとどまってしまった気がします。でも、こういう日本発の大作アクション、今後も期待してますヨ! 【鱗歌】さん 6点(2004-08-13 11:58:38) (良:1票) |
《改行表示》188.《ネタバレ》 ん??この作品は ダイハードとクリフハンガーのパクリでつか?^^; まぁ俺的には 結構面白かったと思いますよ。でもこの作品思ったほど ヒットしたって噂聞きませんでしたよね。。 イケテタのになww ええええ、クライマックスシーンに わざとスノーモービル爆破して ダム内部に雪崩起こさせるシーンあったじゃないですか。あそこは おおおおおおおおおっ て感じで感動しますた^^ 織田裕二ファンなら見といて損ないですよ^^ 【アキト】さん 6点(2004-07-09 00:48:37) |
187.松「島」とか「奈々子」とか誤表記されるコトの多い松嶋菜々子には何とな~く親近感。何故かって?それは私のHNも誤表記(へにょへにょ、へちょへちょ、へなちょこ、へっちょちょ、etc‥)されまくりだったから…。共通項はどちらも間違えられても大して違和感ナシ!ってトコかな。え?一緒にするな?こりゃ又、失礼致しやしたっと。 【へちょちょ】さん 4点(2003-12-14 18:43:47) (良:1票) |
186.邦画が決してつまらないとは思わないけど、評価が高い作品ってのはコメディだったり、ドラマだったり、昔の映画だったりってのがほとんど。だけどこの作品は、邦画では珍しいぐらいに金をかけたアクション映画。真保裕一の原作に織田裕二と松嶋菜々子という豪華キャストで鼻息荒く作り上げた映画である。つまりハリウッドにガチンコの勝負を挑んだ映画だと私は踏んでる。しかし残念なことに、見事に返り討ちにあったわけである。あまりにきれいに砕け散ったためなかなか記憶から消えない映画となった。ただその勇気に敬意を表したい。そして、これが日本のアクション映画の節目となるような作品になることを願ってやまない。なんつって。 【ブン】さん 5点(2003-11-07 18:29:08) (良:1票) |
185.原作は、父の癌手術中の時間つぶしに読んだのですが、その状況を忘れて熱中するくらい面白かった。原作は静と動をきちんと捕らえていてメリハリがあるのに、映画版はまったく無し。主人公が極寒で戦い続けるためにどれだけ精神力を振り絞ったか全く描かれていないので、ダムの水に押し流されても平気な変人の映画になっている。 【タヌキ寝入り】さん 3点(2003-06-19 09:35:14) (良:1票) |
184.ほぼリアルタイムで学校の上映会で鑑賞。何もかも中途半端で既視感づくしの劣化版『ダイ・ハード』。いくら邦画がハリウッド風の娯楽大作を撮っても、結局その程度のものしか作れないし、見たあと何も残らない。ネットの普及もあり、このあたりから先人たちの遺産を食い潰す現状が可視化していった。観客も馬鹿ではないが、ホワイトアウトの如くもう視界に入っていないのだろう。お偉いさんとスポンサーへの忖度しか作ってない自己満映画です。 |
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《改行表示》183.《ネタバレ》 雪が轟々と吹きすさぶ山奥にテロリストが占拠。人質もダムも俺たちのものだ! それに一人で立ち向かうはマクレーン…ではなく織田裕二。 そう、これは織田裕二版ダイハード。彼は日本のブルース・ウィリスになったのだ! 映画のスケールも大きくアクションも満載。かなり気合いが入っていますね。 しかも主人公は立ちはだかる敵を次々と殺していく、最近の邦画には無いアメリカンなアクション洋画を意識した作りは面白いです。 それに織田裕二は日本人、しかも一般人。銃を持った事すらない人間が銃を扱えていく様が結構細かく描かれているのが良いですね。 ストーリーも敵の中でも二転三転状況が変わったりと、刻々と変化する状況が見ていてとてもハラハラします。 しかしこの映画、外の景色はどこも白いので織田裕二のいる場所や位置がわかりにくく、吹雪の中をゴロゴロ進んでいくシーンが多いのが残念です。 当時かなりプロモーションされた映画だけあって、かなり気合いの入った和製アクション映画でした。ただやっぱり二時間は長く感じます。 ラスト自分的好きだったシーンは一度も織田裕二と松嶋菜々子が言葉をかわさなかったところですね。なかなかヒーロー感がありました。 【えすえふ】さん [DVD(邦画)] 5点(2016-10-11 00:43:05) |
182.まあ粗はあるけど展開もまずまずで悪くない。 【noji】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-06-29 18:07:10) |
181.私にとって織田裕二といえば「BEST GUY」なんですが、またまたやってくれました。「ダイ・ハード」もどきながら、当作には遠く及ばず、サスペンスのはずなのに時間がまったりと過ぎていきます。テロ集団側の意図も作戦も内部崩壊の理由もよくわからんし。いろんな意味で寒~い作品なので、夏場に涼を求めるなら一縷の価値はあるかもしれません。もう10年以上も前の作品というのは、ちょっと驚きですが。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2013-04-21 01:50:17) |
180.《ネタバレ》 背景の省略できるところは省略してどこまでもアクションと対決に徹するなど、頑張っているのは分かるんですよ、頑張っているのは。だけど・・・制作側のセンスの上でのいろんな弱点がもろに足を引っ張ってしまいましたね。まず、セットや映像が綺麗すぎ、明るすぎ。その上で、せっかくダムを舞台にしていながら、ダムの雄大さ、堅固さを示す映像がほとんどない。つまり、その辺の山小屋を舞台にしているのと同じなのです。そしてやっぱり、終盤では変な感傷的表現の大暴発。流れと統一性を破壊しているのに気づかないのかな? 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2013-03-31 23:08:33) |
【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-03-21 09:57:24) |
178.《ネタバレ》 あんまりこーゆー言い方は好きじゃないんですが、邦画のアクション映画としては良かったほうじゃないかと思います。織田裕二さんの役者としての個性がいい具合にハマった作品だと思います。なかなかいませんよ、この手の作品でこれぐらい見せられる人って。 【ろにまさ】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-02-28 17:35:55) |
177.《ネタバレ》 ダムがテロの武器となる良アイデア。織田裕二が一人でテロ組織に立ち向かう姿はよかった。(かなり無謀であるが。)たが、松島菜々子のキャラがいまいち。なんかもっと目立ってもいいポジションのような気がした。 【たこちゅう】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-03-28 23:09:13) |
176.《ネタバレ》 どんなに吹雪こうがどれだけ雪中にいようが織田裕二の顔には雪が積もらない。時々パウダースノーが積もるのみ。顔を見せたいのはわかるが、それじゃ全く極寒が伝わらない。大昔、凍傷で黒く焦げたような植村直己の顔を見たことがあるが、その顔だけで極寒の過酷さは伝わったものだ。映画『植村直己物語』主演の西田敏行だって撮影中に顔を凍傷でやられたって聞いたぞ。寒いのいやならせめてメイクで極寒を伝えようよ。せめて眉毛を凍らせようよ。普通にスキーしてたって天候ひどいときは眉毛もまつ毛も凍るっての。極寒の中、長距離を歩ききった主人公。そのことを伝えるのはその距離を表す数字と中村嘉葎雄の驚きのセリフでしかない。中村嘉葎雄のねぎらいの言葉はひたすら空々しく響くのである。あと、松嶋菜々子を抱き上げて雪中歩く姿のなんて滑稽なことよ。いや、松嶋がデカイからじゃなく(それもあるんだけど)、あの抱き方はないでしょ。おぶれ。 【R&A】さん [映画館(邦画)] 3点(2010-10-20 15:24:09) |
《改行表示》175.日本のアクション映画にしちゃ上出来だと思います。 初見ではハラハラドキドキした憶えがありますし。 どうしても時間と共に劣化しちゃうのは残念ですが。 【タックスマン4】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-09-19 00:34:16) |
《改行表示》174.《ネタバレ》 歳がばれるのであれですが、70年代にテレビのアクション物で興奮したクチです。 今見るとかなりイタいかもしれないけど、大都会とか西部警察は当時の洋画と比べてもアクションはそれほど遜色なかったと思っています。(子供だったからすぐ興奮したのかもしれないんですが) 時代が過ぎる中でどのあたりかわからない(たぶん80年代のどこか)のですが、ハリウッドがインフレになったせいなのか、自分が歳をとったせいか日本のアクションは刺激が感じられなくなってしまいました。 それなら見なきゃいいんですが、つい見ていつもがっかりしてます。本作は雪山ロケやアクションの撮影でもすごく頑張っているのに、頑張っているなというところに神経がいくあたりが脚本にもアクションにも力がなかったのでしょう。 それから松嶋奈々子はダムにいなくてもストーリーに影響がないし、むしろ遠隔地にでもいてもらった方があっさりして良かったと思うんですが。ラストなんかあれは失笑物でした。 【飴おじさん】さん [地上波(邦画)] 4点(2009-08-10 22:43:27) |